語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

3322番:ロックの娘(7)

2024-01-30 07:13:04 | 日記


ロックの娘(7)     
La petite Roque


——————————【7】———————————————
   
 Sa  blouse  bleue  serrée  à  la  taille  par  une
ceinture  de  cuir  noir,  passait  d'un  train  rapide
et  régulier  sur  la  haie  verte  des  saules; et  sa
canne,  un  fort  bâton  de  houx,  marchait  à  son
côté  du  même  mouvement  que  ses  jambes.


.——————————(訳)———————————————

 彼の青色の制服は黒皮のベルトでぎゅっと締められて
おり、足早に、且つ規則正しく、柳の緑の垣根をめざし
て通り過ぎて行った.彼のステッキはヒイラギの丈夫な
棒で、メデリックの傍らでその脚と同じ動きをしながら
進んで行くのだった.
 
  
.——————————《語句》——————————————
      
blouse:(f) 仕事着、上っ張り   
serré(e):(形) ❶ぎっしり詰まった;
     ❷(距離が)詰まった;
     ❸服などが)ぴったり体に合った  
taille:(f) 体つき、サイズ;    
à la taille:ぴったりの
à la taille de ~:~に見合った、にふさわしい     
train:(m) ❶(仕事・物事の)進行状態、運び、
❷速度、スピード;❸ペース
d'un train rapide:速いペースで、足早に    
haie:[エ](f) 垣根、生垣   
saule:[ソール](m) ヤナギ(柳)
sur:(前) ~に向かって、~の方に、めがけて    
canne:[カンヌ](f) 杖、ステッキ 
fort:(形) 丈夫な    
bâton:(m) 棒 
†houx:[ウー](m)《植物》ヒイラギ  
marchait:(3単半過去) < marcher 
à son côté:彼の横で、
mouvement:(m)動き、運動   
jambe:(f) 脚、(脚は2つあるので通例複数形).

 

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3321番:「心すなおな人たち」(14)(フィリップ短篇集より)

2024-01-30 07:06:49 | 日記


心すなおな人たち(14)
CŒURS SIMPLES
————————————
Charles-Louis Philippe
短篇集(2)より


——————————【14】—————————————————

  Elle  racontait  ensuite  une  histoire:elle  avait  
trouvé un  homme  qu' elle  aimait,  il  ne  fallait  
pas  lui  en  vouloir,   elle  avait  bien  le  droit  
de  désirer  être  heureuse.

 

..——————————(訳)—————————————————
 
 彼女はそれからある話を語って聞かせた:自分はある
男が好きだと気づいたことがあった.私を責めてほしく
ないのです.私にだって幸福であることを望む権利があ
ったと思うからです.   
 

——————————⦅語句⦆—————————————————
            
en vouloir à qn:「人をうらむ」「悪く思う」
            「~に腹を立てる」
fallait:(半過去) < faloir ;
    il faut que ~ :~しなければならない
    il ne faut pas que + 接続法:~してはならない

 

 

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3320番:椅子直しの女(74)

2024-01-30 07:01:38 | 日記


椅子直しの女(74)
LA REMPAILLEUSE

    
———————————【74】——————————————
            
 « ——Rien, prenez-là  si  vous  voulez.»

   « ——Parfait; cela  me  va; J'en  ferai  une  cabane
pour  mon  potager.»


..———————————(訳)——————————————
           
 ——≪どうもしません.よかったら持って行って下さい.≫

  ——≪そいつはありがたい.あれは重宝します.野菜畑
の小屋にしますよ.≫

  
.———————————〘語句〙——————————————
        
si vous voulez:(慣用表現) よかったら.
    tu で話す仲ならsi tu veux.
parfait:(形) 完全な、申し分のない、
    本文はC'est parfait. (たいへん結構)のc'est が脱落した
    もの.日本人なら「ありがたい」というところ、向こ
    うのお国柄でしょうか、「たいへん結構」だとか「見事」
    「素晴らしい」という発想なんですね.それともシュー
    ケさんならではの発想でしょうか?「ありがたい」と
    訳しておきます.試験では「たいへん結構」として下さ
    い.           
cela me va:私には重宝する、役立つ、助かる
cabane:(f) 小屋、あばら屋        
potager:(m) 菜園、野菜畑
      .      


.———————————〘感想〙——————————————

小屋なんかどうでもいいから、お墓作ってやれよ、と思い
ます.化けて出てくるぞ!

 

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3319番:「湖畔」(7)(シュトルム作)

2024-01-29 22:58:29 | 日記


湖畔(7)
IMMENSEE(7)

——————————【7】—————————————————

Bei  dem  Schall  der  Türglocke  wurde  drinnen  in
der  Stube  von  einem  Guckfenster,  welches  nach
der  Diele  hinausging,   der  grüne  Vorhang  weg-
geschoben  und  des  Gesicht  einer  alten  Frau  da-
hinter  sichtbar.   

 

.——————————(訳)—————————————————
 
その戸口のベルの音により、部屋の中にいて玄関の外が
見られるのぞき窓から緑のカーテンが押しのけられ、ひ
とりの老婦人の顔がその背後から見えた.

