母のこと（１）

昨年末、
母が体調を崩して（持病の心房細動が悪化して）
入院することになったのだけれど
１週間ほど治療に専念したら
病院から「もう帰れますよ」って、言われました。


そのころ、
かあかが二人目の出産を控えていて
かあかが
実家に帰らず「ここで産みたい。」と言うので

私は、
必要最小限の仕事だけをしに行き、
あとは
チーちゃんと出産後のかあかの世話をするべく
準備を進めていました。


そんなところに
入院によって、歩行もできなくなった高齢の母が
退院してきても・・・・

退院してきたときのことを想像して
一人パニックに陥っていたのでした。


それでも、世間は今
私のように高齢の家族を抱えている者にとって
ありがたい相談窓口や
専門のケアマネさんが沢山いることがわかりました。

そんな皆さんの紹介もあって、
母は今、
家に帰るために
必要なリハビリをしてくださる
介護老人保健施設で過ごしています。



私が仕事を辞めるころ、
そして、気候が暖かくなったころ
母は、家に帰ってきます。


寝たきりだったのが、
車いすの生活になって
歩行の訓練をはじめて
手押し車で少しだけ歩けるようにもなって
もうすぐ９３歳になる母だけれど
まだまだ、十分「生きようとする力」はあるなあ・・・
と、感心しています。