大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

近鉄長野線 汐ノ宮駅!

2019年03月23日 | 

大阪府河内長野市にある汐ノ宮駅は、 古市駅と河内長野駅とを結んでいる近畿日本鉄道(近鉄)長野線(12,5km)の駅です。 もともとは河南鉄道の駅として、1911(明治44)年8月15日に開業しました。

かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、1966(昭和41)年6月に片側の1線が撤去されたので、現在は5両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみの無人駅です。
平屋の駅舎がホームの古市寄りにあります。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は2,552人で、長野線内では最も利用客が少ない駅です。

汐ノ宮駅が属する近鉄長野線は、沿線に梅の里住宅や金剛ニュータウンなどの住宅地を控えていて、南大阪線とともに大阪府南東部の通勤・通学路線となっています。 また、沿線には眼病平癒で名高い日本三不動の一つである瀧谷不動明王寺や、花火大会や高校野球で知られるパーフェクト リバティー教団(PL教団)の本部などもあります。

  <汐ノ宮駅の年表>

 ・1911(明治44)年8月15日:河南鉄道の駅として開業
 ・1919(大正8)年3月8日:社名が大阪鉄道に変更され、同社の駅となる
 ・1943(昭和18)年2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併したことにより、関西急行鉄道長野線の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道長野線の駅となる
 ・1966(昭和41)年6月:行き違い設備を廃止
 ・2001(平成13)年2月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
 ・2001(平成13)年10月14日:Jスルーカードの利用が可能になる
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
 ・2009(平成21)年3月1日:Jスルーカードの自動改札機・のりこし精算機での取扱い終了
 ・2012(平成24)年12月21日:駅の無人化
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりTOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
 ・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(古市方面を望む)

 
(汐ノ宮駅駅舎)

 
(旧ホーム跡)


 撮影年月日:2016(平成28)年12月25日


桜井線 柳本駅!

2019年03月22日 | 

奈良県天理市にあるJR西日本の柳本駅は、関西本線の奈良駅と和歌山線の高田駅とを結ぶ全線単線の桜井線(万葉まほろば線=29,4km)の駅です。
もともとは奈良鉄道の駅として1898(明治31)年5月11日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て、国鉄桜井線の駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
1930(昭和5)年12月に建てられた木造駅舎が下りホーム(高田方面行きホーム)側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は1,262人で、これは起終点駅を除く桜井線の全12駅中6位です。

柳本駅が属する桜井線は全線が奈良県内にあり、沿線には、万葉集に詠まれた名所や史跡が多く、車窓からは三輪山や大和三山を望むことができ、奈良駅から桜井駅までは山辺の道(山の辺の道)に沿っています。 また、2010(平成22)年3月13日のダイヤ改正から「万葉まほろば線」の愛称が使用されています。

  <柳本駅の年表>

 ・1898(明治31)年5月11日:奈良鉄道の駅として開業
 ・1905(明治38)年2月7日:関西鉄道が奈良鉄道を合併し、関西鉄道の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄桜井線となり、同線の駅となる
 ・1930(昭和5)年12月 :現在の駅舎が竣工
 ・1983(昭和58)年4月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2002(平成14)年3月23日:駅の無人化
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2005(平成17)年3月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica」「TOICA」の利用が可能になる
 ・2010(平成22)年3月13日:路線愛称の制定により、「万葉まほろば線」の愛称を使用開始
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(跨線橋から桜井方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(柳本駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年3月24日


南海電鉄高野線 天見駅!

2019年03月21日 | 

大阪府河内長野市にある天見駅は、汐見橋駅と極楽橋駅とを結んでいる南海電鉄高野線(64.5km)の駅です。 もともとは高野登山鉄道の駅として1915(大正4)年3月11日に開業しました。

8両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
古い木造駅舎が上りホーム(難波方面行ホーム)の高野山寄りにあり、下りホーム(高野山方面行ホーム)へは地下道で連絡しています。

