帰ってきた淡々と昼飯日記

17年にわたる昼食の記録を一度はストップしたものの2024年から再開してます‼️

天丼定食

2006年12月18日 14時26分50秒 | 和食系

さぁ、新しい週の始まり。
今年も残すところ、あと2週間だ。

師走も下旬になろうかというのに、寒さを感じない。
今日の昼も、まずまずの空模様。
外に出るのにほとんど抵抗はない。

いつもの同行者が「今週を乗り切るためにも、チョッと精をつけないとな」という。
そうだ、年末の超多忙期、ガッツリ食べて体調を整えないと(笑

そして、「ま、出るか」と、部屋を出たまではいいが、そこから動きが止まった。同行者は発言した手前、行かねばならないという責任感にさいなまれたのだろう、「う~~ん」と考えた末、「天ぷらにしよう」と言い出した。

こちらとしては、思わず浮かんだのが、アノ店。
そう、あの幸美だ。
ピンポ~ン。正解だった。
前回とても痛い目にあっているので、一瞬「ウソだろ。マヂかよ」と思ったのだが、行く気満々。
「油がヤバイので止めよう」とも言い出せず、結局出動した(涙

入店したのは午後1時前。
広い駐車場は8割程度車で埋まっている。
繁盛店ではある。

店内もかなりの人。奥の畳の間に通され、ソッコーでお茶とおしぼりが出され、「注文が決まったら言ってください」と、ネーさんというほど若くはない女性がニッコリ。

やる気満々の同行者は、既にメニューを決めている。
こっちとしては、前回やられたメニューだけは避けたかったのだが、他に代わるものもない。

で、結局注文したのが

天丼定食

前回と同じ。
懲りないよぁ。

というより、勇敢なるチャレンジャーだと自負したい。
濃い丼つゆと重い油で揚げた天ぷらは、凶器なのだ。

先日、亡命先のロンドンで、ロシア連邦保安局の元情報局員アレクサンドル・リトビネンコが毒を盛られて死んだ。その毒といわれているのがホロニウム210なのだが、ここの天丼定食はそれに匹敵する。
それほど、前回はキツかったのだ。
それからわずか1ヶ月しか経過していないのに、また食べたのだ。
こんな自分を挑戦者と言わずになんと言おう。

人が多い割には、それほど時間がかからず出てきた。
天丼はオオバ、エビ、イカの天ぷらが乗っている。
真っ黒な丼つゆが、かなりタップリかけてある。
うどんはネギ、カマボコ、トロロ昆布がトッピング。

いずれも、とにかく味が濃いのなんのって。
間寛平は「かイィ~ノ」だが、ここのは「こイィ~ノ」だっちゅうねん。
丼つゆは色に比例しているので、その味の濃さに驚かないが、うどんはつゆの色のわりにほんと濃い(しょっぱい)。

それでも、年末業務を乗り切らねばならないので、濃さに負けぬよう、そして例の恐怖に負けぬようにと、一心不乱に食べた。

食べている途中、別のさほど若くないネーさんが、急須ごとお茶を持ってきてくださった。
ここに来る客の多くは、たくさんお茶を飲むことが分かっているかのような行動。だったら、味変えて!

完食し、料金892円を支払った。
店を出るとき、厨房内のそこかしこから、「ありがとやんした~」の声が響いた。とにかく、愛想はいいのだ。

そして、食後なのだが、「いつ来るか。いつ来るか」と、変に心待ちにしていただのが、夜になっても異常なし。
ホッ。

同行者は、あれだけ張り切っていたのに、店を出るなり「うどんの味がなぁ」と、妙に弱気に。たぶん、しばらく行くことはないな。

本日の天気は

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