「今日の一言」で連載中の、養生に役立ちそうな言葉を、週ごとにまとめておきました。
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文明。それに比べれば、死はさしたることではない。
われわれは星に向かって消えた音楽である。
(サン=テグジュペリ『手帖』より)
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徳とは一種の健康であり、美であり、魂のよい在り方である。
(プラトン『国家』より)
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恬憺虚無なれば、真気これに従い、精神内に守る。
病いずくんぞ従い来たらん。
(『黄帝内経素問』「上古天真論篇」より)
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
それは
丈夫ナカラダヲモツ
秘訣です。
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若し人、心神快からざれば、そのとき茶を喫し、心蔵を調へ、万病を除愈すべし。
心の蔵快きときは、諸蔵病有りと雖も強く痛まざるなり。
(栄西『喫茶養生記』より)
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病は口より入り、禍は口より出ず。
(『太平御覧』「人事」より)
口より出入りするものにご注意あれ。
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すべての人間らしいあやまちを
清い人間性がつぐなう
(ゲーテ「クリューゲルへ、1827年3月31日、「イフィゲーニエ」について」高橋健二訳より)
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五つの知恵
・からだは健康になりたがっている
・治癒は自然の力である
・からだはひとつの全体であり、すべての部分はひとつにつながっている
・こころとからだは分離できない
・治療家の信念が患者の治癒力に大きく影響する
(アンドルー・ワイル『癒す心、治る力』上野圭一訳より)
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