さて、新年早々、羽生選手に向けて投げつけられた、ガセネタ・ホラホラ(=嘘)爆弾。
基本は、「華麗にスルー、カレーにするー、たまにはシチューにするー」 ですけれども、
カメラの前でマイクを握って、羽生選手はきちんとコメントを出してくださったので、
「カレーにするー」はやめて、この具材を華麗に切り分けてみようかと思います!
…あんなことがあって、羽生選手がお正月から果たして笑えていたのかどうか、わかりませんけれども、
大晦日から約1週間ぶりに姿をテレビに見せてくれた羽生選手を見て私が最初に感じたのは、被災地のまだまだな現状を見たり、あの頃のことを思い出して感じる痛みだけが原因ではないと思われる…そんなお姿にも見え…
かなりショックを受けたのではないかということと、あまり気が休めなかったのではないか… ということが容易に想像され、あんなフザけた内容より、そちらのほうが私はむしろショックで、胸が痛くなりました。
「まだ結婚しない」のも、「いつか結婚する」のも、きっと羽生選手の中では、当たり前のことなのだろうとして、
やっと見つけました! 羽生選手が、会見で否定したという、その動画を!
まずは羽生選手本人の会見での言葉を、きちんと聞いてみましょう! ↓
羽生選手の表情を見て何を感じるか、何を信じるか、は、見る人の判断次第ですが、
確かに「きっぱりと」否定して下さっていると、「私は」思います。
ファンがあれこれ言うより、ご本人の言葉が一番ですね!
良かったと思いました!
記事によれば、そもそもこの手の質問はNGだったところを、羽生選手が自らマイクを要求して、
自分からわざわざ語ったのだとか。 → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160108-00000133-nksports-spo&pos=1
そもそも、震災復興支援のための会見で、こんなことになっているのも気の毒ですが、
今まで、他のフィギュアスケート選手たちも、散々やられてきたことでもあるので、私はあまり驚きませんでした。
羽生選手がまだ高校生だった頃から、私は、「いつかこの高校絡みで、いやがらせ的スキャンダルが来そうだな」と、様々な理由から予想していましたので、そこも想定の範囲内。
どうやら信じちゃったという羽生ファンが大勢いたそうですが、「私がもし羽生選手の立場だったら」ですけど、
仕方ないとはいえ、そちらのほうが 羽生選手には気の毒なんじゃないかとも、思えるような内容でした。
「僕自身、どうしてこうなったのかわからないですし、
根も葉もない、本当に何もない、
あの、火のないところに煙は立たないといいますけれども…
火もないところなので、非常にビックリしています。」
と、羽生選手は真摯な口調で、怒りを抑えながら語っています。
あまりにもくだらなすぎた内容だったのですが、「私の見解」で参考になるなら、ちょっとだけ。
まず、私自身は過去に、こういう、「火のないところに、ドライアイスでモクモクやられたり」、
あるいは、「単に勘違い」されたことから、尾ひれや背びれがついて、どんどん様変わりして別物になること、等、過去に何度も経験済みです。
ドライアイスは、燃えているどころか、実際には冷えすぎて凍り付いているわけですが、
水をかけてモクモクやって、「火事だ~!」と誰かが騒げば、信じる人たちもそれなりに出てきます。
私の周囲の人たちを見てきても、「火のないところに煙を演出された」ことのある人は、かなりいるのが現実だと思います。