 

.——————————《語句》—————————————————
         
Schall:(m)[(e)s/_e,  マタハ ¨e] 音、音響、響き     
Türglocke:辞書不掲載→ Tür + glocke
Tür:(f) [_/_en] ドア、扉        
Glocke:(f)[_/_n] 鐘、大きな鈴、ベル  
再度 Türglocke:「戸口のベル」のことだと思います.   
drinnen:[~の]中に = darin =drin (口語)
Stube:(f) [_/_n] (南ドイツ)居間、[古語]部屋       
Guckfenster:辞書不掲載→ Guck + fenster      
gucken:(自) 見る、のぞく
    aus dem Fenster gucken / 窓から[外を]見る
    in den Spiegel gucken / 鏡をのぞく 
再度Guckfenster:(n)[_s/_] 「のぞき窓」のことでしょう    
welches:関係代名詞で中性1格、4格、ここでは
    「のぞき窓」を受けて、nach と共に
Diele:(f)[_/_n] ❶床板、❷玄関の間、控えの間
hinaus :(副)❶(内から向こうの)外へ、❷越えて
hinaus/gehen:❶外に出る、❷(道などが)上へ通じている、
      ❸面している
Guckfenster, welches nach der diele hinausging:
    そののぞき窓はそこから玄関の外へ 
grün:(形) ❶緑色の、❷生の、未熟な  
Vorhang:(m)[_(e)s/_¨e] (厚地の)カーテン   
weggeschoben:(過去分詞) 
   <weg/schieben (他)[...⁴を] 押しのける   
Gesicht:(n) 顔、顔つき    
dahinter:(副) その後ろに、その裏に  
sichtbar:(形) 見える、可視的な 


.—————————≪訂正≫ —————————————————

間違い箇所がありましたので、訂正いたします.
すみませんでした.

【誤】welches:関係代名詞で中性1格、4格、ここでは
    「のぞき窓」を受けて、nach と共に
* nach は次の hinausgingとセットで「~に面した」
ここではnach der diele hinausging で「玄関に面した」
これが welches  der grüne Vorhang weggeschoben という
文中に挿入句として、はめられているので、welches 
つまり「のぞき窓」にある緑のカーテンが押しのけら
れたということでした.

混乱させてすみませんでした.

 


.—————————≪不明点≫ —————————————————

今回の学習で不明点が残りました.des Gesicht です.
なぜ2格に置かれているのかが不明のままになりました.
des Gesicht はsichtbar とセットになっていて、「顔が見え
る」となるはずですが、sein などの繋辞が見当たりませ
ん.まあ、これは文をはぎれよい語調にするため省いて
いると考えれば、それでいいのですが、ではなぜ2格?
という疑問は依然残ったままです.
 テキストは註釈付きの対訳双書なのですが、あいにく
この箇所についての解説はありません.
 名詞2格に特別な用法があるのか、調べましたが文法
書には副詞の2格とザクセン2格の説明しまありません
でした.
   まあ力尽きた時は、人のせいにしておきましょう.
きっと印刷ミスなんだよ.das Gesicht だったことにして
おきましょうかね.


.——————————≪長文≫ —————————————————

いきなり5行にまたがる長文です.文の屋台骨となる
主語、述語は受け身形式で、der grüne Vorhang wurde
~ weggeschoben. / 緑のカーテンが押し開けられた.
これをピザ生地とすると、この上にいろいろトッピング
されています.
    まずdrinnen in der Stube / 部屋の中で、 
次にvon einem Guckfenster, welches nach der Diele  
hinausging / そこを通して玄関の外が見える覗き窓から

これをトッピングするとピザはこうなります.
「部屋の中で玄関の外が見える覗き窓から緑のカーテン
が押し開けられた.」

  そして最後にくだんの不明箇所をくっつけて、

「部屋の中で玄関の外が見える覗き窓から緑のカーテン
が押し開けられ、ひとりの老婦人の顔がその背後から見
えた.」

ということで、おいしいピザのできあがり.

何?不明の具材入りのピザを食べておなか痛くなったら
どうするって?

学習災害保険ってないかしらん.

 

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3318番:ロンドリ姉妹(23)

2024-01-29 22:54:50 | 日記

 
ロンドリ姉妹(23)

   
——————————【23】———————————————
                      
  C' est  en  allant  loin  qu' on  comprend  bien  comme
tout  est  proche  et  court  et  vide; 


 
.——————————(訳)—————————————————
 
遠くの地に行くことによって、人はすべてのところが、
よく似た近しいものであり、欠けているところがあり、
そしてむなしいものだと、たやすく理解できるのだ. 

                       


...—————————⦅語句⦆—————————————————
      
en allant loin:遠くへ行くことによって
    【様態、原因、手段を表わすジェロンディフ】
proche:(形) 近い、
   proche de ~:~に近い    
court:(形) 短い、足りない、    
vide:(形) 虚ろな、からっぽの、
 

 

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