への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

廃線トンネルの赤レンガと紅葉①

2022年12月03日 | 散策

ん! 何だろう、これ?

ネットを検索していたら、こんなものが出てきました。

読んでみると、

 

1900年(明治33年)、中央西線の名古屋・多治見間が開通。そのうち山間部である高蔵寺駅から多治見駅までは、14のトンネル(愛岐トンネル群)が掘られた。しかし1966年(昭和41年)に複線化された際、これらのトンネル区間は廃線に。忘れられていたトンネルは今世紀になって発見され、市民有志が一部トンネルを保存・再生し、年2回公開しているのです。公開しているのは、3号~6号までの4トンネル、1.7キロ区間。

 

渓谷の秋かぁ、紅葉もいいらしいなぁ

ということで、廃線跡入口のある定光寺(じょうこうじ)近くにやって来ました。

この橋は、庄内川(土岐川)に架かっている城嶺橋。向かいの山の斜面に見えるのが“崖っぷちの秘境駅”といわれる定光寺駅。廃線跡入口は橋を渡って、突き当りを右に行ったところにあります。

 

これが庄内川。こちらは上流方向(多治見側)です。

 

廃線跡入口に向かっていたら、定光寺駅からたくさんの人がおりてきました。

見ていたら、全員が廃線跡入口に向かいました。ついて行くと、

 

ここを上がって行くようですね。

 

上に行くと受付があって、入場料100円を払いました。

 

前に進むと、3号トンネル(76m)がありました。

入口に暖簾のような大幕が掛けてあり、実物大のD51が描かれています。

 

大幕をくぐってトンネルに入りました。

 

トンネルから出たところには、古レールを再利用した落石防護柵がありました。

 

歩きにくいなぁ

と思って足元を見たら、この状態。レールを敷けば即、線路になります。

 

先に進むと竹林が…。

シニアカップル、雰囲気がありました。失礼、パチリ。

 

さらに進むと、モミジのトンネルの連続。でも、かなり散っていましたね。

 

モミジのトンネルの先には、4号トンネル(77m)がありました。

 

トンネルの入り口を見たら、落ち葉の山。

実はトンネルに入ったところにたくさんの人がいて、こちらにカメラを向けていました。

なぜ?

トンネルに入って、理由が分かりました。

 

ほら、

この景色を撮っていたのです。

 

このトンネル、SLが汽笛を鳴らしながら疾走する音が流されていて、臨場感たっぷり。

その音を聴きながらトンネルを抜けると、モミジとの赤レンガ

 

その先には、テーブルとイスが置いてあって、

皆さん、休憩中。

 

ここで、ひと休みだ

庄内川の上流方向(多治見側)を見ながら、しばし休息することにしました。

                                      つづく