じゃ、読んでも得しないレポートのはじまりはじまり。
昨日3日は、初詣へ。聖地巡礼も兼ねて鷲宮神社までパイ・ドゥアイ。悪友殿と二輪にまたがり珍道中だ。実は今回がツーリングデビューだったりする。
奥のエリミ様が悪友殿の愛車。私は手前のTL125だ。古いバイクなので、なかなか機嫌がよろしくなく、終始止まりやしないかヒヤヒヤした。ニュートラルが入ったら奇跡というレベルで、一回エンジンを切ってから絶妙な加減にて調整せねばならない。キックスターターも慣れていないので時折手こずる初心運転者なぽっくん。アルェー、エンジンかからないぞ??あんた、キーがOFFのままじゃない!?あーっ!なんてお茶目な一幕も…。
加えて、馬力が無いので、田舎の国道(≒高速道路)を走るとなかなか肝が冷える。悪友殿はブイブイ行けるのだが、終始「まってくれ~」状態で、風にあおられ、四輪にあおられ、必死にしがみつく有様だった。
で、ヘタレっぷりを露呈しつつ、道に迷いながらも、なんとか到着。
あんらー。お洒落な電柱がお出迎え。勘弁してください。嗚呼、目が霞む。メガネはどこですかぁ…?
とにかく、人、人、人、人だらけ。この列に並ぶと思うとうんざりする。神社周辺の細い路地も人がたくさんいる。なんだかんだで地元の人が多いようで少し安心。写真右は住民票販売コーナー。まさか、公務員じゃあるまいな…。
白石稔氏らがDVD特典で騒いでいたのも記憶に新しい、隣接する峠の茶店前で渾身のダブルピース。
さて、ご覧のとおり、私は冬を完全に舐めた格好で乗車してしまった。スターシップトゥルーパーズみたいなハーフヘルメット以外顔を覆うものは無い。ダウンを着ていても容赦なく隙間から風が入り込んでくる。薄い合皮製手袋で手がかじかみクラッチを握る手がジンジン。しばらくすると感覚がなくなってくる生き地獄。足元は中学時代のジャージを重ね履きしているが、やはりこちらもほとんど意味を成さない。
冬にバイクなんぞ乗るものではない。
既に人だらけでうんざり状態だったが、ここまで来たからには巫女姿のかがみんを拝まねばということで、おとなしく列に並ぶ。並んでいる間にもどんどん日が沈んでいき、辺りはめっきり冷え込んでくる生き地獄っぷり。午前中に出掛けりゃよかったと、鼻水を輝かせながら震える悪友殿と私。
そんなこんなで、40~50分ほど並びようやくお祈り完了。かがみんには結局会えず。だが、可愛い巫女さんを拝めたので良しとする。それにしても寒い!寒すぎる!十万石饅頭!あ、久々に使っちゃった!埼玉だからいいだろ!?
ラストはお待ちかねの痛絵馬。
めちゃくちゃ上手いのがあってびっくり。皆さんあらかじめ描いてくるんだよな…?内容的にかなり酷いものやプライバシーの問題もあるので詳細は記載しない。「○○卒業」とか、あんた…。
一通り参拝を終えると、辺りは真っ暗で死ぬほど寒いのでさっさと帰ることに。途中ガソリンスタンドでトイレ休憩。ストーブの暖かさに泣きそうになる。行きと同様、必死にバイクにへばりついて、なんとか帰宅した。即行で風呂に飛び込み寒さで痺れた手足をいたわってやる。
冬にバイクなんぞ乗るものではない。
というわけで、地獄の聖地巡礼ツーリングは終了。あ、最後に一つ大切なことを言っておく。
「らき☆すた」べつにそんな好きじゃないんだよな。