しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

J南高校映画部OB会戦場へ!(4)岐阜基地航空祭2011

2011-12-30 23:03:38 | 映画部OB会行事

Photo 2011年11月27日(日)

うす曇り。この季節、美濃地方は荒天が多いらしく、これでも好しと思うべきなのでしょう・・・。宿を出て各務原市にある航空自衛隊岐阜基地へ向かいます。昨日は戦国時代の戦場に。今日は、現在の戦場?にやってきました。本日は航空祭。基地の周辺は来場者で混雑しています。車を基地近くでとめる事は諦め、金目校長と人間ミサイル氏は離れた場所に駐車する為、残りのメンバーを基地近くでおろし去って行きました。車の2人は折りたたみ自転車で基地に駆けつける予定です。車を降りた3人はコンビニでレギュラーコーヒーを入れてもらいました。店の前で朝の一杯をいただいていると、低空飛行のF2が突然、影を落とします。次の瞬間、大音響と衝撃で辺りが揺れます。衝撃でコンビニに駐車していたレクサスの盗難防止装置がわんわん鳴り出し、我々の手にした紙コップからコーヒーが、こぼれる・・・。<これがソニックウェーブ?>

周辺にいた人も、誰もが何故か苦笑い・・・。何か期待出来そうな、何か起こりそうな不安を抱いて、南地区側から基地に入場します。

阿波影、江戸紫褒太郎両氏はシャトルバスに乗って地上展示機がありメイン会場となっている北地区を目指します。私のみ、南地区に残ります。南地区には引退したF104等の懐かしい機体こそ多くありますが、それ以外はほとんど見るものがなく、少々退屈な場所かもしれません。が、このエリアに多くのカメラマンが集結しています。砂糖に群がる蟻のように・・・。光線状態から、飛行中の機体の撮影にはこのエリアが適しているから・・・。そして私も蟻の一匹としてその瞬間を待ちうけます。この基地は航空自衛隊で運用する航空機等の試験を行う部隊、飛行開発実験団を擁している為、航空自衛隊で運用しているほとんどの機種を観る事が出来ます。戦闘機ばかりでなく輸送機や空中給油機等も低空で飛んでくれます。早速に撮影開始・・・。半年前に買ったタムロン望遠ズーム、SP 70-300mm A005の実力を試す時が来ました。ちょうど東方から空中給油機がF15とF2を従えゆっくりと近づいて来ます。シャッターを切ります。が、最初のシャッター音がした後に、軽快なシャッター音は聞こえてきません。連写モードにしているにも関わらず・・・・・。

F1001257  恐れていた事態が最悪のタイミングで起こってしまいました。40Dの液晶モニターには<Err99 撮影できません。電源スイッチのOFF→ONN、またはバッテリーを入れ直してください。>とのメッセージが・・・。ガイドの指示に従い、電源スイッチのOFF→ONNを実行したところ1枚づつ撮影出来る事が判明。気を取り直して先ほどの編隊を追いかけますが、すでに視界から遠ざかりつつあります。そしてさらに恐ろしい事が判明しました。以前から、突然シャッターが切れなくなるトラブルに何度か2_2見舞われましたが、その度に電源スイッチのOFF→ONNで回復してきました。が、現状では、1枚とる度にOFF→ONN操作が必要である事が・・・。これからブルーインパルスの飛行が控えていると言うのに。せっかくの望遠ズームが・・・、せっかくの好天(比較的)が・・・。せっかく、遠路はるばるやって来て、カメラがダメになるなんて・・・・。これは昨日、阿波影氏が関ヶ原で不謹慎な歌を詠んだせいに違いない・・・

Img_9187←嗚呼、せっかくの展示飛行も、シャッターチャンスを逃すばかり・・・。

現在北地区に居る阿波影氏のせいにしてしまいます。あの不敬な歌を詠んでからろくなことがありません。阿波影氏の自転車のチェーンは外れる、車は故障する、江戸紫褒太郎氏は元気を無くす、等々・・・。

とは言え、実際はしばらく前から出ていた小さなエラーを過小評価して、対策を怠った私の責任なんですが・・・。でも、<よりによってこんな大事な時に、これは無いよなア・・・>

と言葉にならない悲鳴を上げます・・・。

最悪の状態でしたが電源スイッチのOFF→ONNを繰り返しで、ブルーインパルスの飛行この難局を乗り切ります。1シャッターの重みをひしひしと感じます。

Img_9307

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Img_9360

正直、連写モードでないと高速で飛行する機体を追う事は出来ません。撮影については散々でしたが、これを機会に機材の手入れにも気を配りたいと思います。嬉しかったのは、北エリアで合流した皆さんがブルーインパルスの飛行を結構喜んでくれた事です。特に阿波影氏は記念パンフやT4のモデル等のお土産げを買い込み、満足感を全身から発していました。

まだまだ展示飛行は残っていましたが、基地をあとにして家路に急ぎます。1泊2日の短い旅ではありましたが、自転車万歳、悲喜交々、美食探求、歴史再発見等、思い出深いものとなりました。帰りの車内では恒例の来年のOB会旅行の旅先について、喧々諤々と議論が交わされていきます・・・。


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