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「地方創成SDGs官民連携プラットフォーム」総会報告No7

2019-11-02 12:11:45 | 地方創成

 日本経営士会発行の「CSR環境ニュース」で配信した記事の一部です。

日本経営士会 CSR環境のホームページはこちらへ。  http://www.compact-eco.com 

 

今回も前回に続き「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」には地方創生のシナリオを作成しますが、事前に知っておきたい事柄について発信します

 

 9.統合的に取り組んだ方が行政コストの大幅削減につながる

   例えば地球環境問題では

    エネルギー対策のみ

    空気汚染と健康対策のみ

    気候変動の対策のみ

    これらを担当課で別々に行うより全課横断的にプロジェクトチームなどにより

    取り組んだ方が行政コストが削減されるという意味です。

 

 10. 自律的好循環の確立

    前述したようにほとんどの自治体は人口減の問題に直面しています。   

    仕事があれば人が集まり、まちは活性化するこのような循環の仕組みを自律的好 

    循環と呼びます。

    自治体SDGsの最大の狙いは自律的好循環の形成にあるといえます。

    自治体はSDGsの枠組みを活用して、企業、金融機関などのステークホルダーと

    の連携を強化して地域での資金還流、再投資が活性化する自律循環を目指すべき

    です。

    今回の総会では片山大臣が挨拶しましたがその中に、かって全国各市町村に1億

    円を使って市町村の活性化を呼びかけたがこの予算を有効に使い町の活性化に寄 

    与した事例はほとんどないと話しました。

    令和元年度予算には約1200億円を充当し地方再生をもくろんでいますが、自律的

    循環に結び付けたいものです。

 

 11 アウトサイドインとバックキャスティングとは

    ●アウトサイドインとは自治体とか企業経営には外部の情報を積極的に取り込むこ

     とです。

    自治体行政では内向きに関心が向きがちですが外部の情報を積極的に取り込むの

    がアウトサイドインの考え方です。

    ●バックキャスティングとはそもそもSDGsは2030年を目標としていますが、将

     来のあるべき姿から立ち戻って実現するための計画です。

    またはあるべく将来像から逆算して政策を立案します。

    また長期的視点から政策目標、達成目標を作ることがバックキャスティング手法

    ともいえます。

回はこのシリーズの最終目標「自治体へのSDGs導入の方法」について記述します


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