2016(平成28)年度の1日の平均乗降人員は403人で、これは南海電鉄の全100駅中87位です。 また高野線の駅では42駅中30位です。

当駅は高野線における大阪府最南端の駅で、また、奥河内の名所である岩湧山や天見温泉の最寄駅でもあります。

天見駅が属する南海高野線は、かつては南海本線に対して支線的な存在でしたが、宅地開発による沿線人口の急増や泉北高速鉄道との相互直通運転により、現在は大阪府南河内地域・和歌山県伊都地域から大阪市内への通勤・通学路線となっており、また、日本有数の宗教都市・霊場である高野山への参詣輸送路線でもあります。

  <天見駅の年表>

 ・1915(大正4)年3月11日:高野登山鉄道の駅として開業
 ・1915(大正4)年4月30日:社名が高野登山鉄道から大阪高野鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1922(大正11)年9月6日:南海鉄道が大阪高野鉄道を合併したことにより、南海鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、南海鉄道と関西急行鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1979(昭和54)年5月26日:当駅~紀見峠駅間が複線化、ホームがリニューアルされる
 ・1983(昭和58)年6月5日:千早口~当駅間が複線化
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」・「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化 
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2013(平成25)年4月1日:駅の無人化

 
(駅 名 標)

 
(極楽橋駅方面を望む)

 
(橋本方面を望む)

 
(天見駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月16日 


山陰本線 諸寄駅!

2019年03月20日 | 

兵庫県美方郡新温泉町にあるJR西日本の諸寄駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅です。もともとは季節営業の仮停車場として1931(昭和6)年7月18日に開業しました。

単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
駅昇格時の1938(昭和13)年6月に建てられた駅舎は、駅の無人化後に事務室部分が解体され縮小されました。

2016(平成28)年度の1日の平均乗車人員は49人で、これは起終点駅を除く山陰本線の全158駅中113位です。

  <諸寄駅の年表>

 ・1931(昭和6)年7月18日:国鉄山陰本線の諸寄仮停車場として開業
 ・1938(昭和13)年6月1日:駅に昇格し、諸寄駅となる
 ・1947(昭和22)年2月11日:貨物取扱い開始
 ・1971(昭和46)年4月1日:貨物取扱い廃止
 ・1983(昭和58)年4月4日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1990(平成2)年6月1日:鉄道部が発足したことにより、福知山支社管轄から豊岡鉄道部の管轄になる
 ・2010(平成22)年6月1日:豊岡鉄道部が廃止され、福知山支社管轄に変更される
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化

 
(左は国鉄時代の駅名標:右はJR西日本の駅名標)

 
(福知山方面を望む)

 
(鳥取方面を望む)

 
(左は1991年4月7日撮影:諸寄駅駅舎:右は2016年7月10日撮影)


阪神電鉄阪神なんば線 福駅!

2019年03月19日 | 

大阪府大阪市西淀川区にある福駅は、尼崎駅から大阪難波駅までを結んでいる阪神電鉄阪神なんば線(10,1km)の駅です。 もともとは伝法線の駅として、1924(大正13)年1月20日に開業しました。

阪神の19m車6両編成と近鉄の21m車6両編成に対応する128mの有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有します。
駅舎は、下り・上りそれぞれのホームの尼崎寄りにありますが、阪神電鉄の駅では唯一、それぞれのホームを結ぶ改札内の通路が存在しません。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は10,427人で、これは起終点駅を除く阪神なんば線の8駅中4位です。

福駅が属する阪神なんば線は、2009(平成21)年3月20日に西九条~大阪難波間が延伸開業し、それに伴い既存区間も含めてそれまでの西大阪線から阪神なんば線へと改称されました。また、延伸開業したことにより、阪神と近鉄の相互直通運転も開始され、神戸方面と奈良などの近鉄沿線を直接結ぶルートが形成されました。

  <福駅の年表>

 ・1924(大正13)年1月20日:阪神電鉄伝法線の駅として開業
 ・1964(昭和39)年5月20日:線路名が西大阪線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で西大阪線が不通になったことにより、営業休止
 ・1995(平成7)年1月18日:西大阪線の運転再開により、営業再開
 ・2006(平成18)年2月1日:ICカード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2009(平成21)年3月  :近鉄車両の乗り入に伴い、ホームの延長と駅舎の改築が行われる
 ・2009(平成21)年3月20日:線路名が阪神なんば線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(尼崎方面を望む)

 
(下りホーム入口)

 
(下りホーム改札口)

 
(上りホーム入口)


 撮影年月日:2016(平成28)年2月21日