見出し画像: スポーツ報知公式ツイッター 矢口亨フォトグラファー写真より
北京五輪前に羽生結弦が一人で練習してきたなどと言う大嘘を、今でもしつこく流す「偽ファン」「ファンのフリした工作員」のネットコメントに「本当のファンは」十分に、ご注意下さい。ちゃんとインタビューを聞いていれば、それはないとわかるはずです。ジスランと5月下旬に幕張のアイスショー会場で会っているのは大勢が見ています。羽生結弦の「長く会っていない」の「長く」というのは、2か月程度の話です。(笑)毎日会っていた人と何か月もあっていなければ、そうなりますよね。プーさんはトロントにいる「本物」とは、今年の2月頭(北京五輪直前)から会っていませんので、もう半年を超えたから、それは長いですよね!
※ 各社の 単独インタビューはページ下のほうに掲載しています。
(※ このページでは、スポーツ報知と中日スポーツの 個別独占インタビューをページ下のほうに詳しく掲載しています。他社は続きのページにて。)
【羽生結弦・単独インタビュー】プロ転向は「結果という形がないからこそ怖いところもある」「いろいろなことを勉強し続けなければいけない」(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース
今後まだまだ増やしていきます。
羽生選手の 公開練習 「Share Practice (『SharePractice』)」後のインタビューの一問一答です。
「Share Practice (SharePractice)」という一つの単語としてタイトルにして
一緒に闘っていけるイメージを持ちたいとのことで、あえてその想いを込めて造語にした、との説明が羽生結弦本人からなされているのは
以下の インタビューをご覧いただけるとわかると思いますが、
英語でそもそも通じなくなったり、検索で引っかからなかったり、最初の段階で理解されなくなったり、伝わらないと結局は困るので
私はあえて半角開けて、ふつうに英語として、読む人に 英語圏の正規の文法ルールで 意味が通じるようにさせてあります。
動画のタイトル、イベント名としての造語は、問題ないと思います。
スポーツ報知 記事より その1 その2 その3 その4 より
―今回の公開練習の意図は
「まず、自分がこれからプロとして活動して行くにあたって、なんか練習の行程とか、なんですかね。やっぱり4回転半についても、やっていくっていうことを見せる機会って中々ないなっていうふうに思っていて、それでも自分の練習やっぱ見たいなと思って下さる方もいらっしゃいますし、そういう中で、なんか自分のアスリートらしさというか、根本的にある、さらに追求し続ける姿みたいなものを、見ていただく機会になればいいなというふうに思って、こうやって練習を公開するというイベントを作ってみました。まあ、ほんとに急きょだったので、やれる演目だったりとか、かけれる曲だったりとか、かなり限られた中ではあったと思うんですけど、でも五輪と同じ構成の、平昌五輪のときと、同じ構成の『SEIMEI』をノーミスするってことが今回の目標であって。あの時よりもうまいんだっていうことを証明したいみたいな、自分の中でそういう強い意志があって、今日最後まで、滑りきらせていただきました」
―「SEIMEI」を選んだ理由は
「やっぱり平昌五輪で、SEIMEIのイメージがかなり強いと思うんですよ。ただ、あのときノーミスにしきれたわけではなかったですし、もちろんリカバリーとかうまくいったなと思う点はありましたけども、でも、あの時に、本来したかった演技っていうのは、やっぱり足首の状態含めてなかなか出来なかったですし、あの時にまだそこまで確率が良かったわけではなかったので。今回自分としては、あれから成長しているってところを見せたかったっていうのが、一番強かったなあと思います」
―3回滑って、羽生結弦らしさが見えた
「いやー、あの本来の練習でも3回続けて、もっと、間のトランジションとか抜いたりとかしますけど、3回続けて練習するみたいなことはやっているので。実際の練習光景にちょっと近いです。実際は3回ノーミスとかするんですけど。ちょっと今日は気合入りすぎて絡まっていた部分もあったかなとは思います」
―同時にユーチューブで配信。10万人を超えた
「まあ実際の話をすると、配信とかもすごく、自分の楽曲を使っているわけではないので、お金がかかったりとか、っていうところもあるんですけど。でも、今回は無料で見ていただけたらなあというふうにも思って、無料で公開しました。実際これから、自分が使っていきたい楽曲とか、いろんなことを含めて申請とかしていくと、もっともっと莫大なお金がかかってしまうかもしれないんですけど、これから、どうしようかなって、チャンネル自体も活動もどうしようかなってことはちょっと考えてはいるんですけど、でも皆さんに、羽生結弦って根本的にこういう練習をしてるんだとか、フィギュアスケートって、すごい華やかなイメージあると思うんですけど、その中でこんなに泥くさい、本当にもう必死でもがいて、練習している姿があるんだなっていうのを、ちょっと見ていただきたいなと思って。少しでも、スケートに興味ない方でも見ていただけるようにしたいなと思って公開させていただきました」
―4回転ループ―3回転トウループの意味は?
