習う

思い出せる限りずっと、乗り方を練習してる

ただただやっているので

なんのために、とか

聞かれても答えられない

趣味でもないし

仕事でも

生きがいでも

修行でもないし

あ、修行、ではあるかも？


サーフィンや自転車や綱渡りのように

生きることは

自分で

生きることによってしか体得できない

大事なのは

からだのかんじ

そしてバランス

リラックスして集中

口元に笑み

そして

でこぼこや波もないとね。

スーパーパワー

なんであの人はああなんだろう？

汲めども尽きぬ泉みたいに、輝きと喜びと高速回転のパワーであふれている。

そんな人がたまにいるよね？

ほんとはそういう人がどのコミュニティにもいるといいんだけど。

キミコさんはその疲れを知れないエネルギーを「スーパーパワー」と言った。
（けど、私から見たらキミコさんも同類）

何が違うのかな。

無駄なことに一切エネルギーを使っていない。

自分がやるべきこと、進む方向に迷いがない。

自分の、自我の課題をクリアしている。

利他と自分の喜びが同じ方を向いている。

単純で、強い。

屈託がない。

動きが早い。

楽しんでいる。

（そして可愛い）

あ、そんな人になろうとしてなるもんではありませんよ。

そんな人が近くにいたらラッキー。

小型太陽みたいなものだもの。

曇りの日でも明るい。

実にありがたい。

４月

うっとりするような春半ばの緑の気配と鳥の鳴き声が裏山から漂ってくる。

今日は仕事もなし。家事も適当。
ひとりでパイナップルを食べている。

もうちょっとちゃんとしたらどうだと、自分を責めたい衝動がやめたはずの癖みたいに心の遠くで湧き上がるけど。

ただ、ゆっくりとしあわせでいよう。

誰にも頼まず、しっかり自分で自分を満たそう。

そうする方がね、人の迷惑にもならず、結果的に人のためにいることもできるみたい。

あ、りすが来た。

（見つけられる？木の股のところ、シッポが上だよ）

私が投げたバナナ食べればいいのに。

ほんとはエサをあげてはいけません。

成就

まだ何もかも途中で相変わらずばたばたと暮らしているんだけど。

先週ただ普通に家へ帰る途中に、ふと納得した。
自分と自分に見えるもの全部、これでいいな、と。

私が思うというよりは、それがぽんと降ってきた。

私がどうなるか家族がどうなるか、世界がどうなるか国がどうなるか。

全てが移ろい流れていくんだから、終わりも結論もない。

こんな風なんだな。

それは、いいな、と。

帰り道

おととい、ただの普通の帰り道で

ジョウジュした、と浮かんだ

成就した

なにが

多分この生が

なにもかも途中だけれど

そうだ

全ては流れているんだから

終わりがあるとすれば

それは途中

それとも帰還、帰り道

食べにくい骨、と言ったものさえ

痛みですら

彩りや味わいだとわかった

これが終わり

なにかの終わりで完成

おめでとう

ありがとう