今日は私の定期検診の日
母が家にいるので、
病院に行っている間だけ
姉に来てもらい、母を見てもらう。
家に帰ってみると、
宮本のお母さんが見えていた。
父の生まれた家のお嫁さん。
私たちの仲人。
お嫁さんと言ったって、もうすぐ80歳。
旦那さん(私の従兄)は、もう15年も前に亡くなっている。
舅たちよりも、旦那さんのほうが早くなくなって
お母さんは苦労された。
息子は、自分の父の喪主を務め、
祖父母の喪主も務め
彼も大変苦労している。
そんなお母さんは、
うちの母が頼りで、
よく、話をしに来ていた。
その母が、もう、
こんなになってしまった。
「ああ、顔を見ることが出来てよかった。」
お母さんはそういって
嬉しそうに母の手を握り、さすっていた。
「宮本のお母さん」だということはわかったようで
そんな話をしていたけれど、
お母さんが帰ってから、
「今日、誰か来ていたよねえ。誰が来てた?」
と、私が聞くと、
「???。A子(次姉)だったかなあ・・?」と、
もう、5分前話をしていた宮本のお母さんのことを忘れてしまっていた。
それでも、
「なんだか、ごしたい(疲れた)よ。」と言う。
「どうして、ごしたいんだろうねえ。」
「ああ、人がくりゃあ、何にもしなくてもごしたいよ。」
誰が来たかを覚えていなくても
「人が来た」ということは、体が覚えているようです。
母が家にいるので、
病院に行っている間だけ
姉に来てもらい、母を見てもらう。
家に帰ってみると、
宮本のお母さんが見えていた。
父の生まれた家のお嫁さん。
私たちの仲人。
お嫁さんと言ったって、もうすぐ80歳。
旦那さん(私の従兄)は、もう15年も前に亡くなっている。
舅たちよりも、旦那さんのほうが早くなくなって
お母さんは苦労された。
息子は、自分の父の喪主を務め、
祖父母の喪主も務め
彼も大変苦労している。
そんなお母さんは、
うちの母が頼りで、
よく、話をしに来ていた。
その母が、もう、
こんなになってしまった。
「ああ、顔を見ることが出来てよかった。」
お母さんはそういって
嬉しそうに母の手を握り、さすっていた。
「宮本のお母さん」だということはわかったようで
そんな話をしていたけれど、
お母さんが帰ってから、
「今日、誰か来ていたよねえ。誰が来てた?」
と、私が聞くと、
「???。A子(次姉)だったかなあ・・?」と、
もう、5分前話をしていた宮本のお母さんのことを忘れてしまっていた。
それでも、
「なんだか、ごしたい(疲れた)よ。」と言う。
「どうして、ごしたいんだろうねえ。」
「ああ、人がくりゃあ、何にもしなくてもごしたいよ。」
誰が来たかを覚えていなくても
「人が来た」ということは、体が覚えているようです。