「本当は、ループトウにするか、ループアクセルにするかとか、いろいろ悩んだんですけど。でもなんか、今回はSEIMEIをノーミスすることが目標だったので、ループトウくらいにしておこうかなと思いました。実際は、ループのコンビネーションジャンプとかもしっかり練習してて、本番に組み込めるほどの確率の高さはなかった。これから自分がやっていきたいと思う活動の中で、そんな難易度のものをやる必要があるのかとか、ということを考えると、得点的にもおいしくないしなとか思うと、まあやる必要ないかもしれないんですけど、ポテンシャルとして、ここまであるぞってところはちょっと見せたかったです」
その2 より
―このリンクへの思いは
「ほんと、ここの後ろで思いっきり4回転トウループの練習しててめっちゃ転びまくったりとか、こうやってるから回転足りなくて、『こうやって転けちゃうんですよ~』とか言ってるのが懐かしいなと思ったんですけど。やっぱりここで練習していけることは特別ですし、もちろん昔みたいに、いろんな選手たちと一緒に練習したりとかって機会はなくなってしまいましたけど、やっぱり地元を離れずに、こうやって地元で練習して、自分を高めていけるということの特別な感情があります。これからも、僕自身もここで成長したいなって思いつつも、また自分自身も、地元に貢献できるように、自分が大好きなふるさとを少しでも支援していけるような活動も含めて、頑張っていきたいなとは思います」
―十数年前の子どもの頃、このリンクで「金メダルを取る」と言っていた。2度かなって、早かったか?あっという間だったか?山あり谷ありだったか?
「そうですねえ。僕自身、やっとスタートに立てたかなというふうに思っているところです。こうやって、みなさんの前でプロとして初めてスケートを披露するっていうことができて、またその中でも、最初のスタートのところで、SEIMEIをノーミスするってことにも、またなんか意味があったなとも思っているんですけど。もちろんソチ五輪も平昌五輪も、北京五輪もかけがえのない自分の記憶ですし、経験になっていると思うんですけど、それらがあったからこそ、やっと今スタートラインに立って、これからさらにうまくなっていけるんだっていうふうに思えているので。まだまだこれからも、応援をお願いしたいなって思っています」
―会見で4回転アクセルと言った
「自分、夜中に練習してるんで、だいたい。思ったように体動かなくて、すごい悔しかったんですけど。これからまた、どんどんどんどん練習していって、絶対4A降りる姿をみていただけるように、これからも頑張っていきたいなと。死にものぐるいで頑張っていきたいなと思います。お願いします」
―今後、宮城県での活動は計画している?
「とりあえず練習拠点としてはここがメインなのかなと思っています。ただ、実際に練習の時に来られてしまったりとかすると、施設の方々にご迷惑をかけてしまうので、それだけはちょっとご協力お願いしたいなと思うんですけど。これからもここで練習したいなって思いますし、あとは仙台とか、宮城の中でショーができれば、やりたいなとは思っています」
―県民にメッセージを
「ほんとに、いつも応援ありがとうございます。ということと、北京五輪に関しても、確かに4Aは成功することはできなかったですし、メダルも取ることはできなかったですけど、それでも応援を続けて下さる姿を見て、僕自身、もっともっと成功させたかったなとか、結果取りたかったなっていうのは正直、みなさんの声を聞いて思ったんですけど。でもこれからまた、4回転半も含めて、結果というものにも貪欲にこだわっていきたいなと思いますし、皆さんの前で演技する機会もどんどん作って行きたいなというふうに思うので、楽しみにしていただければうれしいです。ありがとうございます」
―このリンクでの一番の思い出は
「やっぱり、ここはリニューアルする前に違う会社だったとは思うんですけど、自分自身がスケートを始めた場所です。そして今もメインで、ここで練習をさせていただいている活動拠点です。そういう意味も込めて、ここで練習している姿を見ていただけたらいいなと思ったのと、あとはやっぱり僕仙台すごい好きなんで。正直カナダに練習拠点を移したときも、やはり仙台離れたくないなって思いながら、泣きながら行ったほど、仙台は好きなので。やっぱり今、こうやって仙台で滑れていてうれしいですし、また今後の活動も含めて、仙台でいろいろできたらなあ、なんて思っているので。これからも仙台の皆さんとともに歩んで行けたらいいなと思います」
―仙台で羽生さんを目指して練習している子供達へメッセージ
