明け方まで降っていた雨がやんで、
急に空がパ~っと晴れてきた。
夏の空だ!
ようやく「本当の」梅雨明けになりそうだ。
6月27日、
信州では例年より20日ほども早く「梅雨明け宣言」したけれど、
畑のタチアオイの花は、まだ中間ほどまでしか花を咲かせておらず、
こころなしか、困った表情に見えた。
昔から、
雨降りの毎日を鬱陶しく思っていた住民の「梅雨明け」の目安は、
「タチアオイがてっぺんまで咲いたら」梅雨明け、だった。
今年の早すぎる「梅雨明け宣言」は、
昔からの言い伝えを信じている私にとっては、
戸惑い以外の何物でもない。
でも、案の定、あの梅雨明け宣言から、戻り梅雨の毎日。
今、畑のタチアオイは、
ようやくてっぺんまで花が咲いた。
さあ、いよいよ「梅雨明け!」だ。
自然界の生き物たち(植物・動物・昆虫たちなど)のほうが
気象学よりも、よほど地球のことをよく知っている、
と言うことなのかもしれない。
今日の青空は、
そんな自分を納得させてくれる空だった。