「火のないところにドライアイスをもってきて、『火事だ~!煙だ!』ってわざと騒ぐ人」
「ドライアイスでの凍傷と知っていながら、『火遊びによる火傷だ~!間違いない! 』などと、嘘を流す人」等、意図的なものはもちろんですが、中には、
「蜃気楼を見て、蜃気楼だと気づかず、『 あ!水たまりだ! 』と叫ぶ、特に悪意も作為もないけど、単純に勘違いをして、伝えて広げてしまう人等、それはもう、世の中にはいろいろいらっしゃいます。
一般人でさえ、そういうことは山のように起きるのだから、まして、有名になって、周囲に色んな複雑な利害が絡んで来たら、それはもう当然色々起こるでしょう。
それを仕掛ける側の事情や理由も、様々なものとなると思います。
今回の報道の媒体や、報道のされ方、ネット上での誘導のされ方、タイミングで、色々と思うことがありました。
なぜかオリコン芸能ニュースがやたらと「羽生選手、結婚確定!」みたいに報道したい様子で、カットのされ方や宣伝の仕方がいかにもでしたけれども、それを見れば、だいたい理由も想像できます。
アイドルよりも、アスリートに人気が出ちゃうと、困る世界もあるということでしょうか。
境界線は、超えないほうが良いでしょうね。 いらない敵を増やし、余計な攻撃をも受けてしまいますから。
また、私のブログでは、ちょうど大晦日の数日前、全日本選手権の最中から、夏の頃の羽生選手の結婚発言についてのページのアクセス数が、やたらと急上昇していました。
(なぜ今これ?変だな~)と最初は思いましたが、それがずっとお正月まで何日も続いていたので、(これは多分、何かあるな… )と思っていたので、色々と納得でした。
まず、最初にこの情報を出してきた、週刊誌。
こちらはかつて、どんな嫌味にも挑発的質問にも、笑顔でにこやかに辛抱強く対応してきた、あの浅田真央選手さえをも、
「へー、週刊誌って、嘘を書いちゃってもいいんだ・・・」
と、静かな表情の中にも、本気の怒りを込めてハッキリと否定した会見をさせたほどの、前科のあるところです。
私はそれを見たとき、あの穏やかで忍耐強い浅田真央選手をこんな風にまで怒らせるって、一体どこまで嘘だらけだったのかしら?!って本当に驚いたものです。
今回の文章も、羽生選手の拠点が、カナダ・バンクーバーなどとなっていて、(本当はトロント)
バンクーバーはソチ五輪の前回の五輪開催地ですから、すぐに間違いと気づけるように書かれている。
これは、日本だと「羽生選手の故郷、大阪では~」とか、「羽生選手の出身地の沖縄では…」みたいに書かれているくらいの大きなミスです。
それをわざわざやっているのだから、「茶番クーバー」などと揶揄された言葉がありましたけど、だからこそ、わざわざここで、「はい!これから書く内容は、茶番でーす!」と宣言してくれているようなもの。
他にも言葉遊びのようなものや、色々と矛盾だらけの、苦しい無理やりな文章で、
読んでみれば、あの紅白でも歌われていた、
「女々しくて女々してく女々しくて~!つらいよ~おおお~~~!!」♪ ていう歌をすぐに連想させる内容になっていて、
羽生選手が審査員をやった紅白を見たであろう、「羽生ファン全体」をおちょくっているか、からかっているかの如くで、失笑モノの内容でした。
記事の内容が、本当か嘘か、間違いがあるかどうか、なんていう以前の問題です。
で、この歌ですぐに連想されるのは、歌っていた、ゴールデンボンバーというグループの名前です。
いいですか? ゴールデン(Golden)ボンバー(Bomber) (本当の発音はちょっと違うけど)ですよ?