「正直、仙台は今リンクが通年でできるリンクが1つしかなくて、フィギュアスケートもアイスホッケーも、スピードスケートもショートトラックも、本当に練習環境としては厳しいものがあると思います。ほんとに大変な中、僕もここで練習していたんでよく分かるんですけど、ほんと大変な中練習してると思います。それでも、常にうまくなるんだって向上心を持って、そして、僕もこのリンクでいまだにうまくなれているんで。だからみなさんもきっと同じリンクで滑っているので、絶対にうまくなれると思うので、希望を持って、理想の自分を描きながら頑張ってほしいなって思います」
その3 より
―今後の方針について
「今後の予定なんですけど、ある程度、年内の方はメドが立ってきました。実際に年内で『これをやりたいな』『あれやりたいなあ』っていうのは、ちょっとずつ決まってはきていて。それのための練習もしています。告知するときは、また改めて告知させていただこうかなというふうに思っているんで、まだ内緒です(笑い)。ただ、年内の活動はとりあえず今、決まりそうな感じがあるので。会見をやってから進み始めているので正直、この公開練習のイベントの、Share Practiceっていうもの自体も、会見が終わってからやっと動き始めたところなので。正直、めちゃくちゃバタバタしてて。めっちゃ本当に大変なんですけど、まあなんとか寝る時間を削りながらでも色々頑張ってやりたいなと思うので、また楽しみにしていただけたらうれしいです。えっと4Aは、できればやっぱプログラムの中で跳ぶ機会があったらなあっていうのは思ってます。まだ、でもそういう確率にもなってないですし、正直、今日もやったんですけど、やっぱり頑張ってまだ全日本の頃の4回転半ぐらいにしかなってないんですよね。左足の負担もかなりかかるジャンプなので。そういう意味では、全日本の頃よりも左足もいいですし、右足首もだいぶ良くなってきてからこうやって挑戦できるようになってきているので。あのこれからまたさらにその平昌五輪での経験だとか、まあそれまで培ってきた経験だとか。学んできたこととか、そういうものに対して、もっとうまくなれたらなって思います。はい」
―今日で、北京五輪のフリーから半年という節目。競技の頃と変わらない表情で滑っていた。プロとして、感覚の違いとかは
「プロとして活動して行く時にやっぱり、競技とは違うなって思う点ももちろんあります。例えばなんですけど、6分間練習をやって、1個のプログラムをやって終わりっていうわけではなくて。点数をつけてもらうためだけのスケートじゃなくて、やっぱり皆さんに見ていただけるようなプログラムをやっていかなきゃいけないっていうのは、もちろんありますし。それプラスアルファで、僕の場合は競技と変わらない、競技よりもさらに、なんだろう。今日のSEIMEIじゃないですけど、競技よりもさらに一つ段階を上げた、ギアを一つ上げたような演技をしていかなきゃいけないなあっていうふうに思っているので。本当に今日の練習見てて思ったと思うんですけど、もっときついです。正直、新しいショーを組み立てようとしている時も、その練習しているのも、本当にきついなーって思いながらやってるんですけど、でも、レベルを落とすことなく、最後までやりきりたいなって思うのでぜひ、新しいショーの形も、そしてこれからの自分自身のその瞬発力的なレベルの高さも期待していただけたらうれしいです。はい」
―トロントの先生にお世話になって、感謝の気持ちと、カナダの皆さんへの気持ちを
「本当は早く、僕が練習してたチームに一回帰って、あいさつしたいなって思ってるんですけど。先ほども言ったように、かなりいろんな企画を立てたり、まあYouTubeも自分で編集したり、撮影したりとかしてて。本当ど素人みたいなものを作ってるんですけど。僕らしくていいかなと思ってるんですけど、まあ、そういう意味でもかなりバタバタとしてて、なかなかあいさついけなくて、心苦しいところはあります。ただ、今日もジスランからメール来てたんですけど。『見てるから、見てるからね』みたいな感じでメールきてたんですけど、本当に最後の最後まで、こうやって見届けてくれようとしてる姿勢だとか、本当にいろんなアドバイスを遠くからでもいつも送ってくださっているので。早く直接あいさつしたいですね。ジスランもトレーシーもブライアンも、本当に会えてない期間がすごく長いので。早く、自分のコーチたちにも『ありがとうございました』と『これからもよろしくお願いします』と、あいさつに行きたいなあっていうのは思います。あとは、ここを拠点にしている奈々美先生とか、総司先生もそうですし、あと真実先生にも、あと都築先生にもね。あいさつ行く機会があったらなあなんて思っているので。いや、本当にあいさつしたいんで。もしかしたら、これを見てくださるかもしれないですし、直接いけたらいいんですけど、あの本当にありがとうございましたっていう気持ちを届けたいです。本当に会いたいです。ふふふ」
管理人:注) ジスランコーチは、5月終わりのファンタジーオンアイス2022の幕張公演に来てくれていましたよね。 会場にいたファンの皆様は、みんな見ていたので、よくご存じだと思います!(笑)
