4月30日追記:BS1 5月4日(月)8:00~「羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア」(再放送)5月6日まで、見逃し配信をこちらで。NHK視聴者家庭は無料。登録が必要。 その続きで放送された「羽生結弦 世界へ届ける”花は咲く”」の見逃し配信はこちら。
4月17日:羽生選手から皆様への動画メッセージが届きました!こちらをどうぞクリック!(JOCの公式ツイッターより)
同じ動画メッセージの英語字幕版。Yuzuru Hanyu's message Olympic channel ( English subtitles)
「皆様こんにちは、羽生結弦です。 辛いことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況でもありますが、どうか不要不急の外出は控え、感染拡大防止のためにご協力をお願いいたします。
僕たちアスリートはいつも、応援の力を感じ、そして受け取っていくことで頑張れています。時にはプレッシャーになることもありますが、それらがあるからこそ、頑張れるんだと思います。
このような状況の中で未知のものに挑み続けてくださっている方々に、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
プレッシャーにもなるかもしれませんが、遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと思います。
そして、何よりも今、苦しみながらも闘病されている皆様、本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも闘っていらっしゃると思います。
真っ暗闇なトンネルの中で希望の光を見出すことはとても難しいと思います。でも、「3・11の時の夜空」のように、「真っ暗だからこそ見える光」があると信じています。
どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて、頼ってください!
そして、皆様が心からの笑顔で、語り合える日々が来ることを、祈っています」
羽生選手、どうもありがとうございました…! 羽生選手こそ、無理をせずに、元気を出してくださいね…♪
本当は、こんなときだからこそ、メッセージだのなんだのを要求せずに、静かに過ごさせてあげたい気持ちもあります。
羽生選手はもちろん、こういう世界・こういう状態やあらゆる試練が来ることを想定してたからこその、今までの、本気の頑張りでもありますので…!
でも、だからこそ、色々わかるからこその、心配というのも、沢山あるかと思います。
しかし、人には、どん底や真っ暗闇を経験してこそ、したからこそ、初めて、本当に見えてくるものというのは、多々あるものです。
3.11以降も、その人の命を懸け、人生をかけてまで、誰かのために何かを成し遂げ、あるいはそうしようと努力し、その結果、既に天に召された人たちも大勢いらっしゃいましたので…
人が人の心を動かすのは、「何を成し遂げたか」という結果も、もちろん重要なのですが、それよりもさらに重要だと私が思うのは、「何をしようとしたか」「どのくらい真剣に、本気でやろうとしてくれたか」という、その「姿勢」の方なのだと、私は思っていますし、神様はそれこそをご覧になっているわけです。
試行錯誤があってもいい、右往左往もあってもいい、泣いて取り乱したっていい、頑張った結果が無駄に終わってしまっても、でも、そこにどんな心が見えてきたのか、何を思って、何のために何をしようとしていたのか、それこそが伝わった時、
人はそこから「力」をもらえ、あるいは、「幸せ」を感じられるのだと私は思います…
このメッセージはJOC(日本オリンピック委員会)から出されていますので、ツイッターを見ると、他のアスリートたちからのメッセ―ジも沢山見られます。
多くの羽生ファンの方は気づいていらっしゃると思いますが、もし今、「動けない不自由」「沢山の制約とストレス」「外へ出る怖さ」「死の恐怖」「家族への心配」などを、もし絶え間なく感じているとしたら、
羽生選手は、限りなくそれに近いものを、何年も何年も、ずっとずっと、感じながら生活せざるを得ない状況下でここまで生活し、その中でここまで頑張り続けてきたのだ、ということです。
それにしても、今回の新型コロナ問題の大きな点は、「孤独」な状況下で闘病せざるを得ない状態に置かれる人たちが大勢出てしまうことですね…
ハグなどの習慣が日常的な国の人たちにとっては、日本人が想像する以上に、こういうことを最愛の家族間でさえ「禁止」されるストレスや精神的ダメージというのは、凄いだろうと思います。
死者が多く出ているという国々の、ご高齢の方々の中には、そういうことを家族とすることさえ禁止されるぐらいなら、リスクを負ってでも毎日相手に愛を伝えて、あるいは、闘病中の相手への愛のために、感染のリスクを負ってでも触れ合い続けて、そしてその結果、命を落としていった方々も、かなりいらっしゃるのではないかと私は想像しています…
だから、その「死者数」だけを見て、何かを馬鹿にしたり嘲り笑ったりしている方々というのは、たぶん何も真実が見えていないです…
全てをご存知の神様の視点から見たら、全く違った世界が広がっていた可能性も高いように、私は思います。
人を助けるのも、「愛」。
だけど、人のために命を落とすことも、また「愛」です。
そして聖書はこう語っています。
「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」
(ヨハネによる福音書15章13節 イエス=キリストの言葉 新約聖書 新共同訳より)
(命を捨てろと奨励しているわけではありません。念のため。)
また、本当は、この新型コロナ騒動で要求されている、「孤独」こそが人を絶望させ、死に追いやる力を発揮することが多いので、やはり抗体があり免疫のあることが分かった人たちから、少しずつでも、「社会的距離」なる「物理的距離」をとらずに助けられるようになると良いのに、とも思います…!
大都会には、家族と離れて、あるいは家族のいない状態で、たった一人で暮らしている人たちも、大勢いらっしゃると思います。
そういう人たちのSOSが、間に合わない状態にならないと良いなと思いつつ、日々粛々と祈りたいと思います…!
今、自分の利益のためではなく、「人を助けるために」本気で研究開発を頑張って下さっている方々の上に、その使命が神様から与えられている、真に誠実な方々の上に、神様からの知恵と、祝福と守りと導きとが、ありますように…! 主イエス=キリストの御名によって。アーメン。