カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

家督相続のもつれ

2015年03月19日 03時22分24秒 | 社会

将軍・王の家督相続は、昔から歴史や物語の題材でした。

私としては将軍・王の跡継ぎとして、

将軍・王を跡継ぎにするか
将軍・王を跡継ぎにするか

が思い出されます。例をあげてみましょうか。


応仁の乱の発端は足利幕府の(将軍)との対立だったという説。

  • 8代将軍足利義政と日野富子の間に生まれた「足利義尚(よしひさ:後の9代将軍)」と
  • 8代将軍足利義政のである足利義視(よしみ)

の争いが、応仁の乱の一因だったという説があります。結局は

    1.  8代将軍は足利義政(よしまさ)銀閣寺創建で有名
    2.  9代将軍は足利義尚(よしひさ)
    3. 10代将軍は足利義稙(よしたね)義視(よしみ)の子

となりますが、この順序が分るのは残念ながら後日であり、当時は先が読めず、相当みにくい争いがあったと思われます。 


北朝鮮の金正恩が、父親である金正日の異母の夫〔張成沢(チャン・ソンテク)〕を処刑したのも、室町時代か江戸時代を思わせる「世襲制度」を温存する国に特有な残虐粛正でした。ここには話し合いなどあり得ず、選択肢は「従う」か「死」だけ。そういう国なのでした。

    1. 初代将軍は金日成
    2. 2代将軍は金正日(金日成の
    3. 3代将軍は金正恩(キム・ジョンウン:金正日の

まるで徳川幕府みないなものですが、今なお金一族が朝鮮半島の北部で、支配下の人民を人質にして「たてこもり」中。

半世紀を過ぎてもまだ、

  • 北朝鮮韓国を国家として認めない北朝鮮が正統な朝鮮半島の支配者であり、韓国が朝鮮半島の南側を不法占拠していると主張
  • 韓国北朝鮮を国家として認めない韓国が正統な朝鮮半島の支配者であり、北朝鮮が朝鮮半島の北部を不法占拠していると主張〕

という状態らしい。

私は、別に日本人を代表するわけでもなんでもありませんが、一人の日本人として

朝鮮半島が、まともな民主的国家として統一されること

を願うだけです。その場合、中国など無視してよく、朝鮮族が自らの判断で自分の国家を運営すること、この他に私の望みはありません。

南北の憎しみや日韓・日朝の対立は、しょせん為政者の保身と人気取りから出たもの。国民に言論の自由があれば、間違いなく共存していけるはずです。 


ハムレット」という欧州の物語へ目を転じると、似たようなことが。

  1. 旧王のハムレット
  2. 新王〔旧王の
旧王の死後、その妃が、旧王の弟である新王の妃となるのですが、この妃と旧王の息子であるハムレットが、旧王の魂(亡霊)の「弟(新王)に殺された」という言葉から、母である新旧王の妃を非難し、新王へ復讐するという話でした。やはり権力者とその弟との権力をめぐる対立でしたね。 

戦国~江戸時代にもありましたね。

直接の血縁関係はなくても、信長・秀吉・家康は、いずれも名古屋地域出身であり、きわめて大ざっぱに言えば「身内」同士の愛憎が起こした争乱でしょうか。

  1. 旧支配者(豊臣秀吉 1537-1593)
  2. 新支配者(徳川家康 1543-1616)
旧支配者からそのに支配権が移ったように見え、実際には6~7歳年下のにあたる徳川家康が武力によって権力を奪ったのでした。 

これらから私が得た教訓は

  • 統治者を世襲制できめる場合には、間違いなく深刻な対立が起こり、内乱・戦争などの悲劇を生むこと。世襲制には監視などあり得ない。北朝鮮を見よ!
  • 国民に選挙権がなく一党独裁に似た一部貴族連中による統治は、もはや時代遅れであり危険であること。一党独裁には監視などあり得ない。中国を見よ!
  • やはり統治者は、国民から選ばれるべきであること。ただし最大限の監視をして不正を許さないことが必要。
  • 不自由な監視社会〔ムチ〕には必ず条件付きの自由〔飴または目こぼし〕が必要であり、自由な社会にも必ず条件付きの監視〔越権行為や蓄財を禁止するなど〕が必要なこと。
でした。

石垣島「底原ダム」の水位

2015年03月18日 07時11分17秒 | 石垣島

そういえば半年ほど前

昨年2014年11月には、1週間ほど夜間断水〔23時~翌5時頃〕があったここ石垣島。その後、回復したためか断水はみられませんが、小雨が降っているのに断水とは、と不思議な気がしたものでした。

こちら底原ダムは農業用水でしょうか、7年前〔2008年〕と今〔2015年〕の水位を比較できる静止画を用意しました。底原ダムは於茂登トンネルのすぐ南にあります。

京都北西にある金閣寺の鏡湖池(きょうこち)を

思わせる小島が見えますね。この小島はちょうど帆船の形をしており帆にあたる木があります。そんな風に見えていたのが7年前の2008年(上図左側)。

ところが右側が先日2015年の撮影で、大きな島の姿になっていて、さらに右端で陸地と陸続きになっていることさえ分ります。

やはり水位が下がっているのですね。


極端な韓国の「左右」対立

2015年03月17日 07時37分59秒 | アジア

極端な左右対立で知られる韓国。

この場合北朝鮮はあまりにも情報が少なく、論外としておきます。

なぜ真剣に話し合わないのか、と不思議に思うのですが、

  1. とにかく相手の話を聞かない独善性
  2. 自分が絶対的に「正しい」「善」だと一途(いちず)に信じる単純さ
  3. 時代遅れの差別意識・序列意識が消えない後進性
こういうのを巧みに利用するのが、中国共産党で、言うまでもありませんが
  1. ここぞという処で相手の話を聞いてやると独善性はますます元気に
  2. 絶対「善」に賛同することで中国が韓国の味方であると装う
  3. 中国流の差別意識・序列意識は歴史的に朝鮮半島に行き渡っており、「わかってくれる」と韓国には好感度を与える
あとで後悔したときはもう手遅れですが、韓国が軍事政権からようやく民主化してまだ20年程度では、これはやむを得ないのでしょうか。朝鮮半島の南側では今、あやうい中途半端な状態が続いています。
 

「左右葛藤」 - 韓国と北朝鮮の「代理戦争」

左派政権の民主党が勝利し、金大中(キム・デジュン。15代)大統領が誕生したのです。当たり前ですね。破綻した経済の前に、どんな言い訳が通用するものですか。

金大中元大統領。尊敬すべきところもありますが、彼は絵に措いたような左派の人です。

韓国で左派というのは、基本的に北朝鮮寄りの、言わば「親北」性向を意味します。敵の敵は味方だと言うけれど、軍事政権の独裁と戦いながら民主化を渇望していた彼らが、軍事政権最大の敵である北朝鮮と親しくなったのは、笑うべきでしょうか、泣くべきでしょうか?

そんな彼の政権に守られ、それまで影を潜めていた親北勢力が、一気に台頭することとなります。とくに、韓国の教育現場を握っていた「全教組(日本の日教組みたいな組織)」により、小学生たちが「叩き殺そう」を叫んでいたあの学校こそが、国民の反共思想を薄める最強のフィルターになってしまいます。公営放送の社長任命が政治権力によって左右される韓国のシステム上、放送局も例外ではありませんでした。敵対勢力が真っ先に狙ってくるのは軍事施設ではありません。学校とマスコミです。どこの国でも同じですから、覚えておいてくださいね。

北朝鮮とは同じ民族ではないか! 仲良くしようぜ!……簡単に言うと、そういう雰囲気になりました。一変という言葉がピッタリです。北朝鮮のサッカー選手が「俺たちは他人じゃないだろう」と言っただけでテレビニュースは大騒ぎです。うれしい!感動した! と。

もちろん、今まで反共思想を信奉してきた人たちが、「ああそうですか」と素直に引き下がるはずはありません。

1950年の朝鮮戦争の影響もあり、韓国では「反共」の暴走で、数百~数十万人規模の民間人虐殺が行われてきました。済州島43事件、保導連盟事件、山浦・咸陽・居昌での連続民間人虐殺、518光州民主化運動、などなど。(注釈1★)

いまさら、引き返せる立場ではなかったのです。危機感に包まれていた保守勢力は、再起を図りました。彼らは、左派政権が掲げていた政策が次々と失敗した隙を狙いました。北朝鮮を支援する「陽射政策(太陽政策)」がこれといった成果を出せないでいたこと、そして内需増進のつもりで乱発したクレジットカードによる個人破産の急増、いわゆる「カード大乱」などで、国民の間でも左派政権への支持は揺らいでいました。

こうして、今でも続いている「左」対「右」の図式が成立したのですが、これがまた、いかにも韓国らしいものです。「左右葛藤」、即ち左派と右派、リベラルと保守勢力の葛藤はどこの国にもいつの時代にもあるものですが、韓国では左右葛藤というものが韓国と北朝鮮の「代理戦争」になってしまったのです。

韓国は北朝鮮を「国」として認めていません。韓国の領土は「韓半島(朝鮮半島)とその島々」となっており、北朝鮮はどちらかというと違法占拠集団なのです。左派政権の時代、この国土に関連した法を見直すべきだという意見もありましたが、それは北朝鮮を国として認めるという意味であり、さすがに実現されませんでした。

北朝鮮も同じです。韓国政府というものを認めていません。南も北も、お互いを傀儡(かいらい)政府だと主張しています。南と北、どちらかを選んで政治的に肩を持つことは、もう一方の存在を否定することになってしまうのです。お互いが必死になっている背景の一つですね。