北京五輪まで 長い期間、毎日ずっと一緒にジャンプを見てくれていたジャンプコーチだったので、2か月ちょっと会えないだけでも、長く会えなかった気持ちになるでしょうね!!(笑)
その4 より
―会見が終わって、今までの日々は心境として、楽しい、充実感、どういう気持ちか?また、ジャージのデザインのこだわりを
「まず、ジャージのことなんですけど。これから改めて出発するときに、何か新しいジャージを作ろうっていうことが本当に急きょ決まって。実際、渡されたのが今日なんですけど。とりあえず仮の形です。そこからまた新たに、なんかいろいろやっていこうかなと思ってます。こだわりとしては、そうですね。ちょっとSEIMEIをほうふつとさせるような色合いだとか、そういうものはちょっと取り入れてます。で、会見終わってからだ。そうだそうだ。ずっと今日まで緊張しながら生活してきました。もちろん、いろんな活動をして行くにあたって、自分としてもやらなきゃいけないことを、プロとしてやらなきゃいけないことだったりとか、今までは人任せにしてきたものを自分から率先して色んなことを考えてやってきたりとか、そういうことが結構あります。なので、本当に大変ではありますし、それこそ睡眠時間とかだいぶ減っちゃったなとかって思いながらやってるんですけど。でも、気持ちの中では、むしろ競技者よりもすごくハードな練習しなきゃなって思ってますし、実際していて。なんか今までは、試合というものに追われながら頑張って来ましたけど、でも今は本当に皆さんの期待を超えたいみたいな。ふふふっ。まあそっちの方が大変だなって思ってるんですけど。でも本当に、あのある意味では、すごく充実した日々を送れてますし、ただその中でやっぱりプロとして、僕は本当に競技者としては怪我が多かったので。やっぱりプロになったら欠場とかも許されないですし、やっぱり楽しみにしてくださっている方々の気持ちを踏みにじりたくないなってすごく思うので。これから本当にプロのアスリートとして、やっぱり怪我をしないように。皆さんに見ていただく機会を本当に常に、高いレベルで見ていただけるように、これから頑張っていきたいなって思ってました」
―SharePracticeという題名の理由。「地獄のインタビュー」を希望した理由。同い年の大谷翔平が今日104年ぶりの偉業を達成したことについて
「まず大谷さんから。本当に、オールスターの取材の時に、わざわざ自分へのコメントくださって本当にありがとうございました。改めまして、本当に今の時代ではあり得ないような偉業達成されたと思います。本当におめでとうございます。僕なんか本当、足元にも及ばないですし、大谷世代と呼ばれるような世代にいられて、本当に光栄です。これからも、大谷さんらしく頑張っていただきたいなって思うのと、僕もやっとプロの舞台に上がれたので、あの僕自身も精いっぱい頑張って、大谷さんに追いつけるように頑張ります。多分できないと思うけど(笑い)。またお会いできたらうれしいです。はい。インタビューは正直、今まで公開練習という形をしたり、あと試合の中で、個別のインタビューを受けることがなかなかできなかったので。短い時間でパパってこなすことしかできないですけど、ぜひ皆さんの個別の取材をなんとか無理やりでも入れたいと思って。本来は全部囲みで考えてたんですけど、無理やり『やらせてください』って言ってやりました。あのぜひ、それぞれの媒体の、各社さんの、羽生結弦ってものを書いていただけたらうれしいなあと思います。SharePracticeっていうものに関しては、半角スペースを入れないでSharePracticeにしたんですけど。自分の中では、なんか一つの単語みたいな感じで、新しい造語みたいな感じで考えています。最初、公開練習でいいかなって。なんかOpenPracticeとかOpenTrainingとか、なんか色々考えてたんですけど。でもなんか皆さんと共有して、そこで一緒に戦っていけるみたいなものを考えた時に、Shareっていうのが一番自分らしいかなと思って。これはイベントでありつつも、戦い抜く姿を見てほしいって言うものが、かなり趣旨としてテーマとして、大きかったので。その練習と言う単語は絶対に外さずに、SharePracticeという名前に僕が決めました。はい、以上です。じゃあまたお願いします。ありがとうございました」
――今回の練習公開の意図は。
