一般社団法人日本経営士会はSDGsの基礎にもなる「環境CSR経営」の普及支援を行っています。環境経営士が支援を行います。

中小企業に役立つ情報、環境CSR経営、経営改善手法、補助金、日本経営士会の御案内、経営コンサルタント・経営士の活動など

「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ⑰

2023-02-13 15:40:00 | SDGs・CSR・環境経営

「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ⑰

7月に開催した環境経営士対象フォローアップセミナーのテーマは「カーボンニュートラル

CNに向けた日本の政策」副題として2050CN実現に向けた金融施策-TCFD-トランジション・

ファイナンスでした。講師は国の政策立案者の講演からです。

環境経営士Ⓡのホームページは「環境経営士」で検索をお願いします。

又はhttps://www.compact-eco.com/ で検索をお願いします。

 

グリーン投資ガイダンス2.0の概要(1)

TCFD提言に基づく開示は質量ともに進展しつつある。今後さらにグリーン投資を促進していくため、

初版公表以降の重要な進展を反映し、投資家等が開示情報を読み解く際の視点について解説。また

重要なトピックを新たに「補論」として解説。

投資家等の視点に対する企業側の理解が深まり、更なる開示につながることも期待。

基本的な考え方

企業価値向上につながる建設的な対話(エンゲージメント)の促進

気候変動に関するリスクと機会の把握及び評価

脱炭素化に向けたイノベーションの促進と適切な資金循環の仕組み

の構築

ガイダンスの構成

本論 開示情報の評価・利活用について、4つの観点から解説。改訂にあたり、初版公表以降の重要な

進展を反映。

補論

投資家が開示情報を理解するにあたり重要と思われるトピック、イニシアティブについて解説。

「環境と成長の好循環」の実現を目指す

・社会的課題の進展

カーボンニュートラルの達成が多くの国、企業の目標となりつつあり、その達成には、大規模な移行

(トランジション)、大幅な技術進歩(イノベーション)が必要となることを受けて、エンゲージメントの

重要性が一層高まっている。

・金融行動の進展

間接金融を含む投資家等の投融資ポートフォリオの排出削減を掲げる動きが活発化する中で、長期にわたる

エンゲージメントを通じて、投融資先の気候変動対応を促すことが求められる。

・開示の進展

コーポレートガバナンス・コードの改訂などによる開示企業の急増や、インターナル・カーボンプライシングの

活用、Scope3の重要性の高まりなどを通じた開示内容の進展に伴い、投資家等は企業活動に対する重要性

(マテリアリティ)の考慮も求められる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