岐阜市中央卸売市場で、市場めしを堪能したあと、大垣市に足を伸ばしました。
ここに中山道の美濃赤坂宿があって、宿内にあるお茶屋屋敷跡にやって来ました。
駐車場から近づくと、枯れ笹の塀があって、
塀に沿って進むと、趣のある門。
内部には、かつて徳川家康が上洛の際に利用した休泊施設がありました。
門をくぐると、
みごとな青もみじのトンネルでした。
もみじの下を途中から右手に入って行くと、
牡丹園がありました。が、
への次郎 「えっ!?」
奥さん 「これからなの? もう、終わっちゃったの?」
よく見ると、牡丹の第一陣は終わっていて、第二陣が咲き始めたばかりでした。でも、
こんなにきれいに咲いている牡丹もありました。
この日は、曇り空。
かえって牡丹はしっとりとしていて、香りも強かったです。
サツキは、これからでしょうか?
おや、隅には、こんに大きな筍!
牡丹園から出てくると、右手には現在の所有者のお宅。その前を向こうに進むと、
小径は、二手に分かれていました。
真ん中の窪みは、家康時代の空堀で、堀の左側の盛り上がりは土塁です。
左側の階段をあがり、土塁を超えると、
入口に続く小径が竹林の中に伸びていました。
歩いていくと、家康時代の古井戸の跡があって、
さらに進むと、
入口にあった門のすぐ内側に着きました。そこに「延命地蔵尊」と書かれた旗。
建物内部に入り、病気になった友のために、手を合わせました。
家康ゆかりの江戸初期の遺構。いまでは個人の所有になっていますが、一般に公開されていて、無料で散策ができます。もみじが多く植わっているから、秋もよさそうですよ。