おでかけ大好き

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読み聞かせ 5月

2014-05-29 09:03:01 | 図書ボランティア
平成26年度の読み聞かせ始まりました。

平成26年自体は、もう半分近く終わっているのに、

まだ始まりもあるのね。

読み聞かせ歴2年目ですが、精進いたします。


4年 



「くいしんぼうのあり」

作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: きじま はじめ
出版社: ほるぷ出版


画像は、

「2ひきのいけないアリ」

作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹
出版社: あすなろ書房


発行年や価格からして、

図書館にあった「くいしんぼうのあり」は絶版で、

「2ひきのいけないアリ」が再販かもしれません。

「くいしんぼうのあり」は、訳の調子が私には読みにくかった。

春樹の訳(何様?)もおおいに気になりますね。


オールズバーグさんの独特な冷静さ、幻想的な絵、

クールな勧善懲悪な話が多いかな。

これも絵をじっくり見てほしいね。

不気味かつユーモラスな構図も。

「急行北極号」や「ジュマンジ」といった有名どころだけでなく、

オールズバーグさんは、

想像力で不思議さを味わえる中高学年向きですね。

こどもたちに大きな反応はなかったけど、

心の中で楽しんでくれたかな。ポジティブすぎるシンキング。

こどもたちに、オールズバーグさんを勧めてきました。


1年 



「どうながのプレッツェル」

作: マーグレット・レイ
絵: H.A.レイ
訳: 渡辺 茂男
出版社: 福音館書店


「おさるのジョージ」のHAレイさんですよ。

原色使いでわかりますね。

低学年の読み聞かせには、手頃な大きさ、わかりやすい色使い、文の簡潔さと、

優等生だと思います。

今回1年生だったので、クールガールのグレタの仕打ちに、

「ひどいやつだな」とか「ずるい」と素直なつぶやきが聞こえ、

嬉しかったです。


昨晩、ナッパちん相手に読み練習をしたとき、

宿題をしつつ横目でみていたカッパくんが、

「最後に表紙を開いて(背表紙も一緒に)見せてやったほうがいい」と

一言。

確かに、このなが~~い胴体をみて、

こどもたちも「なが~~~っ」と大喜びでした。

さすが、読み聞かせをし続けてきただけあります。

効能がこれだけかと思うと残念ですが。


今年の予備の1冊にしようかと。



「わたしのくまちゃん」

作・絵: ドム・マンセル
訳: さがの やよい
出版社: 童話館出版

ナッパちんが大好きで、よくせがまれます。

お気に入りのぬいぐるみへの愛着は、

幼稚かもしれませんが、大人でもわかりますよね。

私も最後の1ページはちょっと涙声になってしまいます。

読む前に、「面白い本だから笑ってね」と、

お願いしておいたからか、よく笑ってくれました。

文章はとても短いので、絵をみせるためにゆっくりとめくります。


他のボラさんとも話をしたのですが、

高学年向きのシリアスで内容の濃い本を読むと、

朝からどんよりしてしまうような。

時間オーバーすると、集中力が途切れるし。

読み手も、活字が多いと疲れるし。

せめて2冊目は、短く、ハッピーな内容で〆るように心がけてます。


図書担当の先生は、2冊目として、

今日英語の授業のある5年生に、このしかけ絵本を読んだとか。

文字がないので、読まなくていいし(切実)



びっくりかずあそび

↑動画もあるので、興味のある方どうぞ。

作・絵: チャック・マーフィー
訳: きたむら まさお
出版社: 大日本絵画

しかけ絵本こそ、大人が管理して(こどもに触らせると壊れる)見せてあげれば、

年齢を問わず楽しめるよね。


それから2冊目を読む前に、

低学年さんには「みんなの支度が早かったので、2冊目を読めます」と。

カッパくんを思い浮かべずにはいられない、支度の遅い子も。

先生は「待ってないで先に始めてください」と言うけど、

「絵本聞きたいから、早く片付けよう」って思ってほしいよね(切実)


そうそう、この1年生のクラスでは、

早めに始められたので、時間前に終わってしまい。

「え~、もっと聞きたかった~」と素直な反応。

もう1冊持ってくればよかったと、嬉しく。

それから、「ねえ、誰のおかあさん?」と質問が。

それって、キャバクラとかでお客さんに、

「オネエさん、次回も指名したいから、名刺ちょうだい」ってな口説き文句?(爆違)

嬉しかったです。