辛夷咲く頃

雛祭りが終わり

出会いと別れの時

旅立ちの時

期待と不安が微妙に入り混じった

落ち着かない季節

それでも

花は蕾を開き

木々は芽吹き

生きる喜びを

無心に歌っている

さあ、元気を出して

前を向いて

歩き出そう

明日に向かって

 

ふきまんぶく

ご近所の友人から庭にできたから、とフキノトウを頂きました。　いつも料理してしまってから、スケッチしておけばよかった～～と思っていたところでしたので、１個だけ取り分けて描いてみました。

フキノトウは、私にとっては「ふきまんぶく」という名前でお馴染みの滋味豊かな山菜？です。　娘が幼い頃読んで聞かせた「ふきまんぶく」の絵本がそのきっかけです。　田島征三さんの創作絵本の中の１冊で、独特の作風は娘が気に入って何度も読み聞かせました。　

「ふきまんぶく」というのは、東京の日の出村で「フキノトウ」のことを表す方言だそうです。　「まんぶく」というのは、「まんじゅう」のことで、フキノトウは、ふっくらと丸くて、まんじゅうみたいだから、そう呼ばれるようになったとか。　田島征三さんは、「ふきまんぶく」に、まんじゅうみたいにふっくらとしたほっぺたの女の子を想い浮かべて、このお話を作られたのかな・・・と想像したりしながら読み聞かせていたことを思い出します・・・

今日、図書館に読みたい本を借りに行ったついでに、「ふきまんぶく」の絵本があるか聞いてみると、なんと・・・あったのです！！　ついでにそれも借りてきて、何十年か振りに読んでみました。　のどかで、ファンタジックなお話しにホッコリしましたが、田島さんの力強く骨太の画風は私にはチョッと強烈でした～～(^_-)

 

 

でも、この力強さが子供たちの心をグイグイとお話しの中に引き込んでいくのでしょう・・・　これまで素通りしていた子供の本コーナーもなんだかとても充実しているようで、心が疲れたら？？　絵本もいいのかも・・・なんて思ったりしました。

コロナ騒ぎで、学校や公共施設が閉鎖される中、こちらは感染者が出ていないこともあってか、今のところすべて平常通りで、有難さを噛みしめています。　一日も早く収束の目途が立ちますように・・・

 

庭の春・・・

昨日の午前中に足場とベールが外され、一気に家中に光が溢れました～～　外壁塗装は美しく仕上がり、見た目は新築のようになりました～～　穴倉暮らしは憂鬱でしたが、これが人生最後の工事ということで、思い切って良かったと思っています。　今日の午前中に、床下の高気密高断熱工事が終われば、今回の工事はすべて終了します・・・

足場の中に入ってしまっていた部分の庭を見てみると、なんとクロッカスとヒヤシンスが可愛い花を咲かせていてびっくり！！　ベールの下部は陽ざしが届いていたのでしょう。　雨にも当たっていたらしい

 

山茱萸も枝先に黄色い花をたくさんつけています。

 

リビングの出窓には、暮れに花が咲き終わったはずのデンマークカクタスが、窓際の部分にだけ再び花を咲かせ、蕾もいくつかついていました～～　水遣りはしていものの、窓際の面は穴倉暮らしの間は見ていなかったので気付かずにいたのです。　時季外れの花に何か得をした気分です(^_-)

 

ベールが外れて、一気に春がやってきました～～　　啓蟄も来て（昨日）、リュウノヒゲの間をカナヘビがチョロチョロ動き回る姿ももうすぐ(既に？）見られることでしょう。　

これで、コロナ問題が収束してくれさえすればいいのですが・・・　手ごわくて厄介なウイルスに勝利する日が一日も早く来ますように、と祈る気持ちで一杯です・・・・

 

 

やっとベールが取れる・・・！！

外壁塗装とシール工事が終わり、明日ようやく足組みとベールが取れるようになりました～～　雨の影響で床下断熱工事は明後日になりましたが、日程表より一日遅れですべてが終わることになり、ヤレヤレホッとしています。　各職人さんたちの真面目な働きぶりに感心できた２週間でもありました。　

穴倉暮らしと、コロナウイルスのため、食料品などの買い物以外ほとんど外出せず、その分絵に向かう時間が多く取れたことで、絵も自分の予想していたより早く完成に近づいてきました～～　未だ、細かい部分に手を入れなければなりませんが、今回もソフトフォーカスでご覧いただきたいと思います。　

当初イメージしていた絵とはかなり異なる絵になってしまいましたが、新たな自分が見えてきたような気もしています・・・ホントか？？！！　　　独りよがりだな・・・きっと(≧▽≦)　　

 

Ｆ　１５（６５２ｘ５３０mm）

 

弥生３月雛祭り

アラ、また折り雛？と思われた方もいらっしゃると思いますが、今日は、これ迄ご紹介してなかった、折り雛にまつわる話を一つ。　

私が折り雛を折っている話を聞いた方から、自分もこの折り方のお雛さまが好きで折っているが、もっと気軽に折れるよう自分で工夫してミニサイズの折り雛を作っている。　ハサミだけで折るのではなく、ボンドも使って見た目はほとんど同じものを作って、カフェやレストランなどで美味しいコーヒーや食事を頂いた時など、ありがとうの気持ちとして、ミニ折り雛をそっとテーブルに置いて帰っている・・・とのことでした。　

見出し写真は私の折った折り雛と、彼女のミニ折り雛２組です。　可愛いですね・・・　こんな形で、お雛さまの季節にお気に入りのカフェやレストランに優しい心遣いを示す・・・素敵だなぁ～～私も、やってみよう・・・と、その方の作り方でミニ折り雛を作ってみましたが・・・やはり・・・私には自分が気に入って折っている、あの折り雛でなければ折る気が全く湧いてこなかったのです

というわけで、彼女に倣って、チョッとお洒落にさりげなく・・・は、ほんの儚い夢に終わったのでした～～～大体、柄にもないことをしようとしても、それは無理なことなのですね(^_-)

コロナ騒ぎで子供たちの学校が急遽休校になったり、いろいろ大変なことになっている時期ではありますが、そんな中でも、どうか皆様には、楽しいおひな祭りを過ごされますように・・・と心から祈っております。