はちみつブンブンのブログ(伝統・東洋医学の部屋・鍼灸・漢方・養生・江戸時代の医学・貝原益軒・本居宣長・徒然草・兼好法師)

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養生一言(9)

2017-08-07 16:53:43 | 養生一言

今日の一言」で連載中の、養生に役立ちそうな言葉を、週ごとにまとめておきました。

真実というものは、いつも人間の病気にきくわけじゃない・・・

真実さえあれば、いつでも魂の療治ができるというもんじゃあない・・・

(ゴーリキー『どん底』中村白葉訳より) 

正直が一番。

でも人間には、ときにはウソも必要です。

常に歩き、常に働くは、養性なるべし。

なんぞいたづらに休みをらん。人を悩ます、罪業なり。

(鴨長明『方丈記』より)

観の目つよく、見の目よわく、

遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事、兵法の専也。

(宮本武蔵『五輪書』より)

木を見るときは、森も観ましょう。

患部を見るときに、全身も観るように。

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

かんじんなことは、目に見えないんだよ。

(サン=テグジュペリ『星の王子さま』内藤濯訳より)

寿ながければ辱多し

(『荘子』「天地篇」より)

古の聖人、堯の言葉。

長寿だからといって徳を養えるわけではない、と言いました。

それに対して荘子は、

命が長ければ自然の摂理にしたがって、自由気ままに生きたらよい、

と言います。

一、深くこの生を愛すべし

一、省みて己を知るべし

一、学芸を以って性を養ふべし

一、日日新面目あるべし

(会津八一「秋艸堂学規」より)

先掬ぶ 暁わくや つつ井づの 井づつの水は 薬とぞなる

(曲直瀬道三『養生誹諧』より)

まずむすぶ あかつきわくや つついづの いづつのみずは くすりとぞなる

朝に一すくいの水を飲むことは身体によいものです。

今日の一言

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