ICUROK!!

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漁るとユリイカ!

2006年03月01日 11時12分27秒 | 映画

ユリイカ!そう叫びたくなる気持ちが分かる。最近人の名前が思い出せない。俳優とか監督の名前なんか最近特に出てこないのだ。倒れる直前の小渕氏みたいになっている。血栓でもできているのだろうか。あの瓜坊主みたいな人だとか、尻毛の濃そうなあの人とか様々な比喩を用いて伝えようとするが、なかなか難しいものだ。解ったときは本当にユリイカ!である。
ユリイカといえばモンティパイソンの哲学者サッカーを思い出す。確か、孔子が審判で、カントやニーチェらのドイツ勢とアルキメデスやソクラテスらのギリシア勢が試合開始と同時に一斉に思索に耽るというものだった。ニーチェが論語には自由意志が無いと孔子に抗議して退場させられるのがよかったなあ。内容を良く覚えてないのだが、試合終了直前に突然アルキメデスが「ユリイカー!」と叫んでボールを蹴って勝利を導くのが最高に笑えた。
モンティパイソンは本当に馬鹿で意味が無いことばかりしている。観ているほうは呆れてくる。だが、それがいい。奴らはもともと頭が良い。しかしやっていることは馬鹿だらけ。幼少の頃母に、頭が良い奴が馬鹿やるからおもしろいんだと言われたが、まったくその通りである。だから僕はもっともっと頭が良くならなきゃいけないのである。別にコメディアン目指してはいませんがね。喜んでもらう喜びを生きがいにしてゆきたいなということなのであります。生涯エンターテイナーでありたいと思っておるのです。と、馬鹿が馬鹿なことを抜かしております。これだからあかんちんなのですな。

さてはて、先日ようやくアサルト13要塞警察を観て参りました。もともとは要塞警察というジョン・カーペンター先生の映画です。ジョン・カーペンターといえば自分の映画の音楽も担当することで知られております。要塞警察は音楽が好きでサントラ買いました。もろビンテージシンセの香りのする素敵な楽曲です。今回のリメイクでこの曲を使ってくれたらよかったなあ。どうやら製作者側もジョン・カーペンター先生にはそういった話を持ちかけたらしいが、結局駄目だったみたいですね。
それはさておき、内容はきちんとオリジナルの要所を押さえていて、新たに敵側の視点も加えてあり、それなりに良くできていたと思います。まあ当然ながら、もともとの原作の内容がよかったってのもあるんでしょうけれど…。この映画で何が良かったかと言うと、オリジナル通り、最後に誰が生き残るかわからないというのを徹底的に貫いたことです。死ぬときはきちんと死ぬ映画です。変な言い方ですが。バイオレンス描写がきちんとなされております。近年のお子様ランチのふやけたようなハリウッド型アクション映画もどきとは違います。ヘッドショットの嵐であります。ビーンビーン。敵さん上手いなあwラストなんか結構緊張感あります。
さて、この映画でさらに素晴らしい点は武器装備にあります。とりあえず、敵の装備に金がかかっていますね。主力火器がシグのSG552で、サプレッサー、ドットサイトにレーザーポインター、フラッシュライトにバーチカルフォアグリップというフル装備!そしてナイトビジョンやフラッシュグレネードなどが標準装備となっているようだ。馬鹿ではなかろうか!中学生みたいな装備だ!w 主人公サイドに目を向けると、押収品倉庫から出てくるのはトンプソンのトミーガン!よくそんなもんあったなあ!脳内厨房の私は大喜び。このように、敵の火力が圧倒的なのも見所といえます。
まあ、総括して言うと、リメイク映画にしちゃ頑張ってたし、よかったです。結構おすすめですよ。最近は観たい映画がだんだん増えてきた。嬉しいね。今度はいよいよ4日から公開のSPLを観にいかねば!サモ・ハンとドニー・イェンのバトルを観なきゃ安らかに眠れません! 

ユリイカから飛んだなあ…