園児たちのかわいらしいつぶやきや
まだ単語をうまく操れない頃のおかしな発言や
お母さんや先生とのやり取りを
「口頭詩(こうとうし)」と言うのだけれど、
認知症の母のおかしな発言は
なんというのだろうか?
(1)夜中に突然大きな声で私を呼んで、
そして一言
「今夜はおしかけはいくらすればいい?」
(「おしかけ」とは、お米を洗うこと。)
(2)デイサービスの迎えを待っていたら
ベッドでちょっとウトウトしてしまったみたい。
突然起きたと思ったら
「今何時? 学校へは何時までに行くんだっけ?」
(3)これもまた、夜中に大きな声で起こされて
慌てて行ってみると
「今日はわし、パーマかけに行くでね。」
(4)朝食のあと、いつもの薬を飲むとき、
先にコップの水を飲んじゃって
もう、コップに水がありません。
「ばあちゃん、これはお薬を飲むお水だったんだよ。」
「あれ、そうかい。
わし、お薬っつうものを、飲んだことがないもんでね。」
(5)ベッドに座って、庭にいる私を手招きします。
「どうした?」
「おなかが痛いんだよ。」
「あれっ、うんちかな? ちょっと待ってて。トイレに行くかね?」
「いんね、そうじゃあないの。わし、赤ちゃんが生まれるの。」
「えっ???」
「かあさん、知らなんだ?」
「うん、知らなんだよ。それじゃあ、お産婆さんを呼んだほうがいいね。」
「ああ、そうしておくれ。」
純真無垢な幼児たちの「口頭詩」と、同列に考えてはいけないのかもしれませんが・・・・・
母の発する言葉も、十分に「迷言」です。
まだ単語をうまく操れない頃のおかしな発言や
お母さんや先生とのやり取りを
「口頭詩(こうとうし)」と言うのだけれど、
認知症の母のおかしな発言は
なんというのだろうか?
(1)夜中に突然大きな声で私を呼んで、
そして一言
「今夜はおしかけはいくらすればいい?」
(「おしかけ」とは、お米を洗うこと。)
(2)デイサービスの迎えを待っていたら
ベッドでちょっとウトウトしてしまったみたい。
突然起きたと思ったら
「今何時? 学校へは何時までに行くんだっけ?」
(3)これもまた、夜中に大きな声で起こされて
慌てて行ってみると
「今日はわし、パーマかけに行くでね。」
(4)朝食のあと、いつもの薬を飲むとき、
先にコップの水を飲んじゃって
もう、コップに水がありません。
「ばあちゃん、これはお薬を飲むお水だったんだよ。」
「あれ、そうかい。
わし、お薬っつうものを、飲んだことがないもんでね。」
(5)ベッドに座って、庭にいる私を手招きします。
「どうした?」
「おなかが痛いんだよ。」
「あれっ、うんちかな? ちょっと待ってて。トイレに行くかね?」
「いんね、そうじゃあないの。わし、赤ちゃんが生まれるの。」
「えっ???」
「かあさん、知らなんだ?」
「うん、知らなんだよ。それじゃあ、お産婆さんを呼んだほうがいいね。」
「ああ、そうしておくれ。」
純真無垢な幼児たちの「口頭詩」と、同列に考えてはいけないのかもしれませんが・・・・・
母の発する言葉も、十分に「迷言」です。