ロウソクの火が消えたのでは無く、ロウソク自体が消えたのです。
昨日、仕事から帰ると、母が奇妙な事をいい始めた。
蠟燭の台がロウで汚れてきたので、洗って仏壇に戻し5号のロウソクを新たに立てた。小さなサイズでは無い。
ちょっと時間を空けてお線香をあげようと仏壇の部屋に戻るとロウソクが消えていたという。
辺りを探しても転がっていない。
仏壇と言ってもまだ葬儀を終えて一週間も経っていない、当然四十九日前 . . . 本文を読む
無惨な事件が多い昨今……
秋葉原での無差別殺人事件など、目を覆いたくなる事件が連日報道されている。
では、このような事件は、現代だから起きているのだろうか?
そうとも言えない………
昭和13年5月21日 21歳の青年が30人を殺した事件がある。
彼は、「どうせ肺病で死ぬんじゃから、阿部定以上のどえらいことをしてやる」と言い、この事件を計画する。
阿部定事件があったのはこの事件の . . . 本文を読む
私の経験です。
昭和64年(平成元年)8月の事だった。
私はは、当時旅行会社の社員で4年目を迎えていた。
私のお客様のおばぁちゃんから同窓会の相談があった。 と言ってもお客様達は、70歳は既に越えていて、そのメンバーは全国に散らばっているため、ある都市に集合し、そこから2泊3日の行程にしたいという。
当時の女学生であるから、いいとこのお嬢様ばかりのようだ。 現在の常盤木学園高等学校の前身 . . . 本文を読む
前回の話しの女性が、ガイドの仕事で、ある温泉旅館に宿泊した時のことでした。
彼女は、風呂や夕食を済ませ、部屋に戻り明日のコースの案内を勉強していた。
夜も更け、明日の出発も早いので床に着くことにした。
しばらくして、 『ガサガサ・ガサガサ』と紙の音に気づいた。
おかしいな~
勉強道具は片付けたし……何も無いはず?
すると、私の左手を引っ張る人が居るのです。
目を開け、その様子を見ると、着 . . . 本文を読む
もう随分昔の話です。
私が旅行会社に居た時のことです。
営業を担当していた私は自分のお客さんを連れて鎌倉へ行きました・・・・・・
ドライバーさんに寸志を渡したら、 『添乗員さん 良かったら宴会が終わったら、一杯飲みませんか』 と言われ
私は、断る理由も無く・・「いいですよ宴会が終わりましたら電話します」と言って伺う約束をした。
宴会が終わり私はドライバーさんの部屋に電話をし部屋にお邪魔しました . . . 本文を読む