左派政権は、最低支持率5%という驚異の記録を叩きだした盧武鉉(ノ・ムヒョン。16代)元大統領を最後に、終わりを告げました。

しかし、左右葛藤は今でも続いています。というか、終わる気配がありません。右派の人は、何か気に入らないことがあれば「あいつは従北(親北よりレベルアップした表現)だ」と言います。左派の人は何か気に入らないことがあれば「独裁だ」と言います。

左派政権の時に学校で左派教育を受けた学生たちが、今の20代、30代です。もうすぐ社会の中心になるでしょう。彼らは、思想的に50~60代とはあまりにも違います。ただならぬ地域感情(地域ごとに支持する思想がほぼ決まっている)と相まって、左右葛藤が韓国から消えることはないでしょう。

:P.33-36 シンシアリー「韓国人による恥韓論」扶養社扶桑社2014年6月10日初版第7刷発行


(注釈1★)それぞれの詳細は次をどうぞ。日本人にはあまりおなじみではなさそうですので、引用しておきました。

引用が長くなりましたが

金大中のあとを受け継いだ同じ左派大統領盧武鉉が晩年に5%の支持率に至ったとは、鳩山由紀夫内閣の支持率急降下〔70%→20%程度〕も真っ青というところ。

いずれも、朝鮮戦争前後の、混乱の時代にあり、共産党勢力に危機感を持っていた韓国軍とその暴走を示す残虐な虐殺事件でした。

中国共産党が、

文化大革命〔1966-1967〕や天安門事件〔1989〕について、自らの汚点には絶対に触れさせまいと関連発言やその調査さえ厳しく禁じているのに似て、韓国でも過去の汚点を解明しようとする意図が見られず、歴史をひた隠しにしています。そういった中国・韓国が自国の恥部を封印しながら日本に「歴史認識」を唱えるのが、落語のようにおもしろい今日この頃です(大笑)。

こんな絵を描いてみました。あたっているかどうか・・・・

上図真ん中の金大中〔大統領在任 1998-2003〕。

大統領になる前は、軍事政権を非難し民主化を主張していましたが、この人が大統領になるや、民主政治とは正反対の北朝鮮に接近しました。これは一体どういうことでしょうか。

自分の今までの主張「民主化」よりも「民族統一」を優先しようと試みたとすれば、その後の失敗も考慮して、今後50年以上は朝鮮半島に民主政治が定着しないでしょう。北朝鮮を経済援助しさえすれば何とか民主化が進むと思っていたのだとすると、あまりにもみじめなダマされ方で、オレオレ詐欺に引っかかった善良な人だったのでしょうか。

金大中が大統領になる直前、北朝鮮金正日の側近中の側近だった黄長(ファン・ジャンヨプ)が中国経由で韓国へ亡命しました〔1997年〕。

北朝鮮としては、黄長〔1923-2010〕が知っている北朝鮮の隅々までを韓国へ漏らされてはまずいと判断し、突然、「にせ南北対話ムード」を演出しはじめ、金大中との良好な関係の邪魔になるとして黄長を軟禁状態にさせました。金大中のあとを受けた大統領盧武鉉〔1946-2009 在任は2003-2008〕の時代が終わりかけて黄長の影響力がなくなったと判断した頃には、対話ムードから一転して、再び対立関係へ戻りました。

黄長(ファン・ジャンヨプ)による北朝鮮関連の秘密漏洩を抑えるためとはいえ、カラス以上に悪賢く韓国を欺し続けた狡猾な瀬戸際外交でした。

 著者シンシアリーの主張することで一番よく理解できたのが

  • 朝鮮半島での南北対立
  • 「韓国内での左右対立」が「南北対立の代理戦争化」している
ということでした。今までの私の理解が正しいことをうまく表現していて、納得できたからです。やはり日本人が声を上げないと、日韓関係は好転しないと思われます。

カンムリワシ動画

2015年03月16日 08時33分56秒 | 野鳥(カンムリワシ)

撮影月日:2015/03/14 14:25
撮影場所:石垣島林道嵩田線の一つ北側の道

 

YouTubeへ動画をアップロードしましたので御覧下さい。

YouTube規格に合致するよう画質を落として FLV 変換しましたが、「短いながらも楽しいできばえ」なのかも知れません(笑)。ただし音声は削除しました。

YouTubeのカンムリワシ


バチカンと中国

2015年03月16日 08時25分22秒 | アジア

中国には、もう無数の問題がありますね。

  • 私の昔からの考えに、「共産主義は宗教」というのがあります。
  • 哲学と宗教の、どちらがいいかは別として、両者は似て非なるもの。宗教では「ある一線を越えて疑うことを許さない」し、哲学では「限りない疑い」を推奨しています。
  • それに対して共産党は一党独裁、つまり自分以外の政党を認めないこと、言い替えると「ある一線を越えて疑うことを許さないことから、立派な宗教だ、というわけです。教祖様の言葉を信じないのか、最高指導者の判断に逆らうのか、と声を荒げます。〔あららぐ(古語下二段活用)→あららげる→あらげる→荒げる(現代下一段活用)〕

最近のバチカンと中国共産党の関係について歴史をひもとくと、次のようになります。

  • 1921年 中国共産党結党
  • 1949年 中国共産が中華人民共和国を建国
  • 1951年 中華人民共和国がバチカンと断交
中国共産党には「宗教をも支配しなければ中国統一ができない」という呪縛があり、「信教の自由を否定」「宗教を禁止」したのはもちろんのこと、「言論の自由」さえ否定しました。いまどきこんな国は、アフリカの奥地にのみしか存在しないと思いきや、すぐ隣の中国に現存しているのですね。いわば中国共産党は、暴力に明け暮れる中国国民を統治するには武力しかないと判断したわけです。

従来の西欧の手法として、
まず宣教師が入りヨイショしながら布教をすすめ、やがて信教の自由から迫害を主張し、「信者を守る」と称して軍隊を派遣して侵略を開始し、いかがわしい不平等条約で占領を完了させる
という陰謀の伝統がありましたが、いくらなんでも江戸時代のキリシタン迫害のような中国共産党による「共産教」で中国支配をするとは、時代錯誤も甚だしい、と言わざるを得ません。

韓国でも「韓国風味の偽キリスト教」が爆発的に広まったようですが、信仰の自由を認めている日本では、江戸時代は別として、現在、別に禁止しなくてもそれほど広まっておらず、日中韓の宗教感覚のずれがあるようです。
  • 2006年05月 中国政府がバチカンの承認なしに劉新紅司教へ叙階
断交した結果、「まとも」なカトリック系は非合法となり地下へもぐらざるを得なくなり、中国共産党にヨイショする「偽カトリック」が公認されます。
断交後55年後のできごととはいえ「偽カトリック」がバチカンの承認なしに司教を認定したことになり、ますます共産党支配色を強めています。 
  • 2014年04月 中国浙江省温州市で完成目前の教会堂を取り壊し。
中国共産党が、カトリックの布教を断固拒否したもので、違法建築を根拠としていますが、いかにもとってつけたという法治主義ではない人治主義との印象が残ります。

中国共産党の手法としては、あいまいな法律で柔軟そうに見せ、その後いきなり「違法」を持ち出し強硬に打って出るもので、破壊間近の中国共産党が教会を破壊した、というところ。

交渉すると見せかけて、こぜりあいを起こして裏交渉を有利にしたいという未熟な言動が、北朝鮮を思い出させます。
  • 2015年02月 劉新紅が台湾を訪問
1ヶ月前のことですが、中国の「偽カトリック」司教が台湾で何をするのかが問題。

バチカンは中国と断交後に台湾と国交をもってきましたが、中国はバチカンに対して「台湾と断交せよ」と言い続けています。

私は宗教には何の関係もがないのですが、アメリカや日本が経済的利益とひき替えに中国大陸を承認し台湾と断交したのがどうやらそもそもの判断間違いで、近年その間違いが徐々に明らかになりつつあるように思えます。
元々台湾が中国の領土だと認めたようなものだから、それは歴史的にはまちがった見方だと思います。
 
  • 2015年03月バチカンが断交中の中国と接触していると表明 

もう何年も水面下でバチカンと中国とが交渉していたとするならば、北朝鮮がよくやるように、進展しない局面の打開をはかり、交渉を有利に導こうとして、中国が意図的にイザコザを起こしたものかも知れません。

こちらで「もともと中国がバチカンを尊重している」旨述べていますが、これは例の真っ赤な偽りですね。バチカンに忠誠をもちながら断交を続けるはずがないのですが、こんなことを平気で言えるのが中国人なのでしょうか。まぁ、説明が不十分、ということにしておきましょうか。二枚舌か三枚舌だとしても(笑)。

もう少しすれば中国共産党が崩壊するはずなので、それからでも遅くはないとは思いますが(笑)。

だいたい以上の流れだと思います。

中国共産党の「バチカンが台湾と断交するなら国交を回復してやってもいい」(中華の独善)という姿勢は、韓国の「韓国政府が主張する歴史認識を日本政府が認めるなら首脳会談に応じてやってもいい」(韓国の独善)という姿勢を連想させます。誰もが小馬鹿にしている「自己の善」を信じて疑わない独善そのもので、両者そっくりですね!

