岐阜県恵那市にある中山道広重美術館で浮世絵を鑑賞したあと、恵那駅方面に歩いて行きました。すると、風に乗って、ぷ~んと、いい香り。
「香ばしい香りだ」
くんくん嗅ぎながら、香りのする方向に歩いて行くと、
「こちらさんだ」
五平餅のあまから本店でした。
暖簾の向こうに、メニューです。
「どれどれ」
注文を決めて、店に入りました。
「五平定食1つ」
店内の中は、こんな感じ。
お客さんがいて、うまく撮影できませんでしたが…。
ちと、狭い。向こうは調理場、こちらは壁に向かってテーブルが4つ。
注文を受けてからの焼き。
ちょっと待たされて、出てきました五平定食。
五平餅6本、漬物、味噌汁にデザート。
五平餅は、わらじ型ではなく、長丸型。ちょうどシャインマスカット中粒サイズ。味は、醤油・砂糖・ゴマ・クルミがうまく合わさった味。味噌や醤油が強調された田舎風じゃない。
漬物は、赤かぶに野沢菜、それにキャラブキと、たれがかかったシメジ。
味噌汁は、赤だしではなく、合わせ味噌でした。
小腹を満たすには、ちょうどいい量でした。
五平餅といえば、この地域のソウルフード。でも、NHKの朝ドラ「半分、青い。」以降、全国区になったなぁ。そんなことを考えながら、中山道大井宿の散策に向かいました。