への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

信州伊那谷は初夏でした

2023年05月26日 | 遠出

高遠で伊那の二大B級グルメを味わったあと、ついでに食堂の近くを散策しました。

 

食堂から東に少し行くと満光寺という古寺がありました。山門をくぐると、

鐘楼門だ。立派だね

 

鐘楼門の奥の右手に、松が植わっていました。

この古松は樹齢500年、武田信玄の命によって高遠城内からここに移された黒松です。

への次郎 「『極楽の松』といって、一目見ると必ず極楽往生できるって

奥さん  「えっ!? ほんと! 来た甲斐があったわ

 

二人で松に手を合わせ、「ご城下通り」に出てきました。

 

駐車場に向かって通りを進むと、

奥さん  「『亀まん』??   まんじゅう屋さんかな

への次郎 「ここ、有名らしいよ

 

亀まんの店内に入り、ケースの中をのぞいて、

一番人気の「亀まん頭」と、デビュー直後という「黒亀まん頭」を二つずつ買いました。

 

まん頭を土産に、このあと高遠を離れ、伊那市の中心部に向かいました。

来た道とルートを変え、一本南の「ナイスロード」を走っていたら、初夏の農村風景が前方に広がってきました。

 

ちょっと車を止め、土手の草むらに腰を下ろし、中央アルプスをながめていたら、

への次郎 あっ、始まったよ! 田植え

奥さん  「ほんとだ! 実際に見るのは数十年ぶりだわ

泥臭い田んぼのにおいをかぎながら、二人でしばらく、おじさんの活躍姿を見ていました。

 

再び走り始めたら、今度は麦畑です。

下車して麦の穂先を見たら、びっしりと実っていました。

もう少ししたら、麦秋だなぁ

 

伊那の市街地に戻って来ました。小さな酒蔵の前でストップ。ここは信濃錦です。

への次郎、ここのお酒、気に入っています。

 

お店に入ると、ずらっとお酒が並んでいました。じっくりながめて、

純米吟醸維者舎(いじゃや)と純米火入艶三郎(つやさぶろう)の一升瓶を選択。

買えたなぁ

 

これで心残りはありません。気持ちよく権兵衛トンネルに向けて車を走らせていたら、

奥さん  「ストップ! ストップ!!

への次郎 「何々!? なんなの??

 

急停車して見たら、道路横の畑、一面がピンク色!

わぉ!

奥さん  「何の花だろう?

への次郎 「シバザクラじゃないようだね

 

数人の人が中に入り込んでいました。我々も入って行くと、畑の端に紫の花も。

 

背丈は30センチ。アップで撮ると、こんな感じでした。

 

名前が分からないので、携帯で撮って検索機能を作動させると、

への次郎 「フクロナデシコだって。初めて見たなぁ

奥さん  「最後にいいものが見られたじゃない、しかも無料でね