今回のテーマ:
● ドアをノックしなければ始まらないNo6(福井 著)
「環境経営士とか経営士」は企業と違って、自分で仕事を見つけてくる必要があります。
サラリーマンと経営コンサルタントの違いでも書いたことがありますが大企業とか中堅企業は営業の専門部隊がおり、注文を取ってくるし、中小企業・小規模企業となると社長は必死に販路開拓を行っています。
十数年この仕事をやってきて、経営コンサルタントで忙しそうに仕事をやっている人、それほどでもない人の違いを見ているとものおじせずに新しい企業にチャレンジしているひとです。
新約聖書マタイによる福音書第7章7節には下記のように書いてあります。
「求めよ、そうすれば与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば開けてもらえるであろう。すべて求める者は得、捜す者は見出し、門をたたく者は開けてもらえるからである。」
ここで私は初めての人とか、初めての企業にアプローチするのは苦手だと思いの方もおられでしょうが、心理的に断られたらいやだなと考えるからかもしれません。
日本人は特にこの傾向が強い。西欧人はYES、NOがはっきりしているからNOと言われてもカラとしていますよね。
私は断られても元々でアプローチします。
そこで電話のかけ方ですが心がけることは元気よく、明るく、はっきり活舌よく話すことだと思います。
かって自分が消極的で、電話するのは嫌だなと思いながら電話すると100%訪問約束は取れませんでした。
電話では見えないだろうと思いがちですが声の調子などで相手に伝わってしまいます。
滑舌は「となりの客はよく柿食う客だ」は有名ですが、電話をかける前、セミナー講師として話す前に練習をしてください。
初めての人に電話するときは自分を名乗ることになりますが皆様はどのように名乗っていますか?
私とか仲間、先輩の電話のかけ方を参考にすると以下の様になるかと思います。
私は環境経営士の ○○と申します。
多分 環境経営士は知らないでしょうから 日本経営士会の資格で日本の企業中でも中小企業に環境CSR経営を普及させるための専門の資格です。
更に説明する必要があれば、昔ほど日本経営士会は有名でなくなっていますから、中小企業診断士の様な民間の経営コンサルト団体です。と話せばほぼ納得されます。
更に説明したかったら、かって通商産業省(現経済産業省)は経営コンサルト団体と経営コンサルタント資格を優良なもののみを選別する必要から、(公社)全日本能率連盟を設立しましたが、日本経営士会、経営士、環境経営士はこの連盟に登録許可を受けています。なお経営士、環境経営士ともの商標登録されています。
更に先輩から聞いた話ですが、昭和20年代後半に時の通商産業省が中小企業診断士制度構築しました。
これにかかわった人達は経営士(戦前から戦後にかけての著名能率屋、大学の経営学の教授など多くが経営士でした)だそうです。
ここまで話をする必要もないでしょうが、日本経営士会とか経営士について知っておいてもよろしいかと思い付け加えました。
この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境CSRニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。
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