久しぶりに、母に会いに行ってきました。
3月は、「身元引受人のみ面会許可」と言われて、
なんとなく、施設職員の皆さんの緊張感が伝わってきたので、
こちらから遠慮して面会を控えていましたが、
感染が拡大し、全国一斉に緊急事態宣言が出されたことで、
4月1日付で、一切の面会が禁止になりました。
先月下旬、身元引受人のみの面会が許可されて、
さらに今日、「伊那保健所管内」の親族なら面会しても良い
との連絡がありました。
実に3か月ぶりに会う母でした。
5月の初旬、母は95歳の誕生日を迎えていて
会えないことは承知で、
孫たちと曾孫たちの写真を載せた手紙を届けに行ってきました。
今日、
母は私を「娘」と認識したかどうかわかりませんが、
「あれっ、よく来たね。久しぶりじゃん。元気だった?」
と言ってくれました。
いつものように穏やかで、元気そうで
本当に安心しました。
この新型ウイルス感染拡大で大変な時期、
つくづく、施設に預けられてよかったな、と
施設の職員の皆さんには、感謝しかありません。
娘の職場もそうですが、
福祉施設に勤務する者は、
自身も身内(家族)も、
1、仕事を含めた用事で県外に出た者がいれば、職場に報告の義務あり。
2、県外から自家に来た者がいれば、職場に報告の義務あり。
3、もちろん、本人は不要不急でない限り県外に出ることは禁止。
という状況での、息が詰まるような勤務になっています。
若い職員は、どこにも遊びに行けずストレスが溜まるかもしれません。
娘や家族に迷惑かけないように、
緊急事態宣言が解除になっても、
私たち家族も、節制した生活を送らなければいけないなあ、と感じました。
母の部屋に飾ってありました。
端午の節句を前に作ったのでしょう。