bomber は、爆撃機、とか、爆撃犯とかの意味ですけど、なるほど、特に今季、ゴールデンカラーに強いこだわりを見せている、金メダリストの羽生選手やそのファンを、BOMB!とやりたい方々が仕掛け人だということを、暗に暴露して楽しんでいるような、非常にフザけた記事だな、と私は理解しました。
この書き手によれば、きっと西暦2000年(ミレニアム)の年に付き合っていたカップルたちは、「世紀を超えた『千年愛』!」とか表現されちゃうことでしょう。
他にも指摘したい点は、もう山ほどありましたけど、あまりにアホらしいのでやめておきます。
最後は、村上選手と付き合っていただの別れただのと。
今までのお二人の発言を見てきて、その様子や態度をずっと見てきていたら、これはもう… (苦笑)
村上選手と羽生選手は、確かに仲は良いし、非常に率直になんでも言いあう間柄みたいですけど、村上選手は勝手にふられたことにされ、そのせいで不調だなどと決めつけられて、羽生選手だけでなく、村上選手にも相当、気の毒極まりない内容でした。
最近、羽生選手はあらゆる選手や、色んなものでこのような「宣伝の踏み台」にばかりされていますけど、本当に大変ですね。
羽生ファンが出来ることは、こういうことを書く雑誌等、
「ガセ文」を出したところの名前を覚えておいて、「ふっ…バーイ!」と、不買(ふばい)を実行することでしょうか。
ただ、同時に、一つ言えることがあるのは、
羽生ファンは、羽生選手を一人の人間として、人生における選択の自由もあり、色々な感情を感じる21歳の人間だという「当たり前のこと」を認めていないと危険だろう、ということです。
2014年の中国杯の頃からなのですが、ちょっと狂信的で過激な脅しのようなコメントが入ることがありました。(もちろん、アンチがやっている可能性もあるし、そういったものは公開していません。)
マンガや空想世界のような二次元のキャラ扱いだったり、神だと騒ぐ人もいたり、本気ではない分にはまだマシですけど、中には本当に極端な人もいて、上に書いたような人の他に、
「彼は救世主(メシア)です」とかいう、およそ日本だけにしか通用しないような、空想マンガやアニメか何かと現実世界を混同したような人までたまにいたりするのですが、
これは、羽生選手が世界で活躍していればいるほど、同じ日本人としてはかなり恥ずかしいことです。
羽生選手はもちろん、「被災地を支援する」「今の日本の状況を変える」ようなすごい大活躍を見せているし、大きな影響力をもっているので、そういうことは彼に与えられている使命の一つなのだろうと私も思っています。
でも、だからといって、「羽生選手が 救世主(=メシア、メサイア、キリスト)」などと、誰かがたとえ冗談でも言い出すと、それはもう大変なことです。
定義が滅茶苦茶になっている日本のマンガやアニメや小説の世界に影響された人なのかもしれませんし、自分がキリストだなどと主張したり、自分は同列の存在だなどと主張する教祖のいるような新興宗教(注:これらは決してキリスト教ではありません)の数々に影響されたりしたのかもしれませんけれども、
「自分が救世主」とか、「知り合いが救世主」などと言い出したら、普通の外国人がそれを聞いたら、間違いなく「狂っている」「危険だ」と思われるか、もしくは、完全に嘲笑されてしまうでしょう。
(日本では、他にも、世界では非常に有名な『「キリスト教」を勝手に名乗る新興宗教』であって、献血を禁止したり、そもそもイエス=キリストを神だと認めていないので根本が違い、名乗る資格さえないはずにも関わらず、なぜか堂々とキリスト教やクリスチャンを名乗って、活発に活動しているような、紛らわしい団体がいます。別の名前で堂々と名乗れば良いのに、なぜ彼らはそのような詐欺的なことをわざとするのでしょうか。
それを、キリスト教だと思ってしまっている人が大勢出てしまっているような国ですから、仕方がないのかもしれませんが、それも誤解なきようお願いしたいです。(私が何か書くと、この団体は活発に活動し出すようですが、私は彼らとは一切、何の関係もありません。)
新約聖書に、「終末の世界のしるし(徴)」として、次のようにイエス=キリストが答えた、と書かれています。
『 イエスはお答えになった。
「人に惑わされないように気をつけなさい。 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。」 』
(マタイによる福音書24章4~5節 新約聖書:新共同訳より)
私がこのブログのタイトルに、「絶賛応援」と堂々と書いているのは、それまでに見てきて感じ取った、
羽生選手の自己内省能力や自己分析能力が非常に高く、何かを間違ったり失敗したりしたとしても、それをすぐに修正する素直さや正直さ、冷静さや謙虚さ、そして実行力があるところ、さらにそれを徹底的に行っていて、いつも前を向いていくところなどをものすごく評価して、そこを信頼しているからこそ、遠慮なく書いている言葉です。
どんなにすごい天才でも、間違えることや、色んな感情を持つことさえ認めてもらえない、なんてなると、
「人間でいるな!」って、ファンから羽生選手に勝手に言っているようなものだと私には思えますので、ちょっと怖いですね。
ただ、今シーズン羽生選手は、闇の「見えない敵」の、強大なものを相手にしてしまっていますので、わざわざ「敵が喜ぶ」ようなことをしたり、「敵の攻撃を招く」ようなきっかけを作るようなことはしないように、十分に注意した方が良いだろうと、私は思っていますけど…。
「身を慎んで目を覚ましていなさい。 あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。」
(ぺトロの手紙 第一 5章8節 新約聖書:新共同訳より)
「偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。 (略)
怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。
日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。悪魔にすきを与えてはなりません。」
(エフェソの信徒への手紙 4章25~26節)
悪魔(サタン)の語源は、「(神に)敵対する者」とか、「中傷する者」という意味です。
そして、悪魔の正体は、「偽りの父」(ヨハネによる福音書8章44節)であり、
「巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者」 (ヨハネの黙示録 12章9節) だと書かれています。
今回、羽生選手にとって良かったな~と私が思ったのは、こういうことを過去に散々やられたことのある、浅田真央選手や、プルシェンコ選手たちと一緒にショーが出来ていること。
きっと、励ましてくださったのではないかと思います!
