3月11日(火)
今年も東日本大震災の日がやってきました。毎年、この日は2011年のあの日のことを思い出す。あの日は金曜日で、浜松の「サイモン」さんでソウルフィンガーの定期ライブでした。中部地方に住む我々は、地震や津波などの被害はなかったんだけれど、それでも関連した出来事がありました。その日名古屋から静岡に向かうはずのボーカリストの”江口こうちゃん”が、豊橋で新幹線が止まってしまい、なぜか豊橋在住のアキラ君のクルマに同乗してサイモンのライブに飛び入り参加するというエピソードがありました。
この出来事は、14年前のこの日記「3.11カフェサイモン・ライブ/SOUL FINGER」に詳しく書いてありますが、ライブ自体は楽しくできたようです。ただし、翌日から被害状況が明らかになるにつれ、世間の自粛ムードが広まって、楽しいことやくだらないこと、お笑いなどは大っぴらにしてはいけないという、重苦しい雰囲気に包まれたようなことも当時書いています。14年も前の話ですが、日本という国は実にムードに飲まれやすい人間の集まりだなと、改めて思います。
あれからもいろいろありました。地震や水害もあちこちであったし、地球環境も悪化した。世界では戦争も起きていて、5年前にはコロナ禍で重苦しい自粛ムードという津波に飲み込まれました。そのムードを嫌い、少しでも抗ったりすると”非国民”としてSNSでつるし上げられるということもよくわかりました。
これからもいろいろあるでしょう。生きている以上は、真っ当に自分を保ち、気持ちだけは強く、まっすぐ生きていきたいものです。なんちて。。。