六月に入り、あちこちで紫陽花が咲き始めてきましたね。
色々な彩りで目を楽しませてくれます。
紫陽花は、『万葉集』でも歌われている、歴史の長い鑑賞花です。
あぢさゐの やへさくごとく やつよにを いませわがせこ みつつしぬばむ
もとは「味狭藍」と書かれています。
またの名を、「八仙花」、「綉球花」とも言い、あまり知られていませんが、薬として使われることがあります。
中医学的に、抗虐薬や心臓病などに用いられることがあります。(『現代実用中薬』)
成分としては、
Febrifugine, Skimmin, Lunularic acid, Hydrangeie acid, Hydrangenol, Umbelliferone, Daphnetin, Rutin,
などが知られています。
薬として使われるということは、もちろん毒もあり、
毒があるので、間違って口にしないように注意しましょう。
食中毒の原因となることもありますよ。
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