9月9日追記: 朝日新聞で、「小さないのち」という特集が連日組まれて載せられています。有料記事ですが、内容に関連があるのでご紹介。
********************************************************
8月24日UP
前記事で、世界に実在する、オカルトと悪魔崇拝についての関連内容を、少しだけ書いたもの(2年前の記事)を再掲載しました。
世界中に実在する、悪魔崇拝の実態の本質の具体的内容は、
「神が愛し、大事に思い、救いの対象としている人間」を、その神様の本来の意図と正反対の方向へともっていくこと、
これに尽きるのです。
つまり、悪魔崇拝とオカルトの世界というのは、結果的には、究極の人権侵害・人権蹂躙、人間の尊厳の破壊の世界になっていきます。
事実、悪魔崇拝の実態やその儀式は、生命の価値の軽視、胎児・乳幼児・児童虐待や性的虐待、人間奴隷化、人身売買・取引、人間をただの道具として扱うこと、際限のない自分勝手な欲望の追求、などと、非常に深く関係があります。
(このことは後に出す記事で少し載せます。)
それを考えるうえで、その前に、
では、 そもそも、命とは何なのか。
命の尊厳とは何なのか。
羽生選手は、ご自分でも語っていましたけど、ここ最近は、「生命」をテーマに演技をすることが多かったことは、ファンならよくご存じかと思います。
「愛」をテーマにしている、24時間テレビの放送も近いことですし、
多くの人がショックを受けるであろう、悪魔崇拝儀式の残虐な実態に触れる前に、先に、
この「悪魔崇拝世界」が逆に、最も知られたくない事柄でもある、
「生命の尊厳」と「生命を与えられ、生かされていることの意味」
それを守る方向へと働いて頑張っている人々の現場と、日本の未来へ向けた応援となる内容を、先に載せてみたいと思います。
その1 の今回は、
日本の親のいない「赤ちゃん」や「子供」の扱い、養育について、日本の抱えている「問題点」と見られている部分に焦点を当てます。
今の日本には、血縁関係を絶対視したり、子供は所詮、親の「所有物」だと考えている人が、沢山います。
「人権」などと言っても、そもそもなぜ「人権」が保障されねばならないのか、その根本たるところを全く教育しないし、そもそも理解さえしていない人が多いため、表面だけや、表向きのスタイルだけになりがちです。
次のものは、日本という国が、子供たちにとって、どれほど特異な環境にあるかを報じた、アルジャジーラ・テレビの番組
「日本の見捨てられた子供たち」という番組を
日本の 「親が育てられない子供に家庭を!里親連絡会」という方々が、日本語に翻訳して下さった動画です。
中東のテレビ局・アルジャジーラ・テレビ(英語とアラビア語)が、
「日本社会が、見捨てられた子供たちを どうないがしろにしてきたか」を取材した、番組となっています。
外国人の視点から、かなりの批判がなされていますが、里親として頑張っている方々、現場で頑張っている日本人たち、そして何より、
その現場で苦しみつつ、必死に生きている子供たちの様子も、映されています。
日本人として、これを 知っておくことは重要なことではないかと思います。
さて、次にご紹介するのは逆に、日本の国内の番組で特集された、日本の養子縁組の現場の実態について、です。
2013年の、「かんさい熱視線」という番組の動画です。
アレルギーもちで、親が決まらず、誰にも引き取ってもらえずに4歳にまでなってしまった「シュン」君の様子と、彼を見守りつつ涙している、現場で頑張る日本の、愛情ある職員さんたち。
どんなに子供たちへの愛情があって頑張っていても、一人一人にできることには、やはり限界があります。
でも、番組後半で、この「シュン」君にも、とうとう、両親となるべきカップルが決まります。
日本国内では見つからなかったため、外国にまで対象を広げた結果、
アメリカ人男性と日本人女性のカップルで、子供に恵まれなかったご両親の元に引き取られて行ったシュン君が、その後、とても幸せそうに暮らしている様子までが映されています。
…最後は思わず、涙が出ますね。 良かったですね!