  • The People's Republic of China(PRC) claims that if the Vatican severs diplomatic relations with Taiwan, then PRC would establish diplomatic relations with the Vatican.(Chinese self-righteous)

  • If the Japanese government accepts the historical recognition that the Korean government is claiming, then the South Korean government also depends to Japan-South Korea summit.(Korean self-righteous)

いまでもしばしば「歴史認識」を持ち出す中国と韓国ですが、

  • 文化大革命〔1966-1967〕や天安門事件〔1989〕すら否定し関連発言を暴力で禁止している中国がまず歴史認識を改めること
現在でも、中国は文化大革命 (bunka-dai-kakumei 1966-1977)と天安門事件 (ten-an-mon jiken 1989)に関して発言することを禁止しています。
Even now, Chinese government has prohibited to speak in relation to the Cultural Revolution and the Tiananmen Square incident (1989).
  • 現存する国内の売春婦たちの社会問題を放置しながら70年前の慰安婦問題のみを強調したり、ベトナム戦争時の韓国兵士の残虐さを報道する韓国マスメディアへ退役軍人が殴り込む、という「言論の自由がない社会をつくってきた」韓国政府が、まず歴史認識を改めること

が先決であり、言う資格のないことを平気で言っていては、世界中から馬鹿にされ続けますよ、と忠告申し上げたいのでした。

これに拍車をかけるのが、事情を知らずにリベラリストを装う日本人たちで、中国政府・韓国政府の言い分のみを浮き上がらせているのが、国際関係を誤らせているようです。

かつて「悪魔の詩」発刊に際して各国で関係者が「イスラム教を冒涜する」として暗殺されたり襲撃されましたが、いま日本人は中国人や韓国人による暗殺や襲撃を恐れて、結局暴力の威嚇におののき、何も言えなくなっているようです。言わせておけばいいのだ、としているととんでもないことになるかも知れないと言うのに・・・・・・。

キリスト教絶対主義で私としては認められないフランスでの事故後の「言論の自由を」というデモでしたが、その勇気には敬意を払っております。

私は、バチカンが台湾の信者を裏切ってまで中国共産党と仲良くなるとは思いませんが、どうなることか見守るしかないようです。


カンムリワシ

2015年03月15日 05時52分51秒 | 野鳥(カンムリワシ)

撮影月日:2015/03/14(土曜日) 14:00過ぎ
撮影場所:石垣島林道嵩田線の北側の道、東を向いて撮影

久しぶりに晴れたので、午後でしたが出かけました。

運良く持参していた非接触型のレーザー温度計で路上の温度を計測すると、なんと30℃だったのには驚きました。

林道嵩田線では東端から西端まで見つからなかったので、一つ北側(名蔵ダム寄り)の道路を東進して引き返す途中で見つけたものです。GPS地図(右側)と共に御覧下さい。

40~50cmと小さいカンムリワシですが・・・・

  • あとで、歩幅を数えると25歩、つまり0.6mx25=15m程度の水平距離、5mくらいの高さの枝にとまっていたのを発見。
  • じっとこちらを見ていたので、撮影を開始しました。精悍なまなざしは魅力的なものですが、日常生活に追われている人なら、気付かずに通過するのかも知れません。尤もそんな人がこういうところを通るはずは、ありませんか(笑)。
  • いつも考えることですが、「私はあんたに危害を加える意図はないので、どうか静かに撮影させて下さいね」と語りかけております(笑)。

それでは、小さなカンムリワシの発見がどれほど困難かをご理解いただくために、徐々に近づく4つの静止画像を用意しました。

雨が続いたので、カンムリワシもエサに苦労したことと推察します。こんな日には、トカゲやヘビやカエルが、林道にゾロゾロと出てくるもので、それをしっかり見守っていると思われ、邪魔にならないよう早々に退散しました。

まぁカンムリワシが、トビのように雑食へと進化?すれば、

つまり、現在、海に囲まれた石垣島や西表島のみに棲息していますが、「魚」も食べるようになれば、おそらく絶滅危惧種にはならず、もっと数が増えるのではないか、とも思いますが・・・・。

そのためには、トビが身につけた技術「タッチ・アンド・ゴー」と同じく、飛びながらエサを足でつかめるようにならないと無理でしょうか。

さらにそうなれば、無数に大繁殖しているカラスとエサの競合が始まるのかもしれません。カラスは、ゴミあさりから路上の栄養ドリンク瓶やミミズなどの死骸もこすり食べる雑食で有名であり、電線上のみならず空中でも、雑食性のトビと、音はしませんが激しいケンカをしております。

集団で自分よりも遥かに大きいトビに立ち向かっていくのですから、トビより小さいカンムリワシなら、人間の開発よりももっと手強いカラスという敵との縄張り争いで、今以上に悩まされることになるかも知れませんが。


鳩山由紀夫

2015年03月14日 09時26分39秒 | 社会

鳩山由紀夫には閉口します。一体この人は何なのか、何を考えているのか。

この人が鮮烈にデビューしたのは2009年秋の民主党政権誕生時で、総理大臣在任が、2009/09/16-2010/06/08でした。

内閣支持率

    • 2009年9月17日・・・・72%
    • 2010年5月30日・・・・19%

つまり短い9ヶ月の在任中、支持率が72%から19%へ急降下しております。

いくら「支持率」に信頼性がないとはいえ、発足当時の発足時「歴代内閣支持率では小泉内閣に続いて2番目ほどの高支持率でしたが、1年未満の9ヶ月後にはみじめなほどのどん底になったというのでは、あきれてしまいます。もう少し長くもたないものですかね(笑)。

鳩山由紀夫の直前の麻生太郎内閣が、安倍政権・福田政権と短期投げだし内閣が続いた直後でもあり、発足当時から50%程度と低迷して最後には20%近くに落ち込んだはずですが、鳩山由紀夫の場合、当初が高かっただけに、急落が印象的でした。

もちろん、歴代自民党内閣総理大臣と比べて遜色ないほどの低レベルさも発揮し、ついに辞任に追い込まれました。

この人には様々な問題がありました。

  • 総理として2009年に中国を訪問し胡錦涛と会談したものの、いつものとおりヨイショしてうけたい意図か。
  • 総理辞任後、議員には出馬しない、と言ったかと思うとすぐに撤回しましたが、その後それも撤回してやはり不出馬だったらしい。まったく発する言葉に信頼性がなく、これが議員でなくなった今もなお、生き生きと残っているのでした。
  • 2012年4月にはイランを訪問。何らかの周到な用意があり建設的な対話をするならいいのですが、それも欠如しているようです。誰も意見を言ってくれず、誰の意見も聞こうとせず、仕方がないから自分の思いつきのまま行動してきた過去の人生を、みごとに暗示しています。
  • 2015年3月には、ウクライナのクリミアを武力併合したロシアに制裁が続く中、ロシアのビザによってクリミアを訪問し、まるでロシアの違法併合を支援するかのように振る舞いました。日本政府と異なる見解をもっているとして「旅券没収だ」という声が聞かれると、没収されたらクリミアへ移住だと言ったとか。

この調子だとシリアへ行くと言い出しかねず

その場合には前例にならって、間違いなく旅券返還命令が出るかも(笑)。その場合シリアへ移住する覚悟が、ありやなしや(笑)。しょせんは安全なところで、ふわふわ言いふらす人生なのでしょうね。

みんなが反対するところへ何の見通しもなく訪問しては、「移住する」というのでは、あっちこっち移住ばかりですな!

総理経験者には

その後も護衛がつくとのことですが、鳩山由紀夫に限っては、そんなものを振り切ってしまい、そのためどこかの悪質なグループによって拉致拘束されて多額の身代金を要求されるのではと、多くの人が小馬鹿にしておりますゆえ、もうこれ以上人々を悩ませないでほしい。

どうぞ人目につくような騒ぎを起こさないで、静かにお幸せに余生をお送り下さいますようおねげーしますだ(笑)。


「自制を求めると親日?」

2015年03月13日 04時43分09秒 | アジア

またまた不可解なことに、韓国人の多くは

米高官が「韓国に自制を求めた」のは、米国の「親日」すなわち「反韓」だ

と、真剣に思っているらしい。普通は、そんなことなどあり得ず、親日ならば絶対に反韓で、親韓ならば絶対に反日だ、とはいかにも単純すぎますが・・・・

皆様は、なぜなのか、そのわけがわかりますか?