「えっとー。まず、あのー、自分がこれから、プロとして活動していくにあたって、えー、なかなかなんか練習の光景とか、あと、なんですかね、やっぱり4回転半についてもあのー、やっていくっていうことを見せる機会ってなかなかないなっていうふうに思っていて。でも、それでも自分の練習やっぱ見たいなって思ってくださる方もいらっしゃいますし。そういう中で、あのー、なんか自分の、そのアスリートらしさっていうか、根本的にある、えー、さらに追求し続ける姿みたいなものを、あの、見ていただける機会になればいいなと思って、こうやって練習を公開するというイベントをつくってみました。本当に急きょだったので、やれる演目だったりとか、掛けられる曲だったりとか、かなり限られた中ではあったと思うんですけど。でも、あの、オリンピックと同じ構成の、あの、平昌オリンピックと同じ構成のSEIMEIをノーミスするっていうことが今回の目標であって。えっとー、あの時よりもうまいんだっていう証明したいみたいな、自分の中でそういう強い意志があって。えー、今日最後まで、えー、滑り切らせていただきました」
――練習で「SEIMEI」を選んだ理由は。
「やっぱり、平昌オリンピックで、あのー、のSEIMEIのイメージがかなり強いと思うんですよね。ただ、あのー、あの時、ノーミスしきれたわけではなかったですし、もちろんリカバリーとかうまくいったなって思う点はありましたけれでも、でもあの時に本来したかった演技っていうのはやっぱり足首の状態含めて、なかなかできなかったですし。あの時まだ、そこまで確率が良かったわけではなかったので、なんか今回、自分としてはあれから成長してるっていうところを見せたかったっていうのが一番強かったなって思います」
――(SEIMEIを)3回も続けてやるところに羽生さんらしさが見えた。
「いや~、あのー、まあ、本来の練習でも3回続けて、もっと間のトランジションとか抜いたりしますけど、まあ、3回続けて練習することはやっているので、まあ実際の練習光景にちょっと近いです。まあ実際は3回ノーミスとかするんですけど(笑い)。ちょっと今日は気合入りすぎて空回っていた部分もあったかなとは思います」
――YouTubeでは10万人超が視聴していた。
「ありがとうございます。いやー、本当にあのー…実際の話をすると、やっぱ、配信とかも凄く、自分は自分の楽曲を使っているわけではないので、まあお金がかかったりとかっていうこともあるんですけど。でも、あのー、今回は無料で、あのー、見ていただけたらなっていうふうにも思って、無料で公開しました。えー、実際これから自分が使っていきたい楽曲とか、いろんなことを含めて、申請とかしていくと思うと、もっともっと莫大なお金がかかってしまうかもしれないんですけど、まあこれからどうしようかなって、そのチャンネル自体の活動もどうしようかなっていうことはちょっと考えてはいるんですけど。でも、あの、皆さんに“羽生結弦って根本的にこういう練習してるんだ”とか、フィギュアスケートって、あの、凄い華やかなイメージあると思うんですけど、いや、その中にこんなに泥臭い本当にもう、あの必死でもがいて、あの、練習してる姿があるんだなっていうのをちょっと見ていただきたいなっていうふうに思って。あの、少しでもスケートに興味ない方でも見ていただけるようにしたいなと思って、あの、公開させていただきました」
――「ホープ&レガシー」の冒頭で4回転ループ―3回転トーループを跳んでいた。練習では見たことあるが、本番ではやっていなかった。今日跳んだ理由は。
「いや、なんか、本当はなんか、ループ、ループトーにするか、ループアクセルにするかとか、いろいろ悩んだんですけど。でも、なんか今回はSEIMEIをノーミスすることが目標だったので、ループトーくらいにしとこうかなっていうふうに思いました。実際はループのコンビネーションジャンプとかもしっかり練習してて、本番で組み込めるほどの確率の高さなのかとか、まあ、これから自分がやっていきたいと思う活動の中でそんな、その難易度のものをやる必要があるのかとか、そういうことを考えると、得点的にもおいしくないしなとかって思うと、やる必要ないかもしれないんですけど、ポテンシャルとしてここまであるぞっていうところはちょっと見せたかったです」
スポニチ記事 その2 より 【羽生結弦さん、語る 公開練習(2)】仙台から再出発「地元で自分を高めていける特別な感情がある」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
――仙台でのホームリンクへの思いは。
「いや、本当にあのー、ここの後ろで思いっ切り4回転トーループの練習してて、めっちゃ転びまくったりとか。いやなんか、“こうやってるから回転足りななくて、こうやってこけちゃうんですよ”とか言ってるの懐かしいなって思ったんですけど。あのー、やっぱりここで練習していけることは特別ですし。あのー、もちろん昔みたいにいろんな選手たちと一緒に練習したりとかっていう機会はなくなってしまいましたけれども。ただやっぱり、地元を離れずにこうやって地元で練習して自分を高めていけるっていうことの特別な感情はあります。これからも、あのー、まあ僕自身もここで成長したいなって思いつつも、また、あの、自分自身もその地元に貢献できるように、自分が大好きな故郷を少しでも支援していけるような活動も含めて、あの、頑張っていきたいなとは思います」
