今も昔も、
保育園のプール開きは7月1日だけれど、
20年くらい前は、
プール開きをしても、
まだまだ寒いし、梅雨真っただ中だし、で
プールに入れるのは、
7月20日過ぎがやっとだった、ような気がします。
プールの水温と気温を足して、50℃を超えないと入れない、
という決まりがあって、
信州の田舎の保育園は、そのプールの水が冷たくて、
(温水を足して入れるなんて、とんでもない、という時代だから)
中々水遊びが出来ませんでした。
でもまあ、水遊びをしたい、というような気分の暑さになるのは
8月の声が聞こえそう、という頃だったから、
それも仕方がない、とあきらめてもいました。
梅雨が早く開けて、好天が続いた年の子どもたちは、
プールあそびがしっかりできるから、
年長さんのうちに、ほとんどの子どもたちが
しっかり4~5メートルは潜水で泳げていました。
でも、梅雨が長引いて、夏が寒くて、という年を過ごした子供たちは
それが出来ていないから、
小学校の先生方に、「今年はプールが大変で・・・・」
と、よく嘆かれました。
そんな運・不運がありました。
ここ20年の変化は恐ろしいようでもあります。
特にここ数年は、早くから暑くなり、
水温+気温=50℃、なんて計算しなくても
気温はすでに30℃以上、水温だってとっくに20度を超えていて
こんな調子で、年々気温が上昇していくと
いったい地球はどうなってしまうんでしょう?
もう、昔のようには戻れないんでしょうか?