いっき

パン教室が早めに終わったので、遠出しても大丈夫そう。

ということで、森町の海鮮ものの「いっき」へ。

開店前からご年配さんの一団が暖簾待ち。

相変わらずの大人気ですな。


道々、前夜ライブでのおのろけ話や、

今注目の楽器カホンなど色々教えてもらう。

カホンってなに？

開店待ちの間、早速スマホでカホンを検索。

フラメンコで座って椅子叩いてると思ったら、

これ楽器だったんだ。

ただの箱、もしくは丸い穴が巣箱か作りかけのスピーカーか。

中に糸やバネが入ってたような・・・・

興味ある方は調べてみて。これからは時代はカホンだそうで。

一家に一箱。

例えば、一階と二階に一箱ずつ、

反抗期まっさかりで、2階の自室にこもりがちなわが子へ。

「メシ、ハヤクコイ」「ウルセエ　イマイク」

などなど愛の伝達ができるですよ～。


発端は、情報伝達用の太鼓を取り上げられた民族が、

替わりに編み出したらしい。

スチールドラムもだけど、文化の弾圧には音楽も含まれ、

身近にあるものを利用して、新しい楽器が生み出されていくのだな。

思想も文学も音楽も否定や規制しても、

そこに必要性がある限り、形を替え、続いていくものなんだな。


本日の日替わり定食は、海鮮ちらし寿司でした。



花を散らしたような春らしい彩り。

楽器いいな。私もなにか始めたいな。

すでにおうちにある電子ピアノは？オカリナは？ギターは？

希望の蕾は一気に膨らみ、

開花を待たずあっけなくちらす春なのでした。