――数十年前にここで、子どもの時にインタビューで「金メダルを獲る」と言っていた。それが2度もかなって、この場で振り返ってみて。
「そうですね…まあでも、僕自身やっとスタートに立てたかなって思っているところです。こうやって皆さんの前で、あのー、プロとして初めて、えー、あのスケートを披露するっていうことができて。で、またその中でもなんか、最初のスタートのところでSEIMEIをノーミスするっていうことにも、またなんか意味があったなっていうふうにも思ってるんですけど。あの、もちろん、ソチオリンピックも、平昌オリンピックも、北京オリンピックも。かけがえのない自分の記憶ですし、経験になってると思うんですけど、それらがあったからこそ、やっと今スタートラインに立って、“これからさらにうまくなっていけるんだ”っていうふうに思えてるので。あの、まだまだこれからも応援をお願いしたいなと思ってます」
――もういいんじゃないかと思う人もいるだろうという中で、あえて4Aチャレンジというのは。
「そうですね。いやー、もう、自分、夜中に練習してるんで、だいたい。思ったように体動かなくて、凄い悔しかったんですけど、これからまた、どんどん練習していって、あの、絶対に4A降りる姿を見ていただけるように。これからも頑張っていきたいなと、死にものぐるいで頑張っていきたいなと思います。お願いします」
――今後、宮城県での活動など計画していることは。
「えっとー、とりあえず練習拠点としてはまあ、ここがメインなのかなとは思ってます。ただ、あの実際に練習の時にあの、やっぱり来られてしまったりとかすると、あの、施設の方々にご迷惑をかけてしまうので、それだけはちょっとご協力をお願いしたいなと思うんですけど。これからもここで練習したいなと思いますし、あとはあの、仙台とか宮城の中でショーができれば、あの、やりたいなとは思ってます。はい」
――宮城県民へメッセージを。
「いや、本当にあの、いつも応援ありがとうございます、ということと、あとあの北京オリンピックに関しても確かに4Aは成功することはできなかったですし、えー、メダルも獲ることができなかったですけども、それでもなんかあの、応援を続けてくださる姿を見て、僕自身もっと、もっと成功させたかったなとか、結果取りたかったっていうのは、正直皆さんの声を聞いて思ったんですけど、でも、これからまた、4回転半も含めてあの、結果とういものにも貪欲にこだわっていきたいなと思いますし。皆さんの前で演技する機会もどんどんつくっていきたいなっていうふうに思うので、あの、楽しみにしていただければうれしいです。ありがとうございます」
――慣れ親しんだリンクを選んだ理由と、このリンクでの思いでは。
「はい。あの、やっぱりここはリニューアルする前にあの、違う会社だっとは思うんですけど、あの自分自身がスケートを始めた場所です。そして、今もメインでここで練習させていただいている活動拠点です。そういう意味も込めて、あのー、ここで練習している姿をあのー、見ていただけたらいいなっていうふうに思ったのと、あとはあのー、やっぱり僕仙台凄い好きなので。あの正直、カナダに練習拠点を移した時もやっぱり仙台離れたくないなって思いながら泣きながら行ったたほど仙台は好きなので、やっぱり今、こうやって仙台で滑れてうれしいですし。また、あのー、今後の活動も含めてあの、仙台でいろいろできたらなぁなんていうふうに思ってるので、えー、これからも仙台の皆さんとともに歩んでいけたらいいなと思います」
――宮城に子どもたちへ。
「いや、正直、やっぱり仙台、リンクがあの通年でできるリンクが一つしかなくて。フィギュアスケートもそしてアイスホッケーも、スピードスケートも、ショートトラックも、本当に練習環境としては厳しいものがあると思います。えー、本当に大変な中、僕もここで練習してたんでよく分かるんですけど、本当大変な中、練習してると思います。それでも、あの、常にうまくなるんだっていう向上心を持って、そして、僕もこのリンクで、いまだにうまくなれてるんで。だから、あの、皆さんもきっと同じリンクで滑ってるので、絶対うまくなれると思うので。あの、希望を持って、理想の自分を描きながら頑張ってほしいなって思います。ありがとうございます」
こちらのスポニチ記事より その3 【羽生結弦さん、語る 公開練習(3)】4回転半「できればプログラムの中で跳ぶ機会があったら」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
――今後の方針は決まってるのか。4Aはプログラムの中で見せてくれる?
