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人のやる気を引き出すコーチングの魅力に着目

2008年05月06日 | Weblog
本日、菓子専門店でコーチングを導入し成果を上げている方の生々しい話を伺い感激しました。その一部を紹介します。
1、導入前の仕事の進め方は店長から部下への直接の指示、命令型であった。しかし、職場管理にコーチングが有益な点に着目し、コーチングを研修し職場導入を決意。
2、導入の進め方(約3年間)
 ・最初は店長が正社員の職場リーダーへの問いかけでスタート「売り上げ目標 は」「販売促進策はどんなことをすればよいの」など。
・職場リーダーはパート、アルバイト社員に「売り上げ目標は」他をどうすればよいか問いかけ、意見をまとめた。迷うときは、店長に相談し決めた。
・序々に職場リーダーが自分で施策を考えて意思決定して前に進むようになり、また、従業員の一人ひとりが改善策を考えて取り組むようになった。
・その他「業務日誌」の記入、名前を呼ぶ挨拶なども併行実施。
3、導入した成果:
1)店の売り高が前年比で大幅に向上した。その要因を部下は次ぎのとおり分析した。
・コーチングを導入後は店長の部下への直接の指示、命令がなくなった。
・部下にとり、仕事を任されて、自分達がやりたいことができるようになり、やりがいが生じるようになった。
・店長が部下の話を真剣に聴いて対応してくれるようになった。
・店長と従業員との目標達成、問題解決のための意見交換がスムースになり、また、仕事を任されて、やる気がでて信頼関係が強まった。
2)店長のコーチングを導入後の感想
・従業員に経営者の生き方、姿勢、人間性、価値観、バランス感覚、行動力、コンプライアンス、円満な家庭などが正確に写しだされるようになった。従い、これらを充実すれば、部下は「あの人について行き、頑張ろう」という気持ちになるようである。
・ 自分の発言や行動が部下にどのような影響を与えるのか考えるようになった。
・今後、生き残るためには、個人の能力には限界がある。組織メンバーがやる気になり総合力を発揮できるコーチングを充実するよう取り組みたい。

これら、先輩のコーチングへの長期間、前向きな取り組みに敬意を表するとともに”目からウロコ”の部分もあり感激しました。今後ともコーチングの研究を進めたい。
あなたはコーチングをご存知ですか。