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日本の1人当たりGDPは2022年台湾、23年韓国に抜かれる

2023-01-06 17:20:45 | 日記
アジア経済予測 アジア経済中期予測 (第8回/2022-2035年)

第8回報告書ーーテクノウォーと中国減速、アジアに影

日本の1人当たりGDPは2022年台湾、23年韓国に抜かれる

主査:富山 篤  アジア予測室長兼主任研究員総括:田中 顕  副主任研究員佐倉 環  研究員山田 剛  主任研究員上原 正詩  主任研究員清水 泰雅  主任研究員下田 吉輝  研究員

2022/12/15

 日本経済研究センターは12月15日、アジアを中心とする18カ国・地域の2022~2035年までの経済成長を予測する「第8回 アジア経済中期予測」を発表しました。

 日本を含むアジアの主要15カ国・地域に、比較対象として米国、豪州、カナダを加えた18カ国・地域について、生産関数と呼ばれるマクロ経済予測の手法と、政変、成長を阻害する規制など個別の事象を織り込んで予測しました。

2027年までを予測期間とするIMF(国際通貨基金)の世界経済見通し「World Economic Outlook」より8年長く、アジアの開発途上国の足下の成長率に焦点を当てるアジア開発銀行とも異なり、アジア経済を長期間にわたり、網羅的に予測したものとなります。

 8回目となる今回は、昨年作成した国ごとの「デジタル潜在力」(JCERデジタル潜在力指数)をベースに、ウクライナ危機によるインフレ、世界で広がる利上げ、半導体などの先端技術の囲い込みで生じる米中の“戦争”(テクノウォー)を予測に織り込んでおります。

日本の1人当たりGDPが台湾、韓国に抜かれる日…労働生産性の低下に円安が追い打ち

2023-01-06 17:16:32 | 日記
  • 日刊ゲンダイDIGITAL 
日本の1人当たりGDPが台湾、韓国に抜かれる日…労働生産性の低下に円安が追い打ち

公開日:2022/12/15 13:05 更新日:2022/12/15 13:05


日本は急速に貧しくなっている…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ拡大する
 日本が急速に貧しくなりつつある実態が浮き彫りになった。日本の1人当たり名目GDPが2022年に台湾、23年には韓国に抜かれることがわかった。日本経済研究センターが14日、「アジア経済中期予測」で明らかにした。

 日本の低迷の最大の原因は、デジタル化の遅れなどによる労働生産性の低さだ。前回(21年12月)予測では、27年に日韓、28年に日台が逆転するとしていたが、大幅な円安・ドル高でドル換算の金額が目減りすることで、逆転時期が前倒しになった。

 日本の1人当たりGDPは07年にシンガポール、14年に香港に抜かれた。日本経済研究センターの予測通りだと、NIES(新興工業国・地域)と呼ばれるアジア4カ国・地域全てに抜かれることにな