駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

民謡クルセイダーズ

2019年02月04日 | ライブレポ
2月3日(日)
穂の国とよはし芸術劇場PLATにて行われた、民謡クルセイダーズのライブ。自分は存じ上げてなかったんですが、KW45(ケンヤワンヤとフォーティーファイブ)のケンヤさんのお勧めでライブ鑑賞してまいりました。
音楽シーンについてのアンテナが高いケンヤさん、数年前にYoutubeでデビューしたばかりの彼らを見つけ、一目惚れして東京のライブハウスへ泊りがけで観に行ってきたそう。すごい行動力!
そんな彼らが地元豊橋にやって来ると聞き、KW45のメンバーに声を掛け、全員揃っての観戦というわけでした。
夕方の5時開場、6時からライブ開始でしたが、オールスタンディングと聞き、正直しんどいと思いつつ、とりあえずみんなで入場するとあらま。ホールの会場内には、物販のほかにビールやおつまみなども売っており、始まる前はさながら立食パーティーっぽい雰囲気。皆さんお酒など飲みつつ談笑しております。
人見知りなオレはメンバー以外知り合いもおらずこういうのは苦手ですが、それよりも気になるのはステージ上にセッティングされた楽器類。パーカスが3人ということで、それぞれ個性的な配置となっています。
大きく分けるとコンガ1名、ボンゴ1名、ティンバレス1名ですが、それぞれ鳴り物が並んでおります。それを見るだけで、気持ちが高揚してくる。
さて、いよいよライブ開始。

一言でいうと、民謡とラテンのコラボレーションなんですが、このマッチングが最高のノリで申し分ない。醤油とマヨネーズの練り合わせといいますか、白飯にスパイスの効いた辛いカレーというか。あ、ただのカレーライスか。。。とにかく美味い!
メンバーは10名。

フレディ塚本(vo)、Meg(vo, pianica)、田中克海(g)、DADDY U(b)、Moe(key)、Sono(timbales)、Mutsumi Kobayashi(bongos)、Irochi(congas)、山内ステファン(tp)、大沢広一郎(sax)
民謡はボーカリストのフレディ塚本がその道の専門家で、曲はちゃんと歌っているくせに、バックバンドは完全にラテンのうねり。こりゃもうたまらん(笑)

女性ボーカルはMegさん
はじめは控えめに後ろで聞いていましたが、PAよりパーカスの生の音が聴きたくて最前列まで進みますと、周りはツボにはまって踊りまくるお客さんと、酔っぱらったサラリーマンを引き留める奥さん風の女性客がまるでコントみたいなことをやっていたりしてごった返していましたが、音は最高でした。こんな時はオールスタンディングならではで移動が自由です。
そして、やはりパーカス3人揃えば文殊の知恵と申しますか、息が揃ってワンダホーであります。
終盤は、完全にサウンドはサルサ!バリバリにコアなキューバンミュージックでありながら、よく聞くお馴染みの民謡オンパレード。
ライブは1時間半ぐらいのぶっ通しで、アンコール2回。休憩もなくMCも割と短めで全力疾走という感じ。最後はフレディ塚本ソロの相撲甚句で幕を下ろしました。

いやホント、パーカスは凄かった。手はやられちゃうんじゃないか、とそっちの心配するオレでしたが、プロはその辺たいへん。ツアーならぶっ続けでライブ組みますもんね。
いい刺激をもらいました。う~ん、マンダム。いや満足。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 節分ですが、SOULFINGERのラ... | トップ | 名豊ミュージックにて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ライブレポ」カテゴリの最新記事