私は

  • この10年以上にわたり中国・韓国に関心をもち、主に和書で30冊以上を読んだだけですが、かなり詳しく現状を知るにいたった。
  • この10年以上にわたり中国・韓国関連を含む東アジアの、尤もらしいけれも信頼性が低そうなニュース記事群に接してきて、これらの地域に関してまったく関心も知識もない人よりは、かなり分ってきた。
  • ただし韓流ドラマなど視聴したこともありませんし、日本製のドラマにさえまず関心はありません。いわばドラマの中に、歌舞伎や宝塚歌劇同様の「わざとらしさ」を楽しむ、という心の余裕がないからかでしょうか(笑)。
  • 中国・韓国へ、行ったこともないし、行きたいとも思わなかったし、これからも行くことはないでしょう。
  • しかし中国・韓国を研究することが、日本人、ひいては人類を深く理解することにつながると信じています(笑)。
しかし次のような理由から、上の事情を「とてもよく」理解できるのです(笑)。
  • まず、韓国人は自分しか見ず、全ての外国人が韓国の立場を深く理解し、韓国人を尊敬しなければならない、と独善的に思い込んでいます。
  • 韓国人はアメリカは韓国の味方でなくてはならない」と考えていますが、その根拠は、アメリカも反日であるはずだから、というもの。
  • 韓国人は憲法前文のほとんどすべてを無視していながら、憲法前文の「抗日・反日思想」部分だけには妙に忠実なんです(笑)。
  • 韓国人の一部は、韓米同盟が大切だと理解してはいるけれど、アメリカは韓国に遠慮しながらこっそりと日米同盟を結んでいるだけであり、これには実際の効果がない、と信じたいらしい。
  • しかし残念ながらアメリカは、自国の利益だけを目指して行動しているのであり、いくら弁舌たくましくても、韓国や日本の利益などには興味をもっていないことを、多くの韓国人がほとんど理解できていないこと。
  • アメリカは、中国の後進性については十分に理解しているが、中国貿易で利益を得たいと考えている。もちろん国内の富裕層だけのことしか念頭にはありません。
  • アメリカは、中国を抑えるのに韓国や日本を利用したいだけであり、「どちらの味方をするか」、などどうでもよく、自国の利益のために、たまに日韓別々にむかって、多少は心地よい言葉を発するだけ。

このように私は理解しています。

そして日本人は、次のような現実を認めなければなりません。

  • 韓国は、憲法の前文で「抗日思想」を高らかに謳っていること。
  • したがって韓国の現在の憲法が存続する限り、反日は続くこと。
  • 韓国の大統領が変れば、反日の度合いが変るのではないか、という淡い期待は、まったくの筋違いの望みに過ぎないこと。
今回の推移は
  • 2015/02/27
米国国務次官シャーマンが日中韓の指導者に自制を求めた朝日新聞デジタル
  • 2015/03/05
韓国駐在の米国大使リッパートが韓国人に襲撃され、3月10日に韓国の病院を退院〔NHK〕。
でした。上の2つに、関係があるのか、ないのか、明言できませんが、普通に見るならば、

韓国人特有の勘違いで

  • 韓国はアメリカの弱みを握っていると信じているようで、韓米同盟を結んでいるにもかかわらず、北朝鮮へ接近してみたり、中国へ接近してみたりして、揺さぶっているつもり
  • アメリカが韓国の味方をしないと、離れるぞ、と威嚇し、ゆすっている、つもり
  • この韓国人犯人の「言論を暴力で威嚇して封じようとする」行為は、自分に正義がある、自分が善人だ、これと異なる意見は不義・悪だ、とする人に特有な独善性そのもので、まるで中国共産党そっくり。
  • いやこの襲撃犯だけではなく、韓国人のほとんどがこの独善性をもっている、と言えます。自分に正義があるから、日本人は悪人でなければならないと。自分の汚点・欠点をみる勇気が欠けている、と言えます。
  • この襲撃事件で韓国人が「韓国に言論の自由がある証明だ」と言いそうですが、これまた全く根拠がない独善。初等教育からゆがんだ洗脳をされてきた人たちも30歳前後でしょうか。この犯人の若い頃も韓国で左翼全盛時代でしたか。そのころのツケが、いよいよ遠回りして目の前へ到着したようです。

またこちらに依れば

  1. 韓国政府が、襲撃犯のキム・ギジョンを「テロリスト」とした。
  2. 北朝鮮政府が、「では日本人伊藤博文を襲撃した安重根もテロリストだろう」とする
  3. 韓国政府が、「これ以上の侮辱はない」と反論

私が公平に見たところでは

これに関する限り、北朝鮮の言い分のほうが優っていると思いました。かつて朝鮮半島を支配した日本も、いま韓国を支配しているアメリカも、同じではないかというわけですね。

安重根とキム・ギジョンを

  • 「ともにテロリストだ」とすると、韓国のいう「安重根は義士」がウソになり、北朝鮮としては、してやったり。
  • 「ともに義士だ」とすると、今のアメリカを怒らせることになり、一定割合の韓国人がアメリカを強く憎んでいて韓国政府のやりかたに大いに不満をもっているとするなら、北朝鮮としては、してやったり。
  • 従って韓国政府としては、安重根は義士であり、キム・ギジョンはテロリストである、と苦しい言い訳をしなければならないのですね。まぁ韓国政府としては決して「苦しい」わけではなく、論理破綻しても、どうでもいいことですが(大笑)。

韓国人は普段から

世界中で、とくに日本人を、もうこれ以上はないというほど侮辱し続けてきたのですから、「同胞」からの優しい侮辱をありのままに受け入れましょうね。いつも自分だけが相手を侮辱するのに誰も自分を侮辱してくれませんでしたが、北朝鮮の同胞だけは侮辱してくれているのですから、こんな幸せはありませんね・・・・(笑)。

すでに論理が破綻しているのみならず、世界中から嫌われてきた国ですから、そろそろ悔い改めてまともな人生をおくりましょうよ(大笑)。

世界中の人は、中国で日系企業が破壊される惨状をみて、また今回の韓国での米国人襲撃の惨状をみて、ようやく中国・韓国はあぶない、と思い始めたに違いありません。北朝鮮はもう相当前から危ないと分っていましたが・・・・

遅すぎたとも言えますが、気付いた時が一番はやいとも言います。世界の皆様、十分にご注意を。


候補者推薦制

2015年03月12日 08時44分32秒 | 社会

斎藤隆夫の名演説〔2014/12/04 NHKBSプレミアム放送〕によると

戦前の日本で、独走する軍部を批判できない軟弱な国会議員が多い中、堂々と代議士らしく軍部批判ができたのは、ほとんど斎藤隆夫だけらしく、暗殺されなかったのが奇跡と考える人もいるらしい。

斎藤の反軍演説に拍手した同僚議員が、一転して斎藤の議員除名に賛成したのはなぜか。もちろん裏からの軍部の圧力だったと言います。

斎藤が除名されたあと初の衆議院議員選挙が昭和17年(1942年)4月に行なわれ、「候補者推薦制」が設けられたものの、除名されていたため当然推薦を受けられないまま立候補した斎藤がトップ当選したのは、実に皮肉でした。

その後、神戸への空襲があり故郷の豊岡へ疎開した斎藤。

戦後の公職追放を免れた斎藤は、吉田内閣や片山内閣で国務大臣をつとめております

その斎藤隆夫の言葉。 

    • 新日本の建設は、政治の改革から始めねばならぬ
    • 日本は敗戦に依りては亡びない
    • 政治の善悪に依って運命が決まるのである 

は実に重い。

私が一番印象深く感じたことは「候補者推薦制」でした。

昨年2014年の騒動で知ったことですが、中国の香港では現在でも、

  • 日本で70年以上前に設定した政府による候補者推薦制(推薦なしでも立候補は可能)より更にひどい
  • 政府による候補者認定制(認可なしでは立候補が不可能)

をまだ実施しているのですね。

中国共産党は香港での「直接選挙」を認めたものの政府による候補者認定制」を絶対に撤回しようとせず、政府が許可しない人の出馬を禁じると「実質的に中国共産党のいいなりだ」として香港の学生が疑問視したのは当然でした。

国の代表者を選ぶ「総選挙」が認められていないのは

今どき珍しい封建制度ですが、一党独裁の中国なら当然だとはしても、地域トップを住民による直接選挙で選ぶという英断を見せかけながら、ちゃんと「抜け道」を用意していて、中国共産党が認めた候補者でなければならない、というのなら「直接選挙」の意味は全くなく、一党独裁を更に強めたい意志を表明している、と断定できます。

日本でもTPPを想定して今すすめている農協改革でも、いままでさんざん農協を利用してきた自民党ならではの「抜け道」を、必ず想定していることでしょうから、似たようなものですか(笑)。

中国共産党としては

「政府による候補者認定制」を設けないと、無数の人が立候補して混乱すると言いたいところ、その心が中国共産党が香港を思う通りに支配したい、ただそれだけなのは、もうバレバレでした(笑)。

日本では選挙時の供託金制度を設けて、無節操な売名行為となる立候補に対して一定の歯止めにしておりますが、これにさえ批判があります。

しかし中国では

政府が認定しないと立候補さえできないという制度がまだ続いております。

これだけ世界中で経済が結びつく時代になったとは言え、中国だけが「政府が選挙の立候補者を決める」という制度を60年以上たもってきたとは、日本の戦前にあった東条内閣末期を思い出させ、暗い気分になってきます。

香港でこれだけもめても、なおかつ変えようとしない中国。

「内政に干渉するな」と叫びながら、いつも「外国に内政干渉する」中国共産党

堂々と「歴史を否定」する中国共産党が外国に対して「歴史を否定する者がいる」と公言するど厚かましさ! 日本の暴力団が日本の福祉制度を批判するど厚かましさのようなものですね(大笑)。

やはり相当レベルが低そうです(笑)。


将棋A級順位戦プレーオフ

2015年03月11日 10時32分18秒 | 将棋

将棋A級順位戦プレーオフ2局目、久保が勝ち上がる

今期〔2014/04-2015/03〕将棋A級順位戦は10人による対戦でしたが、すべてが終了した時点で、久しぶりに6勝3敗の同率者4人が誕生し、パラマス式で下位から勝ち上がるプレーオフが行なわれています。

ほかでは結果をまだ知りませんが、こちらによると、4人のうち下位から2番目だった久保が2連勝と勝ち上がり、03/16に行なわれる予定の対行方〔なめかた〕戦で挑戦者争いの決着がつくことになっています。

なお参考程度にリーグ戦の結果もご紹介しておきました。


言行不一致

2015年03月11日 08時36分05秒 | 生き方

言行不一致とは何か。いつも悩みますね(笑)。


とにかく、外国人は中国人のこういう言行不一致のやりとりを理解できない。

このような状況は、中国人にとって非常に大きな負担となっており、毎日、われわれは他人の気持ちを推し量らねばならない。

もし相手が親しい友人ならまだいいが、相手が権力者や高級官僚、あるいは大金持ちで、どうしても彼と近づきにならなければならない場合、あなたは、彼が心の中で何を考えているかを模索しなければならない。これは大変な精神の浪費だ。 