番組では最後、なぜ日本では見つからなかったのか、が問われていますが、
ルールの整備が必要なのもそうでしょうけれども、やはりそもそも、子供や生命に対する考え方が、
アメリカと日本では、大きく違っていること、
こういう養子縁組や里親、血縁関係にない親子への物の見方、子供という存在に対する考え方、
そのことに対する社会的な合意、周囲の支えや理解の有無が大きく影響していると、私は思います…。
民間団体が、0歳から親を見つけてあげることを重視しているのは、現場で関わっていて、やはりそのほうが子供のためになるからですね。
次も、同じく、日本の番組「かんさい熱視線」の、上の特集より1年前、2012年に放送されたものです。
タイトルは、「家族がほしい ~ 養子縁組を望む子供たちは今~」
さて、ここからはさらに、アメリカで、養子を引き取って親になる決意をした方々の映像をご紹介いたします。
2人の実子を育てていながら、さらに、養子をとることに決めたご夫婦の気持ちや様子を映した動画です。
どのような心境・考え方で、血のつながらない、肌の色も違う子をわが子のように育ててるのか、
短いけれども、参考になるかと思いますのでご紹介します。
最後に、不妊という現実に苦しんだ結果、養子縁組をとることを決めたカップルの動画です。(先月別記事で一度紹介しています)
血縁関係を超えて持つことができる絆の素晴らしさ、それを神様が意図する理由について、とても考えさせられる動画ですし、
また特に現在、不妊に苦しんでいる人たちや、逆に、自分の出生にまつわる親の事情で、自分の存在価値を感じられない人たち、
あるいは、試練のただ中にあって、出口を見いだせないでいる人たちには、是非とも見て頂きたい内容です。
なお、この動画に出てくる方々や、動画を配信している団体や翻訳字幕をつけている方々とは、私は全く面識はありませんので、どうぞご了承ください。
(※この男性は、神様と、子供の頃から自然の中で話すことのできる子供だったようです。 この女性は、「そんなこと聞いたことなかった」と言っていますが、世界中にこういう人は結構大勢います。これは彼に与えられている、一種の賜物です。 聖書で、神様により禁じられている、いわゆる霊能・霊媒行為(※これらは悪霊との交流です)とは全く違いますので、ご注意。 )
一方で、血縁関係がある実の親子でありながらも、自分自身も愛情を受けて育たなかったり、その他さまざまな要因により、
虐待をして苦しむ親、虐待をされて苦しむ子供、虐待のつもりはなくても、実際にはそのような形になっているために非常に苦しむ夫婦等も、沢山います。
虐待をする側、される側、それぞれに支援が必要なのですが、日本ではまだまだそのような認識も、環境も、
なかなか整っているとはいいがたい現実があります。
「 児童虐待 はじめての189(いちはやく)通報とその後に起こること 」という記事が、
なかなか参考になって素晴らしい内容だったので、リンクさせて頂きます。
189とは、児童相談所全国共通ダイヤルの番号。
「虐待かもと思ったら、いち・はや・く(189))」がキャッチフレーズになっているそうです。 なるほど。
覚えておいて、損はないですね!
この番号は、あれは虐待かもと思って通報する場合だけでなく、
「自分が虐待をしているかも?」「自分ではそれを止められない」などの場合にも、
対応してくださる番号となっているようです。
このページが、多くの方にとって、少しでも希望の光となり、
その使命にある方たちにとって、導きの光となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
「神は、その独り子(=イエス)をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子(=イエス・キリスト)を信じる者が、一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
「神が御子(=イエス・キリスト)を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。
御子を信じる者は裁かれない。
信じない者は既に裁かれている。
神の独り子の名(=イエス)を信じていないからである。
光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。
それが、もう裁きになっている。
悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。
しかし、真理を行う者は光の方に来る。
その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」
以上、 イエス=キリストの言葉
(ヨハネによる福音書 3章16~21節 新約聖書 新共同訳より)
イエスは答えて言われた。
「わたしの教えは、自分の教えではなく、わたしをお遣わしになった方(=天地創造主の神)の教えである。
この方の御心を行おうとする者は、(=天から与えられた使命を行おうとする者は、)
わたしの教えが神から出たものか、わたしが勝手に話しているのか、分かるはずである。
自分勝手に話す者は、自分の栄光を求める。
しかし、自分をお遣わしになった方の栄光を求める者は真実な人であり、その人には不義がない。」
イエス=キリストの言葉 (ヨハネによる福音書 7章16~18節 新約聖書 新共同訳より)