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昨夜はずっとこれにかかりきりでした。アイヌやポーランドの名前に苦戦したのも束の間、物語の世界に引き込まれてほぼ一晩で読了。
これは実在するアイヌの人やその周辺の人たちの伝記。
スマホでアイヌの写真や人名などを調べながら読む。現代はすぐ資料がみつかってありがたい。
帯にあるように、「文明」の名の元に衰退していく文化、アイデンティティに苦しむ民族。文明とは、今までの生活を壊して飲み込む理不尽な力。教育はそれに対抗する力。
個人の胸に熱さがあれば、国や民族、志のカタチが変わっても滅びない、続いている。逆に熱くなければ、生きていないということなのかもしれない。
アイヌ熱が冷めないうちに、「ゴールデンカムイ」を読みたくなった。
そして、こんな時期だから余計に、天然痘、コレラなど感染症は予防や治療がなければ、あっけなく死ぬ。熱い志をもった人も栄えていた村もなくなる。だから正しい知識、教育は必要と強く思った。
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