:柏楊(ポーヤン)「醜い中国人」張良澤・宗像隆幸(共訳)光文社1988/06/25 12刷発行 


中国や北朝鮮を見ていると、

言っていることと正反対の行動をすることがよくあり、さっぱり意味が分りませんでした。

日本人に対する見方もそうで、「いつもニコニコしているが、何も不満を言わないので、日本人はさっぱりわからない」のと好対照でしょうか(笑)。

そういえば同じ日本人でも各地で対応が異なってくるようです。

大阪の人間はおもしろいけれども信用がないし、京都になると考えているのと正反対のことを言うようで、これまた信用できない、としますが、京都の場合、それほど外からの侵略に悩まされてきた長い歴史を暗示していて、自然に発生した自己防御本能なのかも知れません。

客人が帰るそぶりを見せる、あるいは客を帰らせたい時に、京都人が用意しているせりふ「まぁお茶漬けでも」が、「京の茶漬け」という落語の中心です。これは、やはり大阪人制作による皮肉落語でしょうが、大阪人の妙な懐疑心あるいはおもしろさを表現してはいても、京都人が信用できるとする落語ではありませんね(笑)。

讃岐の高松(現在の香川県)では、客人が帰ろうとしたときに「まぁまぁ、あつかんで」と言うのですが、真に受けて(まにうけて)待っていても客には「お酒の熱燗(あつかん)」は出てこないとのこと。つまり「まぁまぁ、あつかんで」は「扱わない、お構いはしませんが、ごゆっくり」という意味らしい(笑)。

一方、関東が信用できるかというと、「賢そうなことをゴタゴタと並べる」だけで、やはり信用ができるとは言えないらしく、日本のどこへ行っても本質は変らないので、言葉だけで相手を全面的に信用するものではない、と落語では戒めているのでした。

どこでも何かの縁があったり上層部で固い絆がある場合には、下層部で競争させながら、結局はなんとか落ち着くのですが、これを「信頼関係があるから」だとは言いにくい。

ただしこれが国同士の交渉ごとになると、やや趣が変ってきます。

現在のところ、さまざまな仕組みがことなる最大の組織が「国」だとすると、これはある程度やむを得ません。

しかしそこに相互の信頼感がなければならず、嘘八百を並べて、都合和悪くなると突然交渉を打ち切る、なんて裏切りをしてはいけません。この点では上で引用した柏楊(ポーヤン)の言葉は正しいと言えます。

中国などでは

一党独裁ゆえ交代させられる心配がないから一方的にごり押しできるのですね。為政者が、相互に妥協してまとめるという訓練を経験していないようで、まことにあはれな国というべきか(笑)。

そもそも国民が為政者を選ぶ制度がなく(総選挙がない)、異なる意見を政府が許さず弾圧・黙殺してきました。政府が一番賢明である、と自惚れているのに対して、それはちがうと2014年に香港の学生が不満を訴えたのでした。 


 80年前に書かれた中国民族「退化」論 

張君俊は、民国時代に活躍した民族心理学者である。アメリカ、コロンビア大学に留学後、帰国して大学で教鞭を執っていた。

・・・・中略・・・・ 

「北方人は何をしても、何をしやべっても、大体豪快でさっぱりして、南方人のように細々しく、まわりくどくて、言行不一致ではない。北方人の性格は西洋民族的である」 

「南方人は狡猾で、特に江三浙(江蘇・三浙一帯)人が代表である。南方人の狡猾さには、その出発点がある。すべての北方人が南方に渡来して、大半は比較的聡明な人であり、最初は北方人の豪快ぶりを持っていたが、環境の変化に合わせて、今のような様相になっていたのだ」 

そして、張は、南北中国人の違いをこう語る。

北方人の保守性南方人の進取性は、北中国と南中国を根本的に区別する」 

この南北の特徴を張は、中国では欠陥になると指摘する。 

「およそ偉大な眼光をもつ民族は、いつも保守中進取あり、進取中保守ありである。しかし、中国民族は違う。2つの特性を彼此(ひし)と分けて、合作させないのである」 

北方人の遅鈍」と「南方人の敏捷(びんしょう)」の原因について、張は「北方民族は、歴史的に異民族の攻撃を受け、才智ある人間は南方へ移動し永住してしまった。北方に残留したのは大半遠見性に欠け、冒険心に欠けている人間であった」と分析する。 

また「北方には黄河の水災があつて、毎年多くの人間が南方へ移り住んだが、その人々は聡明で、自然に適応をし、独立生活ができていた者であった」とする。 

張の中国人種改造論は大変興味深い。彼は、南方人の北方移動を唱え、はなはだしくは、「日本人と通婚し、ことに欧米人と婚姻する」ことを強調している。 

張は、1930、40年代の日中戦争期に、中国民族の危機を感じたに違いない。彼は、中国人は必ず欠陥がある民族で「面積は日本より30倍大きく、人口も日本より8倍も多い中国が小さな日本に脅迫されている」のだから、中国人の退化を人種的改良策として「日本人と通婚」を提唱したのだろう。 

実は、中国では現在でも日本人と比較して、中国人の民度、素質が日本人より、はるかに劣っていると認識している中国人も少なくない。私も洛陽や北京、上海、大連の知人やタクシー運転手からも、日本に比べて、中国は50年も80年も遅れているから、中国人は日本人に学ぶべきだとの主張をよく耳にした。:金文学「進化できない中国人」祥伝社 平成26年3月20日初版第1刷発行 


こういうのは貴重ですね。

人は物事を判断するときに「典型化」しがちで、それが理解を早めるのに必要なのでしょうが、「典型化」はややもすると「決めつけ」「潜在意識」へ潜り込む心配があります。

これが一里塚であり、一方では、あることについて徐々に詳しく分ってくると、違いが分りはじめ、区別し始めるのです。

野球を好まない人なら、読売も阪神も、福岡も北海道も、みな同じに見えます。

三弦を理解しない人は、津軽三味線も端唄小唄も地唄も三線も、みな同じように聞こえるものです。ところが興味をもち始めると、津軽三味線は太棹で音質が異なるし、大阪と京都でさえ三味線の音が異なり、三線はもっと軽く速い、と分ってくるのです。

同じように、一党独裁とはいえ広大な中国ですから、地域差が大きく異なり、これらを「典型化」から「違い」へ理解を深めたいものです。そうすることが、大きい誤解を避けることに繋がるはずですから。

それにしても一党独裁は危うい! 党が崩壊すると国が崩壊するのですから(笑)。

いろいろな混血があり一言では言えないのでしょうが

  • 北方人:がんこで保守的、短期の視点にこだわる
  • 南方人:新しいものに取り組み長期の視点をもつが狡猾

には一応の説得力がありそうです。


忠義・忠誠(2)

2015年03月10日 07時01分48秒 | 生き方

忠誠」の第2弾です。第1弾はこちらでした。

「忠誠」は、時に美しく響きますが、世間でよく言うように、美しいほど注意が必要なのでしょう(笑)。

「きれいなバラには、トゲがある」
   ↓
「きれいな花には、トゲがある」
   ↓
「きれいでないのに、トゲがある」

さて・・・・始まります。


 野村証券を告発し、一連の総会屋スキャンダルの口火を切った大小原公隆〔おおこはら・きみたか〕は『裏切り』(読売新聞社)に「私の告発の動機は正義ではない。職務上の義務だった。」と書き、「思い違いをした忠誠心に呪縛された社員たち」を気の毒がりながら、「会社、社員、株主を裏切ったのは経営者の方である」と断言している。その通りだろう。辞任の記者会見で野村証券社長の酒巻英雄は「まず、私に言ってほしかった。」と口にしたが、言えば必ず、もみ消されたに違いない。:P.213 佐高信「こんな日本に誰がした!」講談社文庫 


これを読んで

野村なら「あり得ることだ」と思った方は正しい。野村の肩をもつ理由は、どこにもありませんが、こういうのは日本で「どこにでもあり得る」事件なのです。

ただし中国・韓国では、こんなことは「日常茶飯事」なので、起こったとしてもニュースにならないほど隠蔽・捏造のレベルが高い(笑)。

一方日本では、「あり得ること」ですが、起こったらニュースになります。日本では、それほど隠蔽・捏造の技術が発達していない、つまりレベルが低い、ということですか(笑)。


 これまでアラブの領土は絶えず外国人によって占領され、そのことがアジア、ヨーロッパ一アフリカの三大陸を結ぶかけ橋の役をはたしてきた。アラブ人は、世界のあちこちからやってきた外国人にもまれ続けてきた。そのうえ中東は、いろいろな文明の温床となり、各種の宗教の発祥地ともなった。アラブ人は、新しいカルチュアに自分たちを適応させ、変化に耐え、同化することを学びとった。 

数百年間、アラブは自由な国ではなかった。アラブ人には、自分が大きな存在の中の一つであると感じさせるもの、つまり国家を感じさせる必要条件がなかった。家族を除いて、彼らには忠誠をつくずものが何もなかった。 

そして、そういうものが必要になったとき、彼らは支配者の愛顧を受けるために忠誠心を発揮するほかなかったわけである。柔軟性に結びつく、もう一つの大きな要素は、子供の育て方の中に発見される。赤ん坊は、一つの物体のようなもので、数人の膝から膝へ回され、母親を求めて赤ん坊が泣けば、そこに居合わせた婦人が乳を与える。:P.67 サニア・ハマディ「アラブ人とは何か」明石書店 