「はい、えっと、えっとー、まずえっとー、なんだっけ。今後の予定か。今後の予定なんですけど、ある程度年内の方がめどが立ってきました。実際にえー、年内でこれをやりたいな、あれをやりたいなっていうのはえっとー、ちょっとずつ決まってはきていて。ただ、あのー、それのための練習もしています。ただ、えっと、まあ告知する時はまた改めて告知させていただこうかなっていうふうに思っているので、まだ内緒です。えへへへっ。はい。ただ、年内の活動はとりあえず今決まりそうな感じはあるので、かなりえっと、会見をやってから進み始めてるので。で、正直この公開練習のイベントのSharePracticeも会見が終わってからやっと、動き始めたところなので、正直あの、めちゃくちゃバタバタしてて、本当に大変なんですけど。まあなんとか、寝る時間を削りながらでもいろいろ頑張ってやりたいなと思うので、また楽しみにしていただけらたうれしいです。と、4Aはできればやっぱプログラムの中で跳ぶ機会があったらなぁっていうふうには思ってます。まだ、でも、そういう確率にもなってないですし、あの、正直今日もやったんですけど、やっぱりまだ頑張ってまだ全日本の頃の4回転半ぐらいにしかなってないんですよね。ただ、あの足首の方と、まあ左足の負担もかなりかかるジャンプなので、まあそういう意味ではえー、全日本の頃よりも左足も良いですし、えー、右足首もだいぶよくなってきてから、こうやって挑戦できるようになってきてるので、あの、これからまたさらに平昌オリンピックでの経験だとか、それまで培ってきた経験だとか、学んできたこととか、そういうものを生かして、えー、もっとうまくなれたらなって思います。はい」
――今日で北京のフリーから半年。プロとしてスタートして感覚の違いなどは?
「はい。えっと、プロとして活動していく時に、あのやっぱり、競技とは違うなって思う点ももちろんあります。やっぱり、なんですかね。えっとー、例えばなんですけど、6分間練習をやって1本のプログラムをやって終わり、っていうわけではなくて、やっぱり、あの、なんだろ。点数をつけてもらうためだけのスケートじゃなくて、やっぱり皆さんに見ていただけるようなプログラムをやっていかなきゃいけないっていうのはもちろんありますし、それプラスアルファで僕の場合はその競技と変わらない、競技よりもさらに、あの、なんだろ、今日のSEIMEIじゃないですけど、競技よりもさらに段階を上げた、ギアを一つ上げたような演技をしていかなきゃいけないなっていうふうに思ってるので、いや、本当に今日の練習見てて思ったと思うんですけど、あのもっときついです。ふふふっ。でも、ぜひぜひ、あの、なんだろ、ほんときついんですけど、正直その新しいショーを組み立てようとしてる時も、その練習してるのも本当にきついなって思いながらやってるんですけど。でも、それでも、あのなんだろレベルを落とすことなく、最後までやり切りたいなと思うので、ぜひ、なんか新しいショーのかたちも、これからの自分自身の瞬発力的なレベルの高さも期待していただけたらうれしいです」
――先ほど「泣きながらカナダに行った」という話があった。12年から10年間、トロントでお世話になった先生方もプロを応援している。
「いや、本当は早く、えー、僕が練習してたチームのもとに1回帰ってあいさつしたいなって思ってるんですけど。いやなかなかあの、先ほども言ったように、かなりいろんな企画を立てたり、まあ、YouTubeも自分で編集したり撮影したりとかしてて。本当ど素人みたいなものをつくってるんですけど。まあ僕らしくていいかなとも思ってるんですけど、そういう意味でもかなりバタバタとしてて、なかなかあいさつ行けなくて、あの、心苦しいところはあります。ただ、今日もジスランからメール来てたんですけど、あの“見てるからね”みたいな感じで、メール来てたんですけど、あの本当にあの、最後の最後までこうやってあの見届けてくれようとしてる姿勢だとか、また本当にいろんなアドバイスを遠くからでもいつも送ってくださってるので、あの、早く直接あいさつしたいですね。まあ、ジスラン、そうですね、ジスランもトレイシーもブライアンも本当に会えてない期間が凄く長いので、早く自分のコーチたちにも“ありがとうございました”と“これからもよろしくお願いいたします”と、あいさつには行きたいなとは思います。あとは、まあ、あの仙台にここを拠点にしてる奈々美先生とか、あとは総司先生もそうですし、あとえー、真実先生にも、あと、都築先生にも、あいさつ行く機会があったなぁなんて思ってるので。いや、本当にあいさつしたいので。もしかしたら、これを見てくださるかもれないですし、まあ直接行けたらいいんですけど、本当にありがとうございましたっていう気持ちを届けたいです。ふふふ。いや、本当、会いたいです」
まだまだ続きます…!
