みーちゃんは西瓜が好きで、白い皮が見えるまで食べます。
どうして好きかと言うと、ひとつ思い当たることが。
みーちゃんのママがとても西瓜が好きなんです。
そして、そのママ、つまり、私めが又好きなんです。
「三食西瓜でもいい!」なんて、時々本気でここでも書いてます。
みーちゃんのママである私の長女は8月生まれで、
その年は今年に近いような暑い夏(当時は社宅住まいで、
今では信じられないけど、そこにはエアコンがありませんでした)で、もとい!
きっと大きなお腹を抱えてたので、一段と暑かっただけかもですが、
お腹がつかえて食欲なく、西瓜ぐらいしか喉を通りませんでした。
で、毎日のように食べました。
翌日には体がむくんで、西瓜みたいな顔になってたり。
ここ数年は畑で作るのですが、
これはやっと口に入った、ほんの数個の一個。
それも・・・、色の割にはあんまり。
採り時が難しくて、ピンクだったり、過ぎて、腐りかけてたり
カラスにつつかれてたり・・・、
決心しました。
もう、来年からは作りません!
(これからは、コレマタ変ちくりんですけど
味はわずかながら、ちゃんと出てるので、妙なメロン風の物と、
まくわうり風の物にしようっと。)
と言うのも、実は、今年はこれが採れる直前に
軽トラにこの箱を積んで、わざわざ届けて下さった方がありました。
以前発掘のバイトをしてた時の仲間のおじさまが
よく皆に西瓜をふるまってくれて、それがとても美味しい西瓜で、
私がお休みの日に、皆様が食べたと聞くと、
「Nさん、私の来る日にしてよね!」
とか、何とか、気安い方で
偉そうに、お願いしていたものでした。
丸いズッキーニ
をおあげすると、この種が欲しいと言うので
通販で買って、
私は足を痛めてそのバイトは止めましたので、
送りました。
そしたら、この間、連絡もなく突然に!
「やった~。」とは言いませんでしたが、嬉しい~~。
「連絡してくれたら、お茶でも・・・、」
「いや、突然行くのがいいんや。」と。
来年の種も送ることを約束しました。
今もどこかで発掘をされてるそうでした。
ちょっと年上(の筈?)だけど、元気だなぁ。
西瓜パワーかなぁ。
どうも、西瓜の生産者関係のようです。
「家でゴロゴロあるんや。」と、おっしゃってたから。
「なんで?」 「聞かんといて。」
娘に一個あげると、「何処やろ? 買いに行きたい!」と。
乗じて、余りお願いするのもねぇ。
で、この西瓜が、ほんと、美味しかった!
いつもは、安い「空洞果」しか買ったことがないので、
本物の「金沢すいか」はきっとお高くてブランド品。
なんて上品な甘さなんでしょうか。
いつまでも爽やかな味が口に残ります。
すっかり魅了されて、食べ終えた後に
畑の西瓜を食べました。
でも、ごめんなさい、文句を言うのは筋違い!
私たちの努力が足りない結果です。
プロはプロだなぁ。
そんなこんなで、又畑のが出来たので
しぶしぶ食べていた所、お隣の娘から
「例の高い西瓜買ったよ、やっぱり、
あの味忘れられんから、高いの買ってしまったわ。」
と、四分の一頂きました、大きくて美味しい、あの味だわ。
さてさて、この石川県に来て、つくづく思うのですが、
美味しい物が多すぎる!
それも、すべての味のグレードが高すぎる!
ほんまに! 口を肥やしたくないんですけど!
どないしてくれます?
元に戻れるか、不安増大の日々です。