かつて私は

ある著名な故人に「中東人は、石油を産出するようになって不幸になったと思います」と言ったところ、その人は即座に「いや石油のおかげで幸せになった」と否定しました。

また私が別の人に同じことを言ったところ、その人は「不幸になった」とする私の説に賛同しました。

つまり、石油が出たことは、不幸とも言えないし、幸福とも言えない、どちらでもない、ということでしょうか(笑)。

私は自分にいささかの主張があったとしても

「死守する」なんて馬鹿げたことはせず、それぞれ異なる意見の中間あたりに何か真実があるのでは、と考えることが多いのかもしれません。

私は、多くのことについて「自分なりの意見をもつ」ことが多いためか、たとえ「自分の考えがある」としても、これを死守しないのでしょうか。

多くの人は普段、自分の意見などもたず情報をただ受け入れるだけなので、たまに何かについて自分の考えが決まると、それを死守し始めるもの。やはり私は変っているのでしょうか(大笑)。

過去において、イスラム帝国の栄光があったとはいえ

現代ではその時代に虐げられてきた人たちが世界を牛耳る時代。互いに異なる宗教の中間あたりに真実を求めるのではなく、自分の宗教が正しいと信じこまされ異教徒に長い間「恨み」をもち続けたからでないと、あれほど深い宗教対立は考えられません。

現代のイスラム教徒の一部は、移民としてそういうキリスト教地域へ渡って仕事をしてきました

そういう移民をしなかった人には、いいも悪いも、イスラム教という洗脳「教育」がありましたが、異教徒の住む地域へ移民した人たちの中には「教育」を受けられなかった人もいて、国を出て初めてイスラム教以外の宗教を知った人、国際関係についての無知な人もいて、異国でイスラム教徒だけが寄り集まって、しかも宗教上の理由で顔を隠してその国で治外法権のような「異国」を形成していると異端視されはじめ、よって「差別されている」という考えに洗脳されやすく、中には過激な犯罪に走る人が出てきます。

これも教育の不足に起因すると思われます。

ただし、「教育」を重視する視点からご推察の通り、私がイスラム過激派の言動を正しいと認めているわけではありません。

大切なのは、イスラム教地域の人たちが、キリスト教地域に頼らずに、自立することでしょうか。依存しながら「差別された」と過激になるのではなく、依存の度合いを少なくすることにこそ活路がある、と私は思うのです。

そういう意味で、中東が、突然わいてきた石油を利用して「自立」ではなく「依存」で繁栄を目指したことが不幸だったのではないか、と言ったわけです。

昨今の宗教対立を

私はこのようにとらえているので「表現の自由を」などと叫ぶのではなく、真正面から宗教対立ととらえ、宗教対立をあおることで利益を得ている人たちをなくすよう行動することが大切かと思います。 

「あすから一神教をやめましょう」と呼びかけるのが現実的でないと思うからこそ、こんな指摘をするのでした。


 憲法より「党への忠誠」?  中国で初の「国家憲法日」 

中国は4日、憲法記念日に相当する初めての「国家憲法日」を迎え、政府や国営メディアなどが憲法を守る姿勢を大々的にアピールした。習近平(シーチンピン)指導部は「法治」を新たな看板に掲げるが、庶民の反応は冷静だ。 

国を挙げて憲法の大切さを学ぶ日として、10月に党中央委員会が決めた。1982年のこの日、習氏の父、習仲勲氏が主宰した全国人民代表大会で、文化大革命の名残を残した従来の憲法を大幅に改めた現憲法が成立したのにちなんだ。 

4日は政府機関や学校などで勉強会が開かれ、メディアも盛んに宣伝。「憲法は改革開放を進めるための用心棒だ」(人民日報)などと意義を強調した。 

しかし、ネット上では広西チワン族自治区の裁判所が開いた憲法順守を誓う宣誓式で、憲法より先に「党への忠誠」がうたわれたことなどが話題になった。「中国版ツイッター」の微博(ウェイボー)でも、「(憲法が定める)選挙権を使えたのは、学級委員長を選んだ時だけ」「おとぎ話にだまされるな」などと冷めた意見が目立っている。(北京=林望)
:朝日新聞デジタル 2014年12月5日00時31分 


上記に見られるとおり、昨年あたりから

悔い改め始めたのか、中国について、香西こうざいかおり、いや、功罪(こうざい)両面から報道するように変化してきたかに見えるのが、朝日新聞。

同紙が、中国共産党との良好な関係を維持しながら、現実をそのまま伝えようとする姿勢に切り替えたとするならば実に立派。

しかし「現実報道ほど危ないことはない」「現実報道など念頭にない」はずの中国共産党が、果して朝日の「謀反」を「目こぼし」するとも思えず、毛沢東の「造反には理が有る」という意味の造反有理〔ぞうはんゆうり〕を朝日が演じていると仮定して、それが通じるや否や、というところ。

みなさまが、どうとらえるかどうか分りませんが、私は

  • 中国共産党が中華人民共和国を建国した
  • 中国共産党が発表する声明は、多くの場合、まったく正反対の意味を含んでいる〔私が特別に疑い深い人間だからではない〕

という経緯から、「国家憲法日」を制定したということは、中国が法治国家を目指したという意味とは正反対の、「中国共産党による弾圧を徹底させる」意思表示と見ました。

過去の無数の実例から、これが「尤もらしい」と信じています(笑)。チワン自治区での「党への忠誠」は、その一例に過ぎません。

中国共産党には、

ある状況が中国共産党にとって〔「中国にとって」ではない〕危険だ、と判断すると事実と異なる美しい言葉を乱造する悪いクセ

があります。いつもあとになって気づきますが、これは得意中の得意。つまり中国共産党には

  • 言っていることと正反対の行動をしたがる

言い替えると

  • 行動していることと正反対のことを言いたがる

傾向があるらしい。

これは状況を見極められない「うぬぼれタイプ」特有の心理状態であり、自分が一番用意周到に考えているとする根拠としていることから、この傾向は、ほぼ断定する価値があると言っていいでしょう!

何でも思いつきで強権的に決めるからこそ、形式的には「美しく着飾る必要がある」のですね(笑)。世間体として醜いところがあると判断するからこそ顔を整形します。

憲法よりも党への忠誠のほうが大切なのは、中国では当たり前。

そして何回も言いますが

党への忠誠を強要していることがバレてはまずいので、見かけ上、否定するために「法の遵守」を謳うわけです。

党が「目こぼし」できないときに限って、この「法」が活きてくるのですが、実際の効果がないのは、むかしから変りません。

もちろん、憲法は改革開放を進めるための用心棒(人民日報)とは、中国共産党の一党独裁を強めるため「憲法は用心棒でなければならない」と言っているのです。その意味は・・・・

ようじん‐ぼう【用心棒】

  1. 盗賊などを防ぐ用心に備えておく棒。
  2. 内側から戸を押さえるために備えておく棒。しんばりぼう。
  3. 護衛のために身辺につけておく従者。博徒などが警戒のために抱えておく武芸者。 

広辞苑第六版

つまり

中国の憲法とは、中国共産党という博徒が民主主義という盗賊から身を守るための、用心棒

・・・・うわぁ~、久しぶりにいいことを言いましたね。←誰も言ってくれないので自分で(笑)。

ばく‐と【博徒】ばくちをうつ人。ばくちうち。:広辞苑第六版 


自由経済・自由社会には

原油価格や為替や宗教対立を操作しようと試みる連中がいて、かくも危うき一面をもってはおりますが、それでも統制経済・弾圧国家に比べたら、まだまだ充分に健全だ、と言えると思います。

ただし、自由経済・自由社会の利点を賛美し過ぎる

だけではなく、厳しく自由経済を監視して、不正操作を許さないという姿勢が、これからもずっと必要なのです。

忠誠」だけでは対立をあおってしまい危ない。

「自由を確保するためには、多くの人が納得するような規律が必要」

なのでしょう。


ネムツォフ襲撃犯?

2015年03月09日 09時33分54秒 | 海外

何かが、匂って(臭って)くるロシア!


