駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ピーかっちょい~

2012年01月28日 | TVウォッチング
27日の金曜日は、帰ったあとにバークレーに行って酒を飲もうかと企てておったのですが、思わぬ伏兵に阻止されてしまい、外に出られず。
仕方がないので、酒飲んで録画したTV番組を見まくるしかないか、と思ったんだけど、子供を寝かそうとしたら一緒に早寝してしまった。
先輩からのお誘いメールもいただいていたのに、それさえ気づかず失礼しました。
こんなんだから、お誘いが無くなっていくんだ。。。
ということで、ちょっと凹む。

しかし、おかげで早起きして、早朝より一人で音楽番組を視聴。
まずは、先日録画したNHKの「SONGS」から、ザ・タイガースの復活番組。
これは、ドラマーのピーこと、瞳みのるが復帰するということで、ちょっと見たかったんだ。
タイガースの解散と同時に芸能界を完全に引退して、40年間音信不通になっていたという。
バンド解散後、大学に入って高校教師となっていたということですが、その姿を見ると、なんとメンバーで一番若くてはつらつとしている。
年齢はもう65歳といいますが、現在も髪の毛もしっかりとあって(笑)、体は絞られていて、そしていい顔をしている。
もともと少年の頃も可愛い顔をしておられましたが、ステキなオジサン(失礼)でした。
それにしても、ジュリー(沢田研二)、タロー(森本太郎)やサリー(岸部一徳)は現在も芸能活動しておられて、その分苦労が多いのか、かなり年相応な姿(これまた失礼)になっているのに、一般人として生活してこのカッコよさは何なのだ、と感心するやら驚くやら。。。
そして、何より楽しみなのがドラムの演奏です。
往年の名曲、「僕のマリー」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」「青い鳥」など、オレなんかもかつてどこかでコピーした事があるけど、勘と想像で演奏していた曲を、「ナルホドこうやって叩いていたのかあ!」なんて改めて感心して魅入ってしまう。
40年間のブランクなんて感じさせず、パワフルで素晴らしいドラミングは、「さすが元祖!」と唸らされました。
やはり、天性のスター性を持った方なんでしょう。

実はオレ、タイガースはあんまり好きじゃなかった。
楽曲にロック性をあまり感じなくて、ジュリーの歌声も歌謡曲としか思えなくって、それよりもスパイダースやカーナビ―ツ、ゴールデンカップスなど、ロックっぽいバンドが好きでした。
それでも、こうして4人の演奏を聴くと、ジュリーの歌声がやっぱりぴったり合うような気がして、ソロで歌ったりワイルドワンズとコラボで歌っているよりステキでしたねえ。
タローとサリーのコーラスがあるせいでしょうか、やっぱりザ・タイガースの歌声になっていました。
コーラス、やはり上手いしさすがプロの真髄って感じでした。
それと、バックにいるサポートメンバーがやっぱり上手い。
オレ、パーカッションがいい感じで入っていると、メチャクチャ盛り上がってしまう。。。
いやあ、いい番組でした。
コメント (2)
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