< スポーツ報知 個別単独インタビュー >
こちらの記事より 羽生結弦さん「超越。自分を超えたい」「想像の斜め上をいくプログラムを」 単独インタビュー - 記事詳細
―5~6月にアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演した。始まった頃にはプロ転向を決めていたのか?
「ああ…まあ、それは、そうとも言えるし、そうとも言い切れないし、みたいなところですかね。実際、そのアイスショーという舞台を経験しながら、自分の決意が固まっていった感じはあります。なんか、ここでやっていきたいなっていうか、ここでっていうか、さらにここから、どういうふうに進んでいけるかみたいなことを感じながら、あとはまあ、自分の伸びしろをちょっと感じられたので、そういう意味でも、さらにうまくなっていきたいなっていうのは、ちょっと思いました」
―合同囲み取材では「年内の活動」についてめどが立ってきたと言っていた。それのための練習もしていると。「まだ内緒」と言っていたが、少しヒントを?
「はははは(笑い)」
―どうか少しだけ…。
「少し? まあでもなんか、競技っぽさはちょっと感じていただきたいかなーと。これからも、難しいことを含めて、やっぱチャレンジしていきたいですし、それが4A(4回転半ジャンプ)になるのかは、ちょっと分からないですけど。ただ、これからもその4Aを含めて、すごく難しいことと、同時に自分が表現したいことであったりとか、そういうものの両立を図っていきたいなって思います」
―アイスショーでいい?
「ショーでいいとは思っているんですけど。ただ、なんかその、形がどういうふうになっていくかも、ちょっと今すごい考え中なので、そこはちょっと言い切れないんで。年内の活動って言っちゃうんですけど(笑い)。はい」
―7月19日の決意表明会見で「心を大切にしたい」と言っていたが、それはキス・アンド・クライでの笑顔が減っていったこととも関係がある?
「あははは。そうですね。それももちろんそうですし、あと、アイスショーやっていてもそうなんですけど、やっぱりすごい自分が、その演技にかけきってしまうからこそ、たまに、なんだろう…メディアに出ている羽生結弦じゃないことを、すごくないがしろにしがちなんですよね、自分が。だから、それをまた、大切にしていけたらいいなというふうには思っていて、その、なんかその、自分の大切にする選択がもしかしたら、なんか失望したとか、なんか、もう見ないって言われてしまうかもしれないんですけど。でもなんか、その自分の価値がちゃんとスケートにあるようにしたい。そして、それも、その自分の心が空っぽになってからでは遅いので、しかも多分、自分にしか分からないし、自分が気付いてあげないと大事にできないんで。そこはなんか、これから自分がけがをしないとか、自分がボロボロにならないみたいなところも大切になってくるからこそ、自分の心をちゃんと認めてあげたいなみたいなところは感じていました」
―そのメディアに出てこない羽生結弦とは、プライベートの?
「そうですね(笑い)。はい。自分自身というか」
―素の自分?
「そうですね」
―羽生結弦にとって、羽生結弦ってどんな人間?
「まあなんか、記者会見でも言ってましたけど、やっぱ重たいんですよね、それが。やっぱり、自分が理想としている自分っていうのが間違いなくいて、でもそれは普通に社会に出るにあたって、皆さんかぶるとは思うんですよ、それは。だけど、それがひときわ皆さんに注目されてしまうからこそ、もっとこれをしなきゃいけない、これをしなきゃいけないみたいなのは、強くなりすぎているとは思うんですよね。ただ、僕の場合はそれがあるからこそ、うまくなれているのは間違いないなって思っていて、だからこそ、それも大事にしつつ、そこに追いつけるような、その栄養をちゃんと取りつつ、っていうのを今プロになって改めて感じています」
―一番好きなプログラムと、衣装を教えてください
「ははははは! 一番好きなプログラム! うーんと…ぱっと出ないな。でも今は『天と地と』(注1)すごい好きです。自分でいられるって思っています」
―衣装は?
「衣装は、えーっと…『ホワイトレジェンド』(注2)」
―プロとして新たなステージに立った。これから、やってみたいプログラムは?
「今後やってみたいプログラムは…えっとー、皆さんが、想像しているものの斜め上をいけるようなプログラムにしたいです」
―今後の抱負は?
「今後の抱負。そうだなー。うーん。『超越』。ふふふ。自分を超えたいなって思います」
いい質問といいインタビューでした!ありがとうございます。
< 中日スポーツ 個別独占インタビュー >
こちらの記事より 羽生結弦さん、名古屋は「フィギュアが身近にある感じ」「また演技できるような機会をつくっていただければ」:中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp)
―名古屋のフィギュアファンにもご報告をお願いします
まだまだ追加していきます!!