(NHK杯のスペシャルエキシビションは、豪華なメンバーによる、とても素晴らしい内容でした。別のページにUPします。)
では、憧れだったプルシェンコ選手が、羽生選手のグランプリ・ファイナルでの偉業を大いに喜び、絶賛している動画をどうぞ。 ↓
デイリーモーション動画↓
う~ん、すごい褒め言葉ですね。 スピンもジャンプも、自分より上手い、とまで言われています。
羽生選手は、憧れの存在にこんな風に言ってもらえて、本当に幸せですね!
「違う惑星から来た…」発言は、かつてプルシェンコ選手も、「宇宙人」だのなんだのと散々騒がれたことを思えば、「あなたもそうだったでしょ!」と、大いに笑うべきところですけれども!
あるいは、プルシェンコ選手がそもそも宇宙人だったなら、羽生選手は違う惑星=地球人で問題なし? (笑)
こちらは、私が最も好きな3人、このブログでも一番載せてきた、羽生選手、プルシェンコ選手、浅田真央選手の、3人の天才選手による、贅沢な3ショット・インタビューです!!
こちらでも、プルシェンコ選手は真ん中に座って、両側のお二人を絶賛して下さっています。
羽生選手は、「今ではユヅルは僕のヒーローだ」と、目の前で言われたのは初めてだと言って恐縮していますけど、本当に嬉しいでしょうね。
だけど、プルシェンコ選手の存在感たるや… 座っているだけでも凄いですね!
羽生選手には、身体を大事に、と強調はしつつも、「全種類の4回転を」期待され、「4回転アクセルも、たぶんユヅルが最初の人になるだろう」、と。
(私は、羽生選手はフリップよりアクセルが先だと思うのですけど、どうでしょう?)
「Beat Everybody! 」(全員を打ち負かせ!)などと羽生選手に言っているところが、さすがプルシェンコ選手。(笑)←でも、なぜかこれだけ翻訳されませんでしたね;配慮されたのでしょうか。
浅田選手には、「トリプルアクセルを2度跳べる!全てのコンビネーションジャンプもあなたならできる。あなたが(女子で)1番。 絶対に出来ると信じています!」 と、こちらもさすがは皇帝・プルシェンコ選手ならではの、全く躊躇なき大激励の言葉を下さっています。(笑)
浅田選手が女子でベストで、1番凄い選手だと、プルシェンコ選手は二度ほど強調していますね。(これも宮原選手の立場を配慮されて訳されなかったと思われますが。)
羽生選手のジャンプのことは、「完全に完璧!」とまで、絶賛しています。
個人的には、NHK杯スペシャルエキシビションでのプルシェンコ選手の演技は、も~う本当に素晴らしかったと思いました! (別ページでUPします。)
どんな曲調の演技でも、見ている間に楽しくなり、何だか知らないけど、ものすごくワクワクしてくるところが、プルシェンコ選手は本当に凄いです!
羽生選手!
プルシェンコ選手にここまで褒められて喜ばれていれば、間違いなく元気出ただろうけど、(笑)
元気出して、GO GO!!
最後に、NHK杯スペシャルエキシビションでも大いに頑張ってくれた、羽生選手と浅田真央選手に、この言葉を贈りたいと思います。
「 わたしたちは知っているのです。
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがありません。」
(ローマの信徒への手紙 4章3~5節 新約聖書:新共同訳より)