ロシア野党指導者暗殺、容疑者2人逮捕

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領批判の急先鋒に立っていた野党指導者、ボリス・ネムツォフ元第1副首相(55)が先月27日夜、モスクワ中心部の大統領府近くで何者かに撃たれて死亡した事件で、露連邦保安局(FSB)は7日、容疑者2人を逮捕したと発表した。

 FSBのアレクサンドル・ボルトニコフ長官は、国営テレビに出演し「この事件に関連し、アンゾル・グバシェフ、ザウル・ダダイェフの両容疑者を2人を今日までに逮捕し、国家元首(プーチン大統領)に報告した」と述べた。容疑者らはカフカス地方出身だとしている。【翻訳編集】 AFPBB News 

AFP=時事 2015年3月7日(土)19時16分配信


殺人犯が逮捕されたと聞けば

普通なら、安心して喜ぶものですが、ロシアや中国に関する限り、「犯人逮捕」から、「別件逮捕」の臭い(匂い)が漂ってくるのです。

これは全体主義国家特有の、為政者や政府中枢が裏でからむ犯罪を連想させます

つまり為政者は、犯人として、事件とは無関係な反政府活動家を不法に別件逮捕して、事件の本質を闇の中に葬りたがるのです。国の中枢にかかわる事件ですから、闇へと葬らなければならないのが弾圧国家の典型。

信頼性がない政府ゆえに
 ↓
信頼性を得ようと必死になって冤罪逮捕
 ↓
これによって、ますます信頼性がなくなる

という負の連鎖で

独裁国では「迷宮入り」などあるはずがなく、「何でも即座に別件逮捕」

なのでした。

早すぎる「犯人検挙」、もうまとまったのか「事故原因解明」などがあれば、まずは疑ってかかるほうがよろしい、かと思います。

ニュースでは

「カフカス(コーカサス)地方出身」としていることから、近年ロシアの問答無用の弾圧に耐えかねて暴動が頻発するチェチェン共和国に関係していると匂わせていますが、本当にそうなのかどうか。

その後のニュースでも、チェチェンの軍人が関与していると匂わせていますが、もちろんこれも慎重に判断したいものです。ロシア国営放送・新聞の報道をそのまま真実だと思うところに、心の油断が(大笑)。

近年、ロシアや中国では

武力占領しているイスラム教信者が多い地域、特にロシアのチェチェンや中国のウイグル・チベット地区での反政府運動・反弾圧行動が活発で、ロシア・中国の弾圧人権無視が白日の下にされされています。

よって私は、ロシア連邦や中国が強引で不法な占領をやめて、たとえば中国の人民解放軍が撤退して、真の解放とし(笑)、これらの地域が平和的に独立するのを支持しております。

世界中のどこに「中国人民解放軍」に「解放」されたいと思っている人がいるのでしょうね。中国にさえもいませんよ! 

中国語では一体、「人民」とはど~ゆ~意味か、「解放」とはど~ゆ~意味か。間違いなく、「中華の独善を象徴する落語のようなあやしい定義」があることでしょう(大笑)。

ただし

イスラム地域の独立を心から願うことが、昨年2014年から活発になってきたイスラム過激派のテロを支持することにならないか

これが気になる昨今です。

ロシア・中国は、自分の弾圧を棚に上げたままイスラム過激派に神経をとがらせ、占領しているイスラム教系地域の独立を支持する人に対して「イスラム過激派を擁護している、つまりテロを支援している」と筋違いにののしるチャンスをうかがっている

これを決してお忘れなく。ののしられてからでは、もう遅いかも。

それほど「自分を省みる訓練がなく、平気で天につばする」人たちなのですから。

ロシア・中国を利することになるならイスラム教系地域の独立を支持しないでおこう、と考えがちですが、これのほうがもっとロシア・中国を利することになってしまうかも(笑)。

複雑でおぢゃりますな。

まとめると

ロシアや中国は「イスラム過激派が影響力を拡大しない」ことを切に願っているでしょう。そしてこれが、私と「ロシア・中国」の間に存在する唯一の共通点だったのです(大笑)。


ロシアや中国や北朝鮮、そして韓国には冤罪(えんざい)などあり得ないのです。 

広辞苑第六版

えん‐ざい【冤罪】無実の罪。ぬれぎぬ。「―を晴らす」


さびしい反日の減少

2015年03月08日 08時35分01秒 | アジア

なぜか中国・韓国の「兵士」達による反日関連記事が少なくなった昨今です。

日本のマスメディア各社は、鵜の目鷹の目でその種の記事を探していますが、意図的なのか、そうでないのか、確かに少ないようです。

    • あの「兵士」達は一体どこへ行ったのか ?
    • Where have all the soldiers gone ?

まさに歌詞通り、「いつになったら、わかるのか」というところで、静かなのは不気味かもしれません。

尤も、中国も韓国も、日本以上に国内事情があり、それどころではないでしょうが

  • 「自国の長所を無視、短所だけ報道したがる」日本の新聞
  • 「自国の短所を無視、長所だけ報道したがる」韓国の新聞

いずれも普通の調和を欠きます。

しかし中国・韓国による「捏造いっぱいの」反日言動がないと

  1. なければないで寂しいもの。
  2. 今までは「脅せば・威嚇すれば・わめけば・おねだりすれば」何らかの利益が得られたものですが、無視されたため、きっぱりあきらめたのでしょうか。
  3. 心理学でいう「効果の法則」を思い出すならば、「効果がなかった」ので、別の手を検討中だからか。いや自分の言動が「天にツバする行為だと、反省し始めた」からでしょうか  ←それだけはあり得ない!

今回は、韓国の反日の源泉は韓国の憲法にあり、というお話。

鳴りをひそめているから韓国の反日がもう終わった、ということはあり得ず、虎視眈々と次の一手を熟慮中・・・・。

では始まり始まり!

まずは上記リンクから、韓国憲法の前文の全文(和訳)を見ると。


前文 

悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は3・1運動で成立した大韓民国臨時政府の法統と、不義に抗拒した4・19民主理念を継承し、祖国の民主改革と平和的統一の使命に即して正義、人道と同胞愛を基礎に民族の団結を強固にし、全ての社会的弊習と不義を打破し、自律と調和を土台とした自由民主的基本秩序をより確固にし、政治・経済・社会・文化のすべての領域に於いて各人の機会を均等にし、能力を最高に発揮なされ、自由と権利による責任と義務を果すようにし、国内では国民生活の均等な向上を期し、外交では恒久的な世界平和と人類共栄に貢献することで我々と我々の子孫の安全と自由と幸福を永遠に確保することを確認しつつ、1948年7月12日に制定され8次に亘り改正された憲法を再度国会の議決を経って国民投票によって改正する。


まずは「3・1運動で成立した大韓民国臨時政府」からいきましょうか。 

李氏朝鮮      1392年-1910年
李氏朝鮮の大韓帝国 1897年-1910年「日本の傀儡政権」か
日本による朝鮮併合 1910年08月29日-1945年09月09日
三・一運動     1919年03月01日からの独立運動
大韓民国の憲法制定 1948年07月12日
大韓民国の樹立宣言 1948年08月15日

ただし私は、9回に及ぶ韓国憲法改正の詳細を理解していない、と告白しなければなりません(笑)。

上記によれば

憲法前文に「大韓民国臨時政府」による「独立運動」が明記されている

ので、この憲法が存続する限り「反日」「抗日」は永遠に続くでしょう。

ただし残念なことに、そのあとに書かれている理想のどれも、まだ実現されていません。分割すると、次のようになります。

    1. 祖国の民主改革と平和的統一の使命に即して正義、人道と同胞愛を基礎に民族の団結を強固にし
    2. 全ての社会的弊習と不義を打破し
    3. 自律と調和を土台とした自由民主的基本秩序をより確固にし
    4. 政治・経済・社会・文化のすべての領域に於いて各人の機会を均等にし
    5. 能力を最高に発揮なされ、自由と権利による責任と義務を果すようにし
    6. 国内では国民生活の均等な向上を期し
    7. 外交では恒久的な世界平和と人類共栄に貢献することで我々と我々の子孫の安全と自由と幸福を永遠に確保することを確認し

1.「祖国の民主改革の使命

これはあくまでも使命・目標であり、憲法制定から67年が経過した現在2015年になっても、まだ韓国には民主主義がみられない

韓国に言論の自由がないのは当然ですが、かつて極端な右翼政権や軍事政権が庶民を武力鎮圧してきたし、今でも自分の意見に反する米国だからと言って韓米大使を暴力的に襲撃するなど、「親北⇔嫌北」つまり「共産主義の否定と賛美」など左右に激しくブレながら進んできた、全体主義的国家でした。

1.「祖国の平和的統一の使命

これは南北統一の事だろうと思われますが、憲法制定から67年が経過した現在2015年になっても、まだ統一のきざしさえ見られず、南北分断は100年以上固定化されるのではないか。

北朝鮮関連では、話し合いが進みつつあると思ったその矢先、必ずと言っていいほど北朝鮮が「交渉を有利に進めよう」と、小規模な武力紛争を起こして交渉に水をさし、その結果、せっかくの筋道がもろく崩れ去ったものです。反抗期の子供ですね。

中国やアメリカが間に入っても効果はありませんでした。飴とムチが北朝鮮国内では効果があったかも知れませんが、外国に対しても効果があると信じているのでしょうか。

北朝鮮の庶民は、

    • 国内にいては食糧がなくて餓死あるのみ
    • 国外へ脱出しようと試みると、自国兵士により背後から射殺されるし
    • 仮に無事中国へ脱出できたとしても、今や中国側の事情で、拘束されて北朝鮮へ強制送還される

このような「地獄」をさまよっています。

一方、北朝鮮では、ほんの一部のエリートたちが、いつ濡れ衣で自分の身に降りかかるかわからない「粛正という死刑の恐怖」をかかえながらも、そのご褒美として超ぜいたくな生活を送っています。

この国は、どこかが間違っている、あ~無情!

