須川邦彦という人の「無人島に生きる16人」という本があります。
明治生まれの著者が先生から聞いた遭難譚、なんと実話だそうです。
16人のおじさんたちは遭難しても気持ちはちっとも負けないで、勉強する時間割を作ったり亀牧場を作ったりと、ドタバタ生活して最後には救助されます。青空文庫などで無料で読めるようになっているのでぜひ一度お読みください。
おじさんたちの前向きなところ、どんな冒険小説にも負けない面白さで大好きな本ですが、私が本当に驚くのはこの本で使われている言葉の力強さです。
すべての言葉に信念が意思がきちんと宿っている。
そうでした、昔、言葉はそういうものだったのでした。
それには言霊という名前もあったのでした。
戦争に負けて今のようになったどこかの時点で、今の私たちの社会が苦しんでいる病の芽が生まれたのではないでしょうか。
「言葉の空洞化」という病。
その症状が一番強く現れているのは政治と教育の場だと思います。
明治生まれの著者が先生から聞いた遭難譚、なんと実話だそうです。
16人のおじさんたちは遭難しても気持ちはちっとも負けないで、勉強する時間割を作ったり亀牧場を作ったりと、ドタバタ生活して最後には救助されます。青空文庫などで無料で読めるようになっているのでぜひ一度お読みください。
おじさんたちの前向きなところ、どんな冒険小説にも負けない面白さで大好きな本ですが、私が本当に驚くのはこの本で使われている言葉の力強さです。
すべての言葉に信念が意思がきちんと宿っている。
そうでした、昔、言葉はそういうものだったのでした。
それには言霊という名前もあったのでした。
戦争に負けて今のようになったどこかの時点で、今の私たちの社会が苦しんでいる病の芽が生まれたのではないでしょうか。
「言葉の空洞化」という病。
その症状が一番強く現れているのは政治と教育の場だと思います。
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