一昨日、2月3日は節分。日本中の鬼が悪者にされる日です。
「確か、あそこにも鬼がいたよなぁ」
ちょっと気になり、行って来ました。愛知県犬山市の木曽川沿いにある桃太郎神社です。
神社にやって来ると、
奥さん 「あっ! あそこ。赤鬼がいる」
への次郎 「すでに桃太郎の軍門に下ったか」
一の鳥居の左前に、赤鬼が「桃太郎神社」の旗を持って座っていました。
鳥居をくぐり、参道に居並ぶ桃太郎の家来たちを見ながら、先に進むと、
石段の上に二の鳥居が見えてきました。
そこに行くと、
誕生したばかりの桃太郎です。
「鳥居の右側に、何か柱が立っている!」
行ってみると、「長命もも(桃)くぐり」。
「穴をくぐると、百歳まで長生きするということだね。どれどれ」
穴をくぐり抜けて、石段を上まであがると、
「うぉっ!」
犬、サル、キジのほかに、鬼までも従えた桃太郎です。
その横には、桃の形をした三の鳥居がありました。
この鳥居に、ここをくぐると、「悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災は来じ(キジ)」と書いてありました。
で、鳥居をくぐって行くと、
本殿がありました。
手を合わせ、家族の健康をお願いしました。
奥さん 「なんで、ここに桃太郎の神社があるんだろう?」
への次郎 「なんで、と言われても…」
で、帰って調べたら、このあたりには桃太郎伝説があるそうです。
昔、ここにお爺さんとお婆さんが住んでいて。ある時、お婆さんが木曽川を流れてきた桃を拾い、桃から桃太郎が生まれた。大きくなった桃太郎は、今の可児市にあった鬼ヶ島に行って鬼を退治。その後、お爺さんとお婆さんが亡くなると、桃太郎は山に入って行き、二度と姿を見せなかった。そこで村人は、桃太郎のために、ここに神社を造ったと。
ところで、神社内にあったたくさんのコンクリート像、浅野祥雲さんの作品だそうですよ。