今回のテーマ: SDGsの国の施策は NO2
前回の環境CSRニュースではSDGs(持続可能な開発目標)は17の目標と169のターゲットがあり、この目標に向かって2030年までに参加国149か国がチャレンジすることになります。とNO1ではお伝えしました。日本は順位では18位です。
日本政府はこの目標に向かって内閣府が推進本部を担い、外務省、環境省、経済産業省、厚生労働省、文部科学省、農林水産省など関係省庁がそれぞれの分野で個別の政策を今後出していきます。
◎SDGsのビジョン
個別の政策を打ち出す前に日本政府がSDGs(持続可能な開発目標)のビジョンをつくりました。即ち、「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」(“誰一人取り残さない“がSDGsの根本の考え方です)がビジョンです。
◎SDGsの5Pとは
又SDGs(持続可能な開発目標)には基本になる5つのPがあります。即ち
People,(人間)Planet,(地球)Prosperity,(繁栄)Peace,(平和)Partnership(連携)この5PはSDGs(持続可能な開発目標)の目指す方向が読み取られます。
日本政府はSDGs(持続可能な開発目標)のゴールに向かって、内閣府では推進本部を昨年立ち上げたばかりでこれから目標達成に向けて種々の政策が出てきます。環境経営士としてマークをしてください。
◎SDGs目標に向かって最近の決定事項は
最近まで決められたことは下記ことがあげられます。
① ジャパンSDGs(持続可能な開発目標)アワードの創設
② 今年の骨太方針にSDGs(持続可能な開発目標)の方針が盛り込まれる
③ 働き方改革、地方自治体の取り組みにSDGs(持続可能な開発目標)の考えを入れ
る
④ 民間セクター(企業のこと)ステークホルダーミーティング(既に昨年3回実施され
150人が参加し、今年も近々に開催さるとのこと、環境省係官談)を開催し環境側面
を中心に企業などへSDGs(持続可能な開発目標)の先進事例を共有
◎SDGs内閣府推進本部決定した事項は(平成28年12月22日 )
持続可能な開発目標(SDGs)を達成するための具体的施策表で示しています。
少し大きい表ですが参考になります。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sdgs/dai2/siryou2.pdf
◎SDGsの目標と日本経営士会が構築したCES、CCSRと重なる目標が多い。
SDGsの目標17の内 日本経営士会が構築している中小企業向け環境マネジメントシステム:コンパクトエコシステム略称CES,コンパクトCSRシステム略称CCSRの2つのシステムのガイドラインに重なる重なる箇所が多く見られます。
SDGsを会社の理念、方針に据えようとお考えの企業の方は是非
下記のホームページを御参照下さい。
この記事は(一社)日本経営士会発行の「環境ニュース」で配信した記事の一部です。
日本経営士会 環境CSRのホームページはこちらへ。
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