「・・・太郎の屋根に雪降りつむ・・・」
あ、いえ、これはなぜか遠い昔に学校で習っただけなのに、今だに覚えている、
三好達治さんの「雪」という詩の一節です。
うちの屋根にも積もってきました。
昨夜ちゃんと雪かきをしておいた 猫ちゃんロードの枕木の上。
そこに一晩で15cmほど降りました。
雪景色は「天国」のような一瞬かと思うと、
凍りつく吹雪に変わったりして、家の中から眺めている分には、ほんとに飽きないです。
でも、雪の日々は、外では雪景色を眺めたり、雪かきをするくらいで何もできない。
ならば、こんな日々は「読書」はいかがでしょうか。
と言っても、先日、中古本のお店で絵本を数冊買ったのですが・・・、これがちょっと変な本ばっかりなんです。
と言うのも、その夜に又、性懲りもなく「食べ放題(バイキング)」のお店に行って、又食べ過ぎて後悔して、
胸やけしつつ、帰りに寄ったお店で買ったものですから、奇妙な絵本なんです。
一冊は、 これ。
「ぎんいろのみち」というから、なんか昔聴いたステキな歌~~♪があったなぁ~~と、それにしては不似合な絵?
もぐらの「ディグスビー」は好奇心が旺盛なあまり、どこでものぞきこんで、ゴミ箱に落ち込んでしまう。
出られなくて泣いていたら、教えてくれる声が・・・
「私の通ったあとはぎんいろの道になるから
ついてきて。」 えっ???? もしかして・・・、「ぎんいろのみち」って・・・、
(なんか、ヒラヒラとエレガントな衣装)
もぐらさんは無事帰宅できたのでした。
つまりですね、その「ぎんいろのみち」というのは・・・、そうなんです、あの方の通った跡。 キャァ==
でも、こういう方が主人公のひとりとして光が当たるのも珍しいですよね。
きっと光は嫌いで、当たりたくはないでしょうが。
いいですよね。
私も時々、彼らの「ぎんいろのみち」の跡をつけていく時があります。
うちの庭では、案外その行程は短くて、必ず行きつく先は
いくらスリム(?)な私でも入れないようなスキマだったり、鉢底だったりで、お手上げです。
夜はよく集会をしていますね。
もう一冊は、
「へびのおんしらず」 びっくりするでしょう、おどかしてすみません なにせ胸やけ中だったので
。
これもなかなか示唆に富んだ、いいストーリーなんですよ。
ワナにかかったヘビを、通りかかった若者が助けるんです。
このページまでの間にいろいろあって、こんなになるんですけど、この最後が結構ひにくっぽいんですけど、
奥深い話なんです。
以上の二冊はどれも海外の女性作家のもの。
(やっぱりこれはシニカルな女の着眼点かもね)
中身はお店でどうぞ。
もう一冊も、大人向けの絵かも。
「ジミー大西」さんの絵です。
「花火」の話かと思ったら・・・、違うんです。
悩める「トマト」。
あ、すいません。
これは、余り動きたくない「竹の子」.が出てきたり、
遠くを見るのが好きな「パイナップル」とか、
スブタになろうとしている「ブタ」とか、なんだか奇天烈。
以上はとても、きっと、子供さんには受けなくて・・・、大人向けですね。
この三冊を抱えて、よけいに胸やけがひどくなりそうな時に、「ミント」のような一冊に出会いました。
わ~、これこれ!
一番大好きかもしれない、私の「愛読書」です。
実はこれの、中版と小版を持っていたので、大版を見つけて嬉しかったです。
これはひとかかえもある、大型版でした。
おなじみのストーリーです。
この家が都会を逃れて行きつく先の丘に似た所が、実はそお遠くない所にあります。
ほら、似てるでしょう。
うちの町にある、県営の「放牧場」です。
(↑のページを見てください、ステキな所です)
でも、この景色は何年か前のもの。
今はこの丘の左に巨大な工場が建設されていて、その景色を見たくないばっかりに、最近は行ってません。
桜の頃には行こうかな。
以上の絵本はお店に置いてます。
見てください。