1.「人道と同胞愛を基礎に

北朝鮮に対する同胞愛が強すぎるためか、北朝鮮による韓国人拉致にさえほとんど関心がなく、よって当然、日本人拉致など、ど~でもいい問題だと思っているのでしょう。

「華僑」の多くを韓国から台湾やアメリカへ撤退させたのも同胞愛からでした。かれらを北朝鮮のスパイだと疑ったのか、朝鮮半島特有の伝統的な差別〔学歴差別・職業差別・地域差別〕なのか知りませんが、被害を受けた人たちの多くが悪質さを指摘しています。

人道と女性の人権をそれほど大切にする国なら

脅せば何とかなった日本に対して70年以上前の慰安婦問題を「捏造」するのではなく、現在続いている韓国内の売春婦問題を、放置せずに解決しなければなりません。

深刻な国内問題さえ無視しているようでは、民主国家と言えないのはあたりまえとして、まともな近代国家とさえ言えず、あまりにも腐敗し改善の見通しがない北朝鮮そっくり。まぁこれも同胞愛か(笑)。

それにしても、国民3人が集まれば3つの党ができるほどケンカばかりしており、実際の政党も対立するばかりで、一体どこに同胞愛が、というところ。やはり「美しい言葉」を並べただけの作文憲法は、現実を反映していない夢物語に過ぎないのでしょうね。

1.「民族の団結を強固に

人の話を聞かないし、政党は勃興・合併・改称・滅亡の乱立で、どこに「民族の団結」があるのでしょうか。

もしも大統領金泳三〔任期1993-1998〕あたりから民主政権に近くなったと仮定しても、まだ22年を経過したに過ぎず、ソ連崩壊後のロシア連邦〔1991- 〕の24年より短く、韓国もロシアもまだ全体主義国家の気配を残していて、これがきっと「民族の団結」なのでしょう。

2.「全ての社会的弊習と不義を打破

これさえ道なかばですね。現代の韓国には、社会的弊習〔へいしゅう:悪い習慣〕が多すぎませんか。

韓国憲法裁判所が2015年2月26日に「姦通罪は違憲」としたのは、この憲法前文「社会的弊習と不義を打破」を、否定するものか、それとも認めるものか。

もしも「姦通罪は違憲」としたのが

    • 「姦通」が「社会的弊習と不義」ではないという意味なら、「姦通」は打破すべき対象ではありません。よって「姦通」は推奨されはしないでしょうが「姦通罪はまちがっている」のでしょう
    • また「姦通」を「社会的弊習と不義」とみなすならば、「姦通」は打破すべきでしょうが、「姦通罪は違憲」としたのですから、「姦通」そのものが別の問題をおこすかも知れないけれども「合憲」であると、韓国憲法裁判所が妙な判決を下したことになりますか。

分りやすく言えば、姦通は他の法律で対応すべきものであり、姦通罪そのものは憲法に違反するので廃止する、ということでしょうか。

「有名無実」だった姦通の社会的習慣が、晴れて「無実になったと言えます(笑)。

またこの判決に関連する記事では、

この判断で姦通罪の効力は喪失し、また、2008年10月31日以降にまで遡及して効力が発生する。

としており、一部の欧米とは異なりますが、日本では憲法で罪刑法定主義を明記しており、韓国でも同じように 


韓国憲法 第13条

  • 全ての国民は行為時の法律により犯罪を構成しない行為で訴追されることはなく、同一の犯罪に対して重ねて処罰を受けない。
  • 全ての国民は遡及立法により参政権の制限を受け、財産権を侵害されることはない。
  • 全ての国民は自分の行為ではない親族の行為に基づいて起因する不利益な処遇を受けない。 

としており

憲法に「遡って、訴追されることも財産を没収されることもない」と明記されているのに、コハイカニト思ヒテ〔愚管抄〕詳細を見るに、憲法裁判所が「遡って姦通罪を失効」させるとか「遡って親日派が得た財産をその子孫から没収」しています。いったいど~ゆ~こと?

もし韓国憲法裁判所がそう判定したいならば、

  • まずは韓国の立法機関が憲法改正をするのが筋道というもの。憲法裁判所が憲法を曲げて解釈してはいけません。あくまでも法律に忠実に憲法に合致するかしないかを判断すべきもの、というのは日本だけの常識であって、韓国には通じるはずがないのでしょうね。
  • 憲法を改正しないまま放置するのでは、韓国では裁判所が立法・行政などの下請け機関に過ぎず、法治主義ではなく人治主義のレベルに留まっている、からでしょう。
  • 江戸時代の名奉行と同じように「いい奉行ばかり」の人治主義だといいのですが・・・・なかなかそうはいかないのが現実でした(笑)。

分りやすくい言えば、

驚くべき因果律では「祖先の罪は子孫の罪」らしく、憲法より優先され、しかも遡及して効力を発する、というのです。さすがに、それはないだろう、というところ! 

日本で今、新しく法律を作って「800年前の平安末期の腐敗した平氏を罰する」ということでしょう(笑)。 


時間の都合もあり、ここまでとしますが

韓国の憲法の、しかも前文だけ、なおかつ、そのほんの一部だけで、これほどの問題があると思うのです。きりがないので、今回はやめておきましょう。

まとめになりますが

憲法前文の冒頭からしてこんな非実現的な内容を並べているのですから、明記されている反日国是も非実現的になればいいですね(大笑)。←それだけはあり得ない!


暴力で言論を封じる

2015年03月07日 08時58分07秒 | 社会

暴力で言論を封じようとする事件が続いています。

  • フランスで、イスラム過激派が銃乱射
  • ロシアで、裏ヤクザ?が野党指導者ネムツォフを暗殺
  • 韓国で、北朝鮮心酔者?が駐韓米大使を襲撃

興味深いのは、この事件の直後にでた各政府のコメントです。

ネムツォフの暗殺

ロシアの大統領府は、犯行を非難するのではなく「政敵の挑発行為」というやや分りにくい表明をしました。政敵を非難するだけで犯行を非難していないところから、プーチン支配下で甘い汁を吸えている裏社会の犯行ではないか、という匂いがします。

ロシアでは、国家中枢に絡(から)む暗殺事件については、当然ですが捜索は進まず迷宮入りとなります。恐怖の秘密結社国家ソ連そのものですね。詳しく言えばプーチンの所属していたKGB〔旧ソ連の秘密警察〕が、為政者と異なる意見をもつ人間に「国家転覆罪」をなすりつけて小さな芽のうちにつみ取ろうとして、裏で暗殺を幇助しているに違いないと思わせる不穏国家。

この国では、為政者と異なる意見をもつ無数の人が拘束・逮捕・暗殺され「恐怖の弾圧」が続いております。

国家と異なる意見を許さないところが、共産主義の考えが行き渡っているロシア・中国・北朝鮮の共通点でした。もちろん韓国もその一つでしょう。

韓国での駐韓米大使襲撃

  • 韓国政府

容認できない

  • アメリカ政府

暴力を強く非難 

政府の対応として、ロシアと韓米の違いがわかります。

そして犯行そのものを詳細に見ると

ロシアでは、国内での対立

    • 政権に批判的な人が同国人によって多数暗殺される。
    • 「黒い社会」であり、言論の自由はまったくない

韓国では外国人を襲撃

    • 韓国政府の「絶対的な善」に賛同しない外国人を、韓国人が襲撃する
    • 「黒い社会」であり、言論の自由はまったくない 

共通点と相違点

  • 暴力という弾圧で言論の自由を否定する意味では、ロシアも韓国も共通
  • ただし同国人を襲撃するロシアと、外国人を襲撃する韓国

という違いが見られます。

韓国の場合、アメリカは常に日本を否定し韓国を支持しなければならない、と思い込ませる世論誘導が盛んで

韓国人の日本蔑視

が基本になっています。これは中国儒教の序列意識からきていて、もう永遠に変りそうにない思考形態でした。

ヘイトスピーチ以上の国家による「蔑視」「軽蔑」「暴力」であり、この方針に従わないアメリカが韓国に「自制」を求めただけで、日本びいきだ、韓国を侮辱した、と考え襲撃したのです。

韓国の場合

韓国の主張に賛同しないと、「無礼だ」「許せない」と考える国民感情が多くの国民にあり、内陸の奥に閉ざされたどこかの未開民族を連想させます。これはもうどうしようもないほど未熟な思考ですね。

なぜ「自分だけが最高」なのか、いや他の人たちもそう思っているのではないか

と考える心の余裕など、まったく見られません。また為政者がそういう風に世論を誘導した結果でもあります。

この件で私が不思議に思うことは、ヘイトスピーチよりもよほど悪質な破壊行為なのに、日本では「日本のヘイトスピーチのほうが重大に扱われている」ことです。

日本でのヘイトスピーチ ≪ 中国や韓国での反日破壊行為

のはずなのに

日本でのヘイトスピーチ > 中国や韓国での反日破壊行為

と考える日本人が多い、ということです。

もちろんヘイトスピーチは危険であり避けなければなりませんが、

  • 中韓の破壊行為はヘイトスピーチ比較できないほど悪質
  • 中韓の破壊行為はヘイトスピーチ以上の暴力行為

は中国・韓国以外なら、誰でも賛同できるでしょう。

なのに日本人の中には、日本でのヘイトスピーチのほうが重大な問題だ、と考える人が多いらしいが、これはなぜか。

①日本でのヘイトスピーチは「日本国」で行なわれる。

まぁそれもあるでしょうね。だから大きく取り上げるので大問題だと考える人が多いのか。

②反日破壊行為は「日本国」で行なわれる

直接被害が及ばないので傍観している、という一面もあるでしょう。いわば対等に比較できる情報も人も、いない。

③中国や韓国での報道の自由

反日破壊行為が頻発する中国・韓国には幾多の取材制限と国に不都合なことを無視する傾向があり、発生した国にとって都合の悪い情報は入らず、日本としては深刻には思えない、のかも。日本人が同地で取材できないのが最悪。

④民度が低い中国・韓国への同情心

後進国である両国がどんなにひどいことをしても、何も言わず「暖かく見守る」のが立派なよくできた人間である、と勘違いし自惚れている日本人が多いのかも知れません。あまりそういう用語を使いたくありませんが、「無知な人がリベラルぶる時に見せる弱点」と言えるかも。

みなさま、どうぞ、おしあわせに(笑)。