への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

廃線トンネルの赤レンガと紅葉②

2022年12月05日 | 散策

一休みしている間に、持ってきた資料を読みました。それによると、

この愛岐トンネル群は、碓氷峠トンネル群北陸線トンネル群とともに、日本3大廃線トンネル群に数えられるそうです。近代日本の発展を支えた産業遺産なんですね。

 

読み終えたところで散策の再開です。

 

この先も、廃線跡にモミジのトンネルが続いていました。

 

歩き始めてすぐ、カモシカの赤ちゃん発見!

ところどころに、手作りのこんなものが置いてありました。

 

先の方には…

廃線跡に生えている植物の紹介です。

 

その隣りはマルシェ広場。多くの人が食べ物を買ったり、食べたりしていました。

土日は出店がさらに充実するそうです。

 

広場の先には、5号トンネル(99m)がありました。

赤レンガ、微妙に色が違うなぁ

 

トンネルに入るとやがて、向こうにモミジが見えてきました。

 

トンネルを出たところにあったのは、大きな車輪。説明では蒸気機関車C57の動輪です。

車輪の横で女性が自転車をこぐと、動輪がゆっくりと動き始めました。

 

ここはレンガ広場。廃レンガが敷かれていたり、赤レンガの展示がされていました。

 

広場の先に行くと、右に石段。ここをのぼって行くと、モミジの群落に行きます。トンネルをくぐる前に、モミジ山に行くことにしました。

 

向こうに見える大木はエノキの巨木、通称“山おやじ”です。

山おやじ”の足元を通ってに行って、

 

山の急斜面をモミジを見ながら約50mほど登り、

 

途中から逆に急坂を下りて行って、

 

レンガ広場に戻って来ました。

広場には、日向ぼっこをしたり、食事をしたりする人々。への次郎は休まず、トンネルへ。

 

ここが最後の6号トンネル(333m)です。この人たちについて入ると、

 

行けども行けども真っ暗。くの字に曲がっていて、出口のあかりが届かないのです。

トンネル内部の壁に取り付けられた電飾だけが頼り。

懐中電灯を持ってくりゃ良かった!

 

やっと見えてきました、出口です。

 

出口の先には、

赤い橋!

橋の向こうは岐阜県多治見市。県境に架かっている橋なんですね。

 

ここでしばらく休んだ後、引き返すことに。懐中電灯を持っている人を探していたら…

あの人たち持ってる!

急いで後を追いかけました。

こうして、2時間半に及んだ廃線トンネル散策は無事、終了しました。ありがとうございました有志のみなさん。