定義如来五重塔
母の目玉 遠野昔話から・・・・
昔、あったづもな・・・
あるところにとても仲のよい夫婦があったど。
ある時、がが様がさっとした風邪がもとでぼっくり死に、旦那殿ァ三度の飯も喉さ通らなくなったど。
ある晩、その家に若い娘が訪ねて来たど。
食う物も着せるものも無いからと断ったが「軒の下でもいいから」というので、気の . . . 本文を読む
謎の子守唄
昔、あったど。
あるところに、旅僧(たびそう)がいて人の家の門さ立っては、
「ニャーニャモニャ、カニャモニャ。 ニャーニャモニャ、カニャモニャ。
カランカラン。 ニャーニャモニャ、カニャモニャ。
ニャーニャモニャ、カニャモニャ。カランカラン。」って拝んで歩いてたんだと。
ある秋の日、拝んで歩いているうちにとっぷりと日が暮れてしまったんだと。
旅僧は、「ああ~日が暮れてしまった~ . . . 本文を読む
むかしむかし、あったど・・・
一人息子さ、嫁(よめご)もらったれば、その嫁ごは働きはいいんだげんとも、顔色が日増しに青くなるんだど。
それで、お姑さんが心配して・・・
「嫁ごや嫁ご、おめぇ、どごが悪いのか? 顔色悪いげんとも・・・。」
って言ったれば、
「おがさん(お母さん)。おれ、屁出でぇの我慢すてっから、こうなったんだおん」って言うんだど。
そしたら、おがさんは、「屁なんていとやすいごった . . . 本文を読む
先日の日枝神社の境内から見えたので行って見ました。
中央には大きな欅の木が・・・かなり古いです。説明板を見て来ませんでした。
旧金成小学校校舎(県指定文化財)に文化財資料を集め、町の成り立ちと、郷土史、文化財を学習する場所として活躍してます。
新しくカテゴリーを増やしました。「宮城の昔話」です。
第1回は、「たくあんでお湯をさましたばがむご」です。
方言がわからない時は、ご質問下さい。 ばが . . . 本文を読む
昔々・・・山間にお爺さんとお婆さんが住んでいました。
ある日のことです・・・一人の青年が旅をしていましたが、日が暮れてしまい一夜の宿を求めて来ました。
「トントン・・・トントン」
『あれ、今頃だれですかね~ お爺さん』
『どれどれ見て来よう』
お爺さんは、土間の戸を開けに立ち上がりました。
「こんばんは、日が暮れてしまい道に迷いました。
今夜泊めて頂くわけにはいかないでしょうか。 . . . 本文を読む