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ドラゴンタトゥーの女

2012-02-15 07:36:23 | 映画
編集仕事の空きができたので、

3ヶ月ぶりに映画観ました。

映画館で観た予告がセンセーショナルで覚えてた「ドラゴンタトゥーの女」に。

2008年だかのスウェーデン発のベストセラー3部作のハリウッド版第1部なんだね。

各巻シンプルなカラーが揃えたい心をそそるような

「ミレニアム」表紙みたことあるかも。


猟奇殺人がらみだし、「セブン」のフィンチャー監督だし、R15だし。

グロさは覚悟すべし。

でも「セブン」よりラストに救いがあるのは、

主人公が痛みに強い女だからかな。


主人公の悪夢を描いたというオープニングの映像、音楽ともかっこよグロく、

これだけでももう一度観たい。見る価値あり。

本当にPVみたいなんだよ。

音楽はレッド・チェッペリンの「移民の歌」のカバーだそうで、

存在感ありあり。

サントラ盤欲しくなっちゃった。(3枚組か~ハードル高そう)


期せずして憧れのスウェーデンだし、

街並みや、雪景色と灯りのコントラストの美しさや、

インテリアの質の高さにうっとり。

スウェーデン人名の覚えにくさや、人間関係の複雑さ、

男を寄せ付けない女がどこに惹かれて彼に心を開くのだ?

的疑問なんかも、美しい映像でどうでもよくなっちゃうよ。


もうひとりの主役の中年おじさんダニエル・クレイグも、

老眼鏡のずり下げ姿(こんなずる下げ方初めてみたかも)

や知的かつ魅力的中年男性の古着のようななじみ崩れ感が、

実にキュートだった。

コートとジーンズ姿のラインがかっこいい。

この人、現役のジェームス・ボンド様なんだ~。納得。


そんなわけで、ストーリー以外のとこに気を取られて???なんで、

つい映画パンフレット買ってしまった。

中学時代は行った映画全部のパンフを買ってた気がするけど、

あれ、どうしたんだろう?

今はネットで必要な情報がいくらでも入手できるけどね。

グロいシーンは出演者たちの心の傷が心配になるほどでしたが、

それも心理展開には必要なのかも。

冬のスウェーデンに浸るだけでも、

もう一度観てもいいなと思いました。

あ、原作も読んでみようっと。