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「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ①

2022-09-03 14:50:28 | SDGs・CSR・環境経営

「カーボンニュートラルCN・TCFDとトランジション・ファイナンス」シリーズ①

7月に開催した環境経営士対象フォローアップセミナーのテーマは「カーボンニュートラル

CNに向けた日本の政策」副題として2050CN実現に向けた金融施策-TCFD-トランジション・

ファイナンスでした。講師は国の政策立案者の講演からです。

環境経営士Ⓡのホームページは「環境経営士」で検索をお願いします。

又はhttps://www.compact-eco.com/ で検索をお願いします。

 

カーボンニュートラルとは

GIO「日本の温室効果ガス排出量データ」より作成

⚫ カーボンニュートラルとは、「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」こと。

  • 「排出を全体としてゼロにする」とは、排出量から吸収量を差し引いた、合計がゼロと

なる(ため、いわゆるネットゼロ、実質ゼロと同じ)状態です。

  • 「温室効果ガス」の対象は、CO2だけでなく、メタンなど全ての温室効果ガス。

 

2019年排出量は12.12億トンその他のGHGエネルギー起源CO2を

2050年排出+除去で実質0トンとする。

日本のGHG排出量

エネルギー起源CO2, 10.3億t-CO2

非エネルギー起源CO2, 0.8億t-CO2

メタン, 0.3億t-CO2 一酸化窒素, 0.2億t-CO2  代替フロン等4ガス,0.6億t-CO2

 

日本の2050年カーボンニュートラルに向けたイメージ

2050年カーボンニュートラルと整合的で、野心的な目標として、温室効果ガス排出量を、

2030年度に2013年度から46%削減することを目指す。さらに、50%の高みに向け、

挑戦を続けていく。

令和3年4月22日に第45回地球温暖化対策推進本部にて前菅総理大臣より表明された。

新たな目標

2030年度▲46% (2013年度比)(50%の高みに向け、挑戦を続ける)

2050年 カーボンニュートラル

 

日本の実際の排出量

2020年度の我が国の温室効果ガス総排出量(速報値)は11.49億トンであり、

2013年度以降7年連続で減少しており、2013年度比で18.4%減。

部門別CO2排出量の変

2013年度 から  2020年度には下記でした。

産業 4.63億トン → 3.53億トン(▲21.7%)

運輸 2.24億トン → 1.85億トン(▲23.7%)

業務その他 2.38億トン → 1.84億トン(▲17.6%)

家庭 2.08億トン → 1.67億トン(▲22.4%)



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