ぼやき川柳アワ～♪お題「ボール」「鳴る」

2015.7.25(土)曇りのち晴れ

ぼやき川柳アワ～♪

お題「ボール」「鳴る」

1. ポチ飽きて　ボール投げても　無視をする
2. やつあたり　蹴ったボールが　跳ね返る
3. 井戸端の　会議場にも　ベル欲しい
4. 古女房　今日も朝から　変化球
5. 喧嘩して　風鈴だけが　場をつなぐ
6. 三食を　レンジにまかせて　夏しのぐ
7. 投げ返す　妻のボールの　破壊力
8. ケーキ入刀　誰がおしたか　非常ベル
9. ドキドキと　土曜うなぎを　買う予定
10. めざましがなる前にお気　腹が立つ
11. 鳴る電話　ほぼセールスか　オレオレか
12. 見た感じ　昔バット　で　今ボール
13. 一番に　どっちボールで　狙われる
14. 白球は　故郷一つに　させる夏
15. ウェデングベル　鳴り覚悟　決めるとき
16. かみなりが　鳴ろうと妻は　バーゲンへ
17. 草野球　ボール無くして　終わりつげ
18. ポケットの　小銭ならして　パパの昼
19. これでもか　投げる一球　ぼや川に
20. 長過ぎる　挨拶腹が　鳴り続く
21. 腹がなる　おかまいなくと　言った時
22. のどがなる　冷えたビールの　一杯目
23. あげたトス　誰も拾わぬ　我が会社
24. 砲丸も　妻にかかれば　おて玉に
25. のど自慢　さびのところで　鐘一つ
26. 愛犬に　ボール遊びを　教えられ
27. 出たでたきいりロスと簿0るになった妻
28. 草刈って　ボール三個を　ゲットする・・伊藤石英さん！
29. 嫁姑　ドッチボールに　なる会話・・サンマーメンさん！
30. 喉ならし　いっきに飲めば　うどんツユ
31. また自慢　腕の鳴る音　聞かせてよ
32. かもめ鳴き　汽笛が鳴れば　八代亜紀
33. 責任の　ボール投げあう　偉い人
34. 漬物の　おもしになった　マイボール
35. さっきから　どこの目覚まし　はよ止めて
36. 目覚ましが　鳴った時間だ　さあ寝よう
37. 俺が投げ　妻はスルーで　会話なし
38. 我が家にも　鴬張りの　部屋がある
39. 指鳴らし　ボーイ呼ぶ彼　見て冷める・・アハハ
40. 警報機　鳴り出すほどの　秋刀魚焼く
41. 体だけ　丸くなっても　角ある妻
42. 畑から　スイカかついで　父笑顔
43. 今回は　自信があるぞ　ファンファーレ
44. 義理堅い　鳴って知らせる　電気器具
45. 変化球　うまく受けとめ　胸に入れ
46. 癖玉に　魔球で返す　嫁姑
47. 生きるため　手のなるほうに　行ってます
48. あちこちで　ポキポキ鳴って　いる体
49. 迷惑な　電話も同じ　音で鳴り・・ぼや卵さん！
50. お中元　隣のチャイム　よく鳴るな
51. おばちゃんは　共鳴すると　人たたく
52. 家計簿の　付録に赤の　ボールペン・・アッハッハ
53. 来たファール　よけてボールに　あたる父
54. シンとした　時に限って　腹の虫・・音楽♪
55. 決心が　カチンと鳴らす　コンパクト
56. 舌鼓　お腹の中は　鼓笛隊
57. 富士山で　できる川柳　このうえなし・・富士山頂の消印のお葉書とのこと
58. パチンコも　球技と言うて　行く亭主
59. 危険球　退場覚悟で　妻に投げ
60. エコライフ　腹が鳴るまで　待つ修行
61. 村一で　鳴らした姑　嫁にまけ
62. 球児たち　熱中症も　敵のうち
63. 我が家にはビールに鈴がついている
64. ホールインワン　入れた人しか　分かるまい
65. 鐘三つ　ならした妻のボール顔
66. チャクメロが　風鈴の音で　ややこしい
67. 見逃せば　ほとんどボール　フォークボール
68. 太い腕　まくっただけで　チン料理
69. 愚痴小言全て直球ど真ん中
70. 床鳴らし　ツマノザウルス　ノッシノッシ
71. 静けさや　朝顔開く　音を聞く
72. ヒンコーンと　チャイムがなげく　我が暮らし・・あら、うちと同じ～
73. グローブに　帰ってくる球　子は成長
74. 仮面夫婦　終演でるまで　演じます
75. 心きめ　投げたボール　ゆれていた
76. 鐘ひとつ　知るか一番　最後まで
77. 使い切る　前になくなる　ボールペン
78. ホームラン　あと全員で　球探し
79. あの鐘を　鳴らして欲しい　人がいる
80. 古希過ぎて　みがきをかける　変化球・・音楽♪
81. 若い時　白球追って　今薄給
82. 坊さんは　ホタルの光を　チャクメロに
83. 鳴る携帯　緊急警報くらいかな
84. ブザー押せば　明かりが消えた　俺の家
85. 婚活で　ときめく相手は金目当て
86. 妻と子が　俺の頭上でキャッチボール
87. 受け止めて　ハートマークの　ストレート
88. 終業の　ベルが鳴ったら　出る元気
89. この胸の　高鳴り全品　半額だ
90. 我が恋は　空振り三振　消えました
91. このボール　家の傾き　すぐ分かる
92. 愛ボール　投げても妻は　受け取らず
93. 妻母の　ドッチボールに挟まれる
94. 最初は　グー最後の　グーも腹のむし
95. 右肩に　ふるさと背負いボールなげ
96. 喧嘩して　デットボールを　くらう夫
97. 五時のベル　なればおいらも　社長さん
98. ゴムマリの　ようなお尻で　生きて行く
99. 携帯が　なると遠吠え　する亭主
100. この夏も　誰がためになく　アブラ蝉
101. ボーリング　右に左に　溝掃除
102. ゴルフ球　八十路の足裏　マッサージ
103. 情けない　ねこでも毛玉　取れるのに
104. 目覚ましの　音ここちよく　遅刻した
105. のど自慢　見ながら予想　鐘の数
106. 胸躍る　ミニスカートの　始球式
107. 呼んでいる　あけたら閉めめろと　冷蔵庫
108. 孫くれば　ボールのように　弾みだし
109. ああショック　これが耳鳴り　蝉の声
110. 夏休み　ママの雷　鳴り響く
111. ラグビーの　ような会話で　進まない
112. あの家の　家族が嫌い　風鈴も
113. 履歴書の　特技の欄に　球拾い
114. 草野球　投げたボールを犬くわえ
115. なりものいり　新人今ではただの人
116. 猫よりも鈴をつけたい宿六に
117. 返球がないまま土曜四時がくる

 

大賞

嫁姑　ドッチボールに　なる会話・・サンマーメンさん！

ポケットの　小銭鳴らして　パパの昼

腹が鳴る　おかまいなくと　言った時

ケーキ入刀　誰が押したか　非常ベル

喧嘩して　風鈴だけが　場をつなぐ

家計簿の　付録に赤の　ボールペン

砲丸も　妻にかかれば　お手玉に

 

次回８月１日「海」「探る」

伊藤石英さん！サンマーメンさん！ぼや卵さん！おめでとうございました！

サンマーメンさんは大賞！良かったですね～！

私は今日もボツでした(^。^)

文芸選評川柳お題「乾く」

2015.7.25(土)晴れのち曇り

文芸選評お題「乾く」

1. 五月晴れ　心のうさが　まず乾く
2. 晴天は　超過勤務の　洗濯機
3. 予報しは　のどの渇きも　付け加え
4. 打ち水を　せせら笑っている　猛暑
5. ぽっと出の　心が乾く　都市砂漠（ぽっと出とは田舎から初めて都会に出てきたこと、またその者）
6. 翔んでいる　主婦へまな板　乾ききり
7. 干からびた　なぞが出てくる　冷蔵庫
8. ダム乾き　昔を語る　屋敷跡
9. 幼子の　あれはこれはと　知識欲
10. 観られてる　こととは知らぬ　ミイラ像
11. 移り気な　部屋でさぼてん　枯れている
12. 一面の　休耕田に　目が乾く
13. ひと拭きで　乾いてエコな　丸坊主
14. 体温の　力を借りる　生乾き
15. 猛暑日が　僕にジョッキを　握らせる
16. せっかくの　涙も乾く　コマーシャル
17. 長過ぎる　春に乾燥　注意報
18. 古女房　さえもまぶしい　ドライアイ
19. 人生の　汗を乾かす　フルムーン
20. 共白髪　乾いていても　愛は愛

 

佳作

1. 働いた　喉が欲しがる　生ビール
2. 嘘言えば　喉が渇いて　四苦八苦
3. 今年また　水を備える　原爆忌
4. キッチンが　乾く間もない　子の帰省
5. 柔道着　朝練習は　半乾き
6. 干からびた　懐がまつ　年金日
7. 洗濯を　干すにも妻の　いわくあり
8. ひからびぬ　ように毎晩　飲んでいる
9. 紫陽花の　ドライとなって　まだ変化
10. 食べ過ぎと　乾燥肌が　妻の敵
11. 愛情が　枯れそうになる　反抗期
12. 脳みそが　乾いてきたか　よくわすれ
13. 乾燥機　ぽっけの諭吉　目を回す
14. 回るすし　少し乾いて　いませんか
15. かさぶたが　とれていたずら　また始め
16. 老い二人　なみだもろいが　ドライアイ
17. 自画自賛　して梅干を　カメにつめ
18. うまそうに　内水を飲む　アスファルト
19. 舌の根が　かわいてきたら　もう自由
20. 乾杯は　まだか死ぬほど　のど渇く