1月14日(土)
毎月第二土曜日は、バークレーのブルースナイトがありまして、時々遊びに行っています。
昨日は、ドラム教室の後、新年会気分で飲みにいくつもりで電車で出かけました。
教室は今は遅い時間の生徒さんがいなくて、割と早く終わってしまうので、お店に行くとまだバンドは揃っておりません。
外は寒くて、ホットの焼酎を飲んで体を温めていますと、徐々にドンバマン達が集まってきます。
「あけおめ」とか言いながら、諸先輩後輩プレーヤーのにこやかな笑顔を見られるのはいいもんです。
皆さんとてもいい方たちばかり。
今回、自分は中村ご兄弟のバンド「KAZOO」でドラムを叩かせていただきましたが、その前にもうひとつ中内君にトラでドラムを依頼されました。
しかし、けっこう空きっ腹への焼酎が効いてしまって、久々のヤバいドラムを叩いてしまった。
酒を飲んでのドラムって、分かっているのに動かない、瞬間の判断が鈍い、など、飲酒運転と同じようなあかん症状であります。
これを過ぎて泥酔状態になってしまうと、もう本人はただ酔っ払ってわけも分からないけど、出してる音は聞けたもんじゃない騒音になってしまう。
今回はそんな泥酔じゃないので、演奏してるうちに徐々にアルコールが抜けてきて、2バンド連続60分近くやっているうちに覚醒していく感覚があって、それが案外面白かったなあ。
浜松のサイモンさんとか、クルマで行った時の演奏は必ずシラフなので、久々のこういう感覚がちょっとしたヒントをくれた気がします。
このブルースナイトでの演奏は、ギャランティが発生するわけでもなし、お客さんの多くが演奏者っていうところもあるので、とても気楽に楽しめる緊張感のない世界なんです。
お酒を飲みながら、自分も楽しく、観ている方も楽しく。
でも、さすがにアルコールに手足を縛られての演奏となると、普段の感覚に体が付いていかなくて、変なストレスを感じながらの演奏になっていることに気付きました。
やはり、演奏というものは、楽器というハードの前に、何はともあれ演奏者のソフトが第一であるっていうことなんだね。
スネアの材質がどうのサイズがどうの、シンバルがどうのタムがどうのと言う前に、やはり自分がしっかりしていなきゃいけません。
大事なのはここからで、お酒を飲む飲まない以前に、シラフでの演奏でどれだけ自分がしっかりしていられるか、であります。
例えば、何十曲も演奏するライブの時、どの曲も完璧に把握して攻撃的な演奏ができるのが理想、というよりプロならば当然なのですが、自分のバヤイはそこがヤバい。
どうしたものか、曲を勘違いしてしまったり、ウッカリポッカリがある。
何年もやっていても、同じようなミスを繰り返してしまう。
お客さんに明らかに分かってしまう程のミスはさほどはないにしても、自分自身で許せないこだわりのミスなどは数限りない。
そこをどうにかして無くしていくことが、今年のテーマである「洗練されたドラミング」に繋がることは言うまでもないですね。
“かっちょいいフレーズを身につけ披露する”
まあ、これも「洗練されたドラミング」に繋がることは確かなんだけど、それよりも必要なことがここにあるような気がした、という一日でした。
画像は、サイモンさんでのドラムセット「刃」君であります。
え?真面目か?
今回は、おふざけなしよ。
毎月第二土曜日は、バークレーのブルースナイトがありまして、時々遊びに行っています。
昨日は、ドラム教室の後、新年会気分で飲みにいくつもりで電車で出かけました。
教室は今は遅い時間の生徒さんがいなくて、割と早く終わってしまうので、お店に行くとまだバンドは揃っておりません。
外は寒くて、ホットの焼酎を飲んで体を温めていますと、徐々にドンバマン達が集まってきます。
「あけおめ」とか言いながら、諸先輩後輩プレーヤーのにこやかな笑顔を見られるのはいいもんです。
皆さんとてもいい方たちばかり。
今回、自分は中村ご兄弟のバンド「KAZOO」でドラムを叩かせていただきましたが、その前にもうひとつ中内君にトラでドラムを依頼されました。
しかし、けっこう空きっ腹への焼酎が効いてしまって、久々のヤバいドラムを叩いてしまった。
酒を飲んでのドラムって、分かっているのに動かない、瞬間の判断が鈍い、など、飲酒運転と同じようなあかん症状であります。
これを過ぎて泥酔状態になってしまうと、もう本人はただ酔っ払ってわけも分からないけど、出してる音は聞けたもんじゃない騒音になってしまう。
今回はそんな泥酔じゃないので、演奏してるうちに徐々にアルコールが抜けてきて、2バンド連続60分近くやっているうちに覚醒していく感覚があって、それが案外面白かったなあ。
浜松のサイモンさんとか、クルマで行った時の演奏は必ずシラフなので、久々のこういう感覚がちょっとしたヒントをくれた気がします。
このブルースナイトでの演奏は、ギャランティが発生するわけでもなし、お客さんの多くが演奏者っていうところもあるので、とても気楽に楽しめる緊張感のない世界なんです。
お酒を飲みながら、自分も楽しく、観ている方も楽しく。
でも、さすがにアルコールに手足を縛られての演奏となると、普段の感覚に体が付いていかなくて、変なストレスを感じながらの演奏になっていることに気付きました。
やはり、演奏というものは、楽器というハードの前に、何はともあれ演奏者のソフトが第一であるっていうことなんだね。
スネアの材質がどうのサイズがどうの、シンバルがどうのタムがどうのと言う前に、やはり自分がしっかりしていなきゃいけません。
大事なのはここからで、お酒を飲む飲まない以前に、シラフでの演奏でどれだけ自分がしっかりしていられるか、であります。
例えば、何十曲も演奏するライブの時、どの曲も完璧に把握して攻撃的な演奏ができるのが理想、というよりプロならば当然なのですが、自分のバヤイはそこがヤバい。
どうしたものか、曲を勘違いしてしまったり、ウッカリポッカリがある。
何年もやっていても、同じようなミスを繰り返してしまう。
お客さんに明らかに分かってしまう程のミスはさほどはないにしても、自分自身で許せないこだわりのミスなどは数限りない。
そこをどうにかして無くしていくことが、今年のテーマである「洗練されたドラミング」に繋がることは言うまでもないですね。
“かっちょいいフレーズを身につけ披露する”
まあ、これも「洗練されたドラミング」に繋がることは確かなんだけど、それよりも必要なことがここにあるような気がした、という一日でした。
画像は、サイモンさんでのドラムセット「刃」君であります。
え?真面目か?
今回は、おふざけなしよ。