「ん! 何だろう、これ?」
ネットを検索していたら、こんなものが出てきました。
読んでみると、
1900年(明治33年)、中央西線の名古屋・多治見間が開通。そのうち山間部である高蔵寺駅から多治見駅までは、14のトンネル(愛岐トンネル群)が掘られた。しかし1966年(昭和41年)に複線化された際、これらのトンネル区間は廃線に。忘れられていたトンネルは今世紀になって発見され、市民有志が一部トンネルを保存・再生し、年2回公開しているのです。公開しているのは、3号~6号までの4トンネル、1.7キロ区間。
「渓谷の秋かぁ、紅葉もいいらしいなぁ」
ということで、廃線跡入口のある定光寺(じょうこうじ)駅近くにやって来ました。
この橋は、庄内川(土岐川)に架かっている城嶺橋。向かいの山の斜面に見えるのが“崖っぷちの秘境駅”といわれる定光寺駅。廃線跡入口は橋を渡って、突き当りを右に行ったところにあります。
これが庄内川。こちらは上流方向(多治見側)です。
廃線跡入口に向かっていたら、定光寺駅からたくさんの人がおりてきました。
見ていたら、全員が廃線跡入口に向かいました。ついて行くと、
ここを上がって行くようですね。
上に行くと受付があって、入場料100円を払いました。
前に進むと、3号トンネル(76m)がありました。
入口に暖簾のような大幕が掛けてあり、実物大のD51が描かれています。
大幕をくぐってトンネルに入りました。
トンネルから出たところには、古レールを再利用した落石防護柵がありました。
「歩きにくいなぁ」
と思って足元を見たら、この状態。レールを敷けば即、線路になります。
先に進むと竹林が…。
シニアカップル、雰囲気がありました。失礼、パチリ。
さらに進むと、モミジのトンネルの連続。でも、かなり散っていましたね。
モミジのトンネルの先には、4号トンネル(77m)がありました。
トンネルの入り口を見たら、落ち葉の山。
実はトンネルに入ったところにたくさんの人がいて、こちらにカメラを向けていました。
「なぜ?」
トンネルに入って、理由が分かりました。
ほら、
この景色を撮っていたのです。
このトンネル、SLが汽笛を鳴らしながら疾走する音が流されていて、臨場感たっぷり。
その音を聴きながらトンネルを抜けると、モミジとの赤レンガ。
その先には、テーブルとイスが置いてあって、
皆さん、休憩中。
「ここで、ひと休みだ」
庄内川の上流方向(多治見側)を見ながら、しばし休息することにしました。
つづく