11月15日(火)本日のJOG=45分
ドラムのレッスンに真面目に通ってくださる生徒さんが、まだスネアを持っていないので買いたくて、これぞというスネアを選んで欲しいとおっしゃる。
この単純で漠然とした依頼というのは、簡単なようでヒジョ~に悩ましいのだ。一口にスネアといってもタイプは様々で、用途や好みでいくらでも選択肢がある。
そこで、どんなものが欲しいのか尋ねると、ズバリ「師匠と同じもの」と言われた。ザ・スターキーでメインで使っている「Ludwig JazzFest Vintage Black Oyster」のことだった。
しかし、これは3年前にラディックから限定販売されたスネアで、60年代にリンゴ・スターが使用していたものと全く同じ材質と同じ仕様のレプリカモデル。
それまで似たような柄のモデルはいくつか出ていたが、全く同じ仕様のものは出ておらず、ずっと待ち焦がれ続けていたのだけど、発売されるという情報を知って小躍りして即注文して、やっと入手できたモデル。
なので、残念ながら、買いたくてもなかなか手に入らないことを説明していたのでした。
ひょっとして、中古で出物があるかもしれないので、オークションサイトを眺めてみたりもしたが、なかなかそう出るもんじゃあない。
先日、何気なくラディックのホームページを閲覧していたら、ナ・ナント、限定販売されていたそのスネアが一般商品としてラインナップされているではないか。灯台下暗しで全く見落としていた。きっと反響が大きくて、一般商品化しても売れると読んだのだろう。さすがビートルズだ、解散後50年を経ても未だ人気の炎は消えず。
というわけで、楽器屋さんへ注文するかネット通販で買えるようになった旨を伝えると、たいそう喜んでくれていた。
しかし不安要素があって、注文生産で輸入品なのでいつ届くかわからないということと、円安で輸入品は値上がりが激しいこと。希望小売価格が税抜き140,500円と記載されていたが、円がまだ110円~120円の頃の値段で、円安で物が届くころに変わっていないだろうかという心配がある。それに10%の消費税が加算されるとかなりの値段になってしまう。
まあ、買う買わないはご本人の判断に任せるしかないと思って静観していた。
ところがある日、「どれをどう買っていいのかよくわからないので、代わりに買って欲しい」と頼まれてしまった。
やいやい、そうなれば真剣に調べるしかない。ネットで大手楽器屋さんを検索すると、東京で在庫があるらしい。しかも、定価140,500円から15%オフとなっておる。それはお得だと思って生徒さんに伝えると、ぜひ買って欲しいとのこと。
そんなわけで、そのショップで今まで買い物をしたことはないが、会員登録などをして購入手続きしたのだった。オレ自身、スネアの事はわかるけれど、ネットショッピングは好きじゃなくて疎いので、登録だったり手続きがスムーズにいかずえらい手間取ってしまった。。。到着までは2~3日かかるだろうが、でも楽しみだ。
購入手続きが終わった後で、ホームページに「クーポン」があって、初めて申し込むと500円引きになるらしいということを知った。あ、しくじった。申し込んだ後ではアフターフェスティバル。500円